jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

今年もラストが・・・・・・・

2015-12-30 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

 

 

2015年もいよいよ去ろうとしています。

この一年間、中身の薄さにも拘らず訪問して頂きありがとうございます。

 

今年を振り返ると後半、妙な達成感が・・・・・・

それはリフォームの準備から完成までここ2、3年殆どほったらかし状態の庭木の枝打ち、剪定を年内に終えた事。大中合せて60数本、9月末から始め、一昨日、ほぼ完了しました。電動のチェーンソウ、ノコギリ、バリカン等の工具のお陰です。切った枝葉の始末に思いの外、時間を取られました。

そのため、ずっと遠出が出来ずカミさんからはブーイング攻めです。

ま、どうでもいいことですが ・・・・・・・・

 

 

愛車、AVENGERが9年目に入ります。まだまだ元気ですし、珍しいアメ車なのでしょうか、いまだに「オヤ?」といった視線を受けます。

 

 

 

今年、ちょっと残念だったのは、ゴルフで85を切れなかった事です。先日、最後のラウンドは49・47の96でした。

スタート時間の15分前に到着するチョンボを犯し、屈伸運動する間もなくスタート。

でも、これが本当の実力なのでしょう。

 

 

では、みなさん、良いお年をお迎えください。

 


オッ! B・EVANSが ・・・・・  GOLDEN MOMENTS / TONY SCOTT

2015-12-26 | ジャズ・その他sax等

 

 

こんな一枚が出てきた。右上にPROMOTION COPYとプレス印が。

 

当時、エヴァンスのボスだったT・スコットがプライベート録音した音源をMUSEから、1982年にリリースしたブツ。1959年8月1日と8日にNYのクラブ‘SHOWPLACE’でのライブ。

 

リーダーのスコットには申し訳ないが、モダン・ファンの目がいくのは、やはりリズム・セクション。

MUSE側(多分、スコット自身も)もその辺りよく承知して、いきなりエヴァンス・トリオで‘Like Someone In Love’からスタート。途中、一瞬音が途切れ「ヤバイ」と思うが、後はそうしたアクシデントはなく音も心配するほど悪くない。

 

収録曲は、

A面が‘Like Someone In Love’、‘Walkin'’、‘I Can't Get Started’、

B面が‘Free And Easy Blues’、‘My Melancholy Baby’

 

 

それにしても観客のうるさい事!今では「天下のエヴァンス様」だが、当時、ここにいる人達にとっては「誰?それ」てな感じですね。

 

騒がしさと無関心さに業を煮やしたエヴァンスが「お前ら、いい加減にしろ!」とばかり鍵盤を叩きつけ、どやすハプニングもあり妙な臨場感が漂っている。通常は「ボツ」だが、スコット?の粋な計らいか。

全体に緊張感はなく、50年代の大らかさに包まれている。

 

 

本作は既にリーダー作を2枚リリースし、あの‘KIND OF BLUE’にも参加しているにも拘らず書生気質のエヴァンスと、異質と思われるラロカとの組合せが貴重か。

 

なお、続編‘I'LL REMEMBER’もありますが未聴です。 

 

 


PEACE TREATY / NATHAN DAVIS

2015-12-20 | ジャズ・ts

 

 

レコードを整理していたら出てきた一枚。随分前に手に入れ、忘れていたワケではありませんがほとんど聴かなかった。

 

部屋を片付けながらBGMに、とターンテーブルに乗せると、やけに威勢のいい演奏が飛び出し、音圧も高いのでオイオイとボリュームを絞りながらカヴァを見るとフロントがts、tp、bsの3管。

N・ディビス(ts)、W・ショー(tp)は憶えていましたが、bsまでは。

 

モロ・ハード・バップですが、ちょっと違う感覚と音質からして70年代以降の作品か、と思いきや何と1965年!しかもMONO盤。

自分の耳もとうとうヘタったか。

 

ライナー・ノーツはフランス語なので詳細はよう分かりませんが、W・ショーが渡欧中、フランスでレコーディングされたものですね。

 

パーソネルは、

NATHAN DAVIS(ts、ss)、WOODY SHAW(tp)、JEAN-LOUIS CHAUTEMPS(bs)、RENE URTREGER(p)、JIMMY WOODE(b)、KENNY CLARKE(ds)

 

もともと、ショー狙いでGetした一枚、1965年なので当時は21歳位ですね。

まだ、線は細いけれど伸びやかで張りのあるプレイはなかなかのもの。

 

それにしても、エネルギッシュな演奏です。ついつい一枚通しで聴いてしまいました。曲の演奏時間も3管しては短めでダレル所もなくビシッと決まっている。

モンクの‘Ruby My Dear’ではプレステージ後期のコルトレーンを気持良く演ずるディビスが微笑ましい?

 

それにリズム・セクション、特にルネのpは相変わらずセンスが良いし、ウッドのねちっこいbもGooですね。そうそう、JEANのbsもよく歌っています。

 

とにかく、あっけらかんとしたハードバップ盤です。音も強烈!

 

なお、所有盤はブートですね。オリジナルは確か、カヴァがコーティングされていますから。

 

 


今年のラス前は・・・・・

2015-12-10 | ゴルフ

 

 

 

明日(11日)、中日C・C(画像)の予定でしたが、天気が崩れる予報でしたので、昨日、急遽、鈴鹿C・Cに変更。3コースの内、初めての西コースに。今年も後、2戦です。

 

INの10番からスタート。309Yと短いけど左ドッグ・レッグで狭い感じが。5Wを取り出したが、そんな弱気はアカンと、ドライバーに持ち替えた。当たりが薄く、残り130Y(やや打ち上げ)を9Iで。幸先よくパー。

12番(370Y)、リキんだティ・ショットはテンプラ気味で右サイドのラフへ。残り200Y、ボールは浮いているけれどライは前上がり左足下がり、アイアンでグリーン手前にと安全策を考えたけれど、それでは進歩がない、5Wでオンを狙った。ツー・オンしパー。

他のホールはピンチを凌ぎ、43で上がる。

 

OUT、あまりの陽気のせいで生中を、まだビールが胃の中で踊っている。いきなりトリプル。

ドライバーがテンプラ気味になり出したが、なんとか堪えてパーを2つ。残り2ホールになった所で、「ドライバーの時、スタンスが狭くなり、アップ・ライトになり過ぎている」と指摘された。

 

そうか、そうか、8番(359Y)、スタンスを広げ思いっ切りドライバーを振り抜くとドローが掛かり丘の向こうに消えた。打ち降し120Y、PWでは大きいと思い52°Wで。完璧の手応えを感じベタピンを描いたが、ナント、カラーにショート!でもここで気落ちしせず、寄せワンでパー。

 

さぁ、ラスト・ホール、460Yのロング、ドライバーの当たりは良かったが、やや右の左足下がりのラフ、残り220Y、3Wで勝負!力んだのでしょう、フックが掛かり、左の崖下に。三好の名物ホール、16番ほどではなく、樹もありませんがかなりの打ち上げで、ピンは見えません。目測で50Yですが56°Wで70Y打ち、ピンそば2mにつけた。

上りのストレートと思ったバーディ・パットはカップ直前で右に外れ、結局43。

 

トータルで86。85を切るチャンスがあっただけにチョッピリ残念。

ここ2戦、90台が続いていたのでヤレヤレです。

 

残りは1戦。

 

 


ALBERT AYLER / VOLUME 1, 2 、 棺桶まで ・・・・・

2015-12-03 | ジャズ・ts

 

 

 

元の会社のOB飲み会の前に「Days」に寄った。

 

気がつくと、マスターの手元に、この通称、「ラスト レコーディング」と言われるアイラーのシャンダール原盤、2枚が。手持ちはvol.1が国内盤で、2がシャンダール盤です。

 

 

勝手な思い込みかもしれないが、ここでアイラーのアルバムとは思いもよりませんでした。

久し振りに聴きたくなり、「かけますか」と問いかけたが、マスターはちらっと直前に入った客に視線をやり、ターン・テーブルには乗せなかった。多分、他に客が居なければかけるつもりだったのだろう。

 

 

 

 

           

 

 

 

翌日、たまたま家人がいなく、窓も防音対策をしてあるので十分な音量で。

 

十年以上聴いていなく耳の耐性を危惧しましたが、いやいや、リアルタイムで聴いた時と同じような深い感銘を改めて受けました。

そもそも、このアルバムは、アイラーの一部の作品に見られるラジカルさとは対極的な内容なので聴く前から構える必要はありませんけれど。

むしろ「ナチュラル」、「ヒューマン」といったアイラーの本質が素直に出ている。

 

アイラーは自分がしたいスタイルで演奏をしただけで、「アヴァンギャルド」、「フリー」ジャズを目指したワケではなく、時代がそうしたカテゴリーに無理やり押し込んだのだろう。そして、終生、誤解に曝された。

詰め掛けた聴衆の反応の方がよほど「アヴァンギャルド」だ。

 

ジャズ・ファンなら、避けて通れない、否、通ってはいけない一枚と思います。

 

少しずつレコードの整理を始めていますが、このVOLUME 1,2を手放す事はこれからも決してありません。