1969年11月24日、コペンハーゲンのJazzhus Montmartreで録音され、死後の1987年(左)、翌88年(右)にリリースされた作品。
全18曲(一枚9曲)、”Waltz For Debby"を始め、エヴァンスのヒット作・オン・パレード集といった選曲です。何か特殊な事情の元でのライブだったのでしょうか?
饒舌で、言い方は悪いけど何所となく「一丁上がり」の感がしないでもない。リリースなんて本人は毛頭、考えていないワケで、死後とは言え、ブートならいざ知らず歴としたレーベル(マイルストーン)からリリースされるとは、いやはや ・・・・・・・・・、男はつらいね、人気者の宿命です。
音源は全て集めるというディープなエヴァンス・ファン専用の2枚と思った方がいい。
それにしても第一集(左)のカヴァのお粗末さは酷過ぎます。
庭に出るとハナミズキが満開でした。
自発的な選曲か、何らかの要請に基づいたのか分かりませんが、後者の可能性が高く、「じゃぁ、演り方はオレの自由にさせてくれ」と、反発を(笑)・・・・・・・想像してます。
「ワルツ~」での意表を突く高速プレイ、また他の曲での無用なゴメスのロング・ソロ等々、全体にキメが荒い感じがします。
ただ、こちらの邪推かもしれませんので・・・・・