jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

SHURE M95 Bros. HE & ED ・・・・・・・DOIN' ALLRIGHT

2020-12-17 | お遊びオーディオ

 

新たにSHURE Ⅿ95シリーズのEDを入手、手持ちのHEとボディが同じでスタイラス・チップ(ムク針)の楕円形状がやや異なります。HEの音が気に入っているので、EDはどうなんだろう、どう違うのか、と好奇心が湧いたので。

 

 

スタイラスはイエローです。シェル、リード線は色々試した結果、アントレーとオルトフォンの6N、そしてセラミックスのスペーサーを挿入。

 

 

一方、HEもEDとほぼ同時に別入手したオルトフォンのシェル、LH4000に装着換えしました。リード線はそのままSAECの8Nタイプ。

 

 

LH4000、何の変哲もないシンプルな形状ですが、アルミの削り出しとステンレスの指掛け等々、造りはいいですね。

 

 

95HEは華やかさと繊細さがスケール感を損なうことなくバランスよく配分され、好きな音ですが、95EDはデリケートな表現より大らかさに重きを置いたサウンドで、これも魅力ある音です。また、モノラル盤を意外に上手く鳴らす特技も持っている。このM95 Bros.、優秀ですね。

 

そこで、D・ゴードンの”DOIN' ALLRIGHT”を、

私見では”ONE FLIGHT UP”が彼のBEST1ですが、好みの順ではデックスのレイド・バックなtsにどっぷり漬かれるこのアルバムが一番。

 

 

よほど気分良くレコーディング出来たのでしょう、マンハッタンの高層ビルをバックに破顔一笑。トレンチで極め「もうサイコーよ!」とご機嫌です。

 

 

B‐1、アフター・アワーズ的雰囲気と、アーシーさが程よくブレンドされた名曲”Society Red”が聴きものですが、やや千鳥足風情で時折ダーティに低音を響かせるA-3”For Regulars Only”も頗るいい。

御大の機嫌を損ねないよう気を使い、柔軟にfitさせるハバードのtpも聴き逃すわけにはいきません。攻め過ぎても引き過ぎても難しい役割、彼の適応力の高さが証明されている。

デックスの薬指の動きは「乗れよ」と誘っていますね、一緒にマンハッタン巡りを楽しみましょ。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿