jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

悩ましくも楽しい ・・・・・ CD再生

2020-02-16 | お遊びオーディオ

 

20年以上使っているCDプレイヤー・VRDS25X(ティアック)の調子がまた悪くなり、買い替えか、それとも、いっそのことCDを聴くのは止めようかとも考えたが、知人から修理屋さんを紹介してもらい直ってきました。幸運にもこの機種を熟知されており、三度目の入院も僅か二日間、しかも修理代は想定の半額以下で済みました。

早速、音出しを、前と同じ良い音が出てきて、一安心です。

そうなると、もっと良い音に、なんて欲が出てくる。CDプレイヤーの音質向上はアナログの様にカートリッジ周辺の見直し等と違い、選択肢が限られている。一番簡単なのが電源コード部分で、丁度、ネットでAETの電源プラグを見つけた。結構古く本体は松下電工(現在パナソニック)のホスピタル・グレードものにクライオ処理したモデル。新品同様で格安なのでGet.。

今、使用しているプラグも年季が入ったフルテックなので、ちょっとお遊びモードですね。

コードは癖が無く素直なSAECの6Nタイプ(これも古いです)。こんな感じです。

 

 

壁コン(パワー・ポート)からダイレクトではなく、一旦、このコードで電源タップ(クライオ処理コンセント)に落とし、PSオーディオのエントリー・クラスの電源コードを通してVRDS25Xへ。

 

 

ハイ・スピードと言うのでしょうか、躍動感あるいい音が飛び出してきました。別に所有しているクライオ処理のHUBBELLとはやや異なり、AETの方がメリハリが利いている。多分、処理の仕方(時間等々)が違うのでしょう。

高域が伸び、音の輪郭もUPしている。「シメシメ、大正解、大正解」と喜んでいましたが、何枚か聴くにつれ耳当りの強さが気になり始めた。

翌日、新旧プラグの対比ヒアリングを。

上段左から1曲ずつ”Where Are You?”、”Lover Man”、下段左から“When You Wish Upon a Star”、”Autumn Leaves”、”His Master’s Voice”の5曲を選んだ。レコードとダブっているけどCDは居眠りしても大丈夫な所がメリットですね。

 

 

意外にも3対1(イーブン・一つ)で旧・フルテックに軍配が上がりました。AETはマッチョで付帯音が少なく、フルテックはフォーカスが緩いけれど、音の響きが今の自分の好みに合っている。AETは出番が来るまで暫く休憩です。素質は良いですから。

なお、下の赤いTUNAMI GPXは別系統のパワー・アンプに繋いでいます。

 

 

ブレード、ねじ止め部分をクリーニングと接点復活剤でメンテすると更に音が良くなりました? プラシーボですね。ついでにカヴァ・プレートもアルミからステンレスに取り替えました。

 

気分を良くして、ちょっとややこしい1960年9月1日の音源を一つに纏めたCDを。

タイトル曲でのB・ミッチェル(tp)、街角の名もなき歌い手の心の内を映し出した畢生の名ソロにほろり。

 

 

中ジョッキー二杯分でこれだけ楽しめたら、言う事なしです。