ロゴを映し出すイルミネーション・ランプが切れていたので修理に出ていたMC7300が戻ってきた。
ヤッパー、これでなくっちゃマッキンの雰囲気が出ませんよね。
それはそれとして、4344mkⅡとの相性は悪くなかったのに、クレッセンドとの組合せは思いの外、良くありませんでした。
鳴らし込みである程度、解消できると踏んでいましたが、確信はなかった。
そこで、SPセレクターを用意してパワーアンプを今まで通りのカウンター・ポイント(M2)とMC7300に切り替えが出来る作戦に出た。
セレクターはラックスの普及モデル。ただ、このモデルはケーブルの差し込み口が挟み込み式で太いケーブルが入らないのが難ですが、結果次第で考えれば良しと。
ですから、SPケーブルもパワー・アンプからセレクターまでは、以前、試聴用で手に入れたベルデンのスタンダード・モデル、セレクターからクレッセンドまでは、今までずっと使っていたモニター・コブラ(ホント、古いなぁ~)で様子を見る事に。
こんな繋ぎ方ってタブーですが、ま、いいっか。
さぁ、準備万端、7300に火を・・・・・・・・・
アレレ・・・・・、ハイ上がりで腰高だった音の重心が下がっているぞ!
まだ、二日酔いのようなしまりのない音だが、まるで違う。だんだん、しまりのある音に・・・・・・・・・
何故だろう?イルミネーション・ランプを交換しただけで、回路の部品を変えたワケでも無いし・・・・・・
まさか、セレクターを通したからか?と思い、今度はカウンター・ポイントに切り替えたが、音に変化はなかったので、他の要因ですね。
キツネにつままれた感じで2、3時間が経ち、ハッと気が付いた。
大事なことを忘れていました。
実は、初めクレッセンドに繋いだ際、黒のラックに色が馴染まないと思い、ウォールナットのキャビネットから本体を外し、人工大理石のプレートにボディを直置きにしていた。というのは、キャビネットに付いている脚は、そのまま本体に付けられないのです。
でも、思いの外、サマにならないので、再度、キャビネットに戻してセットしたワケです。
要するに、アンプのセッティング方法でまるで違う音になったのですね。
1週間ほど鳴らし込めば、なんとかなりそうです。
後は、ケーブル等で追い込めば、かなりイイ線までいけるのでは。
ヤレヤレ、これで7300を手放さずに済みそうです。