日々感謝

~毎日の出来事・出会い・すべてに感謝。そんな医心堂です~

苦しい=楽しい

2022-06-22 15:57:00 | 日記
今日は私がランニングの師匠と仰ぐランニングチームSMASH代表の高橋武蔵さんとのパーソナルレッスンを受けるべく、長泉まで遠征。
朝8:30に家を出て東名でレッスン場所のウェルピア長泉に向かう。
正直、家を出るまで「何でわざわざ長泉まで行って苦しい想いをしなければいけないのだろう」という気持ちに毎回のようになるのだが帰るときには充実感に溢れて「長泉まで来て良かった〜」という気持ちにさせてもらえるトレーニングをしてくれる。

今日のメニューは1周460mのウォーキングコースを3周(1380m)を3分30秒/km〜3分40秒/kmのペースで6本、1本と1本の間のリカバリーは2分完全休養という内容。

できるような、できないような微妙な内容だが、最初からできる練習をしてもらっても長泉まで来た意味がないので、この匙加減の練習がいいようにも思う。

最初に一緒にアップジョギング
このアップとダウンのジョギングは質問コーナーになっていて走りながら色々と質問させて頂く楽しい時間。

最近、ずっと悩んでいるピッチが早くならないことに関して質問すると答えは「無理にピッチを速くしなくてもいい、せっかくストライド走法なのだから、その利点を活かして、そのまま走ればいいとのこと。
無理にピッチを早めようと意識してリズムやフォームが崩れてしまう方が良くないとの回答。
そして「ピッチを早めるより、ランニングに良い筋トレで筋肉をつけて自然にピッチが上がるようにした方が良い」ということだった。
この回答でピッチの呪縛から解放されそうである。

そして1380m×6本の本練習に入る。
武蔵さんがペースを作ってくれて、後ろをついていくだけであるが正直楽なペースではない。
1本目、2本目は3分36秒/kmのペース。
雨上がりで蒸し暑く、1本終わるごとに給水がないと厳しい。しかし武蔵さんは給水することなく涼しい顔をしている。

3本目からは更にペースアップ
3分32秒/km、1000mでなく1380mという距離がいやらしい。
3本目をクリアして内心「もう無理」と思ったが黙って4本目に突入。4本目を何とかクリアする。
「もう無理かもしれません」という言葉が喉まで出かけていたが5本目も頑張る。
さすがに残りの1本で「無理です」は言えず6本目に突入。
1周した辺りで武蔵さんが道を開けて、私に最後振り絞るように促す。
「えっ!まだ振り絞るの!」という気持ちだったが仕方なくペースアップする。

何とか6本目も走り終わる。6本目は3分30秒/kmを切っていたようだが、私としてはもうそれどころではなかった。

ゴールした後、胃から唾液が込み上げてきて固形物ではなかったが少量の唾液を吐いてしまった。こんなことは初めてである。
そこまで自分を追い込めたことは大きな収穫と自信になった。

今日もまた「長泉まで来て本当に良かった」という満足感で終われた。

「苦しい」は「超楽しい」に変わることができるのである。

そして本練習の後はいつものサーキットトレーニング。



いつもはそれほど苦に感じないサーキットトレーニングであるが、さすがにハードトレーニングの後のサーキットトレーニングはキツい。しばらくの休憩時間をもらってから実行。

そしてダウンジョグは食事量の話。
私は一般男性より量を食べる方だと思っていたが武蔵さんの1食のご飯の量は1合半、パスタだと3束と聞いてビックリ‼︎

食べてリカバリーをしっかりすることもトレーニングだと言われ、胃腸の強さもランナーに必要な要素なんだと再認識。

一流ランナーとの会話は底なしに楽しい。

身体刺激の満足度も精神的な満足感も満腹にさせていただきました。

レースで結果を出すことで武蔵さんに心からの御礼が言えるよう今日の練習を1人の練習に活かしていきたい。



SMASH武蔵さん!
本当にありがたい存在です。



コメント
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