昨日、中3になった長女のバドミントンシングルス大会の応援に行ってきました。
この大会を1ヶ月以上も前から心待ちにしていたのは長女ではなく私の方でした。
1ヶ月以上も前から長女といるときはバドミントンの話ばかり。
早朝も一緒にランニングしながら「お前の今の実力なら決勝まで行ける。」「○○さんに勝てる」
など娘に自信をつけてもらおうと肯定的な言葉を使い鼓舞してきました。
娘は、さぞうるさかったと思うのですがいつでもニコニコと私の発する言葉に答えてくれていました。
普段の様子も淡々としていて鼻歌を歌ってのんきに生活して緊張している様子は全くありませんでしたがこのバカ親父は「ベスト4に入ったらスマホを買ってあげる」と人参をぶらさげてしまう。
ベスト4までは5回勝たなければなりません。
順調に4回戦までは勝ち進みましたが試合内容は何か動きが固くイージーミスが多いように思う。
そして迎えた4回戦、先に1セット目を失う。試合の合間だというのに他の同僚の試合を見ながらのインターバルで余裕があるように見える。(父としてはこの余裕を持った顔がとても大好き)
2セット目は奪い返し勝負の3セット目。
先に11点を先取してチェンジコート。
「このまま行ってくれ」という思いで応援の声も自然と大きくなり力が入ってしまう。
3セット目ともなると周りの試合が終わって娘のコートだけが試合をしているので決勝戦のような緊張感が漂う。
応援する側だけが白熱して娘は淡々としているように見える。
シーソーゲームでしたが先にマッチポイントを取ったのは相手。
「20対18」
とそのとき娘の眼に涙が滲んでいるように見えました。
「まだ終わってないのに泣くのか?」
結局そのまま最後の1本を取られてゲームセット。
娘はそのまま泣き崩れました。
私は今まで他の子が泣き崩れる姿を見てうちの娘は絶対泣き崩れるような繊細な神経はもってないだろうなと思っていただけにビックリ。
呆然としている私にコーチが近寄って来て「あんなに肩に力が入っていたらすぐに肩が凝って
しまうよ。どうしっちゃったのかな?普通にやればいいのに。何をあんなに緊張しているんだろう。」と
その時、私はハッと思いました。
この1ヶ月バドミントンの話ばかりしていて緊張をさせていたのはこのダメ親父のせいではなかろうか?
娘は今まで文句一つ言わず父の話に付き合ってくれていたが緊張を募らせてしまっていたのだろう。
試合後、私は娘にかける言葉もなく「先に帰っているね」とだけ告げて先に帰りました。
決勝まで見て帰ってきた娘を迎えに行くと「緊張しすぎて気持ち悪くなってしまった。パパ、言い過ぎだよ。(試合中)パパの声を聞くのがつらくなっちゃたよ」と怒る口調ではなく寂しい声で。
ああ、やっぱり。
思えば1年前、まだ試合に出ても1勝すらすることができなかった頃、顧問の先生、コーチのどちらにも「石川さんはのんびりして見えるけど内に秘めるものは誰よりも強いですよ。お父さん」と言われたのを思い出しました。
私は娘に対して「すまなかった。悪かった。ごめんね。」謝ることしかできませんでした。
口出しし過ぎた。娘を信じてあげることができなかった。
反省の父を横目に小4の妹が「お姉ちゃん、お疲れ様。頑張ったね」と自分のお小遣いで買ってきた可愛い文房具をプレゼント。いつもは姉に対して喧嘩を吹きかけてばかりの次女の優しさに救われたバカ親父。
疲れ果てた娘はいつになく9時に床に就きました。
父は追いかけて「マッサージしてやるか?」
「うん。やって」
マッサージなど素人の私ですが気持ちを込めてやらせていただきました。
1日休んでまた早朝のランニングは開始するとのこと。もう少し早く起きて短距離走も何本か
やってラリー中の持久力をつけると意気込んでくれています。
父は口を出さず寄り添うだけの存在で行こうと思います。
娘が寝付いたあと、応援にきた父兄の何人かの方から女房の携帯に「感動しました」「感動をありがとうございました」とメール。
女房曰く「親孝行の娘だね」
心からそう思うバカ親父でした。感謝、感謝
中体連まであと2ヶ月、この悔しさ、反省を活かして素敵な笑顔を見せて欲しい。
この大会を1ヶ月以上も前から心待ちにしていたのは長女ではなく私の方でした。
1ヶ月以上も前から長女といるときはバドミントンの話ばかり。
早朝も一緒にランニングしながら「お前の今の実力なら決勝まで行ける。」「○○さんに勝てる」
など娘に自信をつけてもらおうと肯定的な言葉を使い鼓舞してきました。
娘は、さぞうるさかったと思うのですがいつでもニコニコと私の発する言葉に答えてくれていました。
普段の様子も淡々としていて鼻歌を歌ってのんきに生活して緊張している様子は全くありませんでしたがこのバカ親父は「ベスト4に入ったらスマホを買ってあげる」と人参をぶらさげてしまう。
ベスト4までは5回勝たなければなりません。
順調に4回戦までは勝ち進みましたが試合内容は何か動きが固くイージーミスが多いように思う。
そして迎えた4回戦、先に1セット目を失う。試合の合間だというのに他の同僚の試合を見ながらのインターバルで余裕があるように見える。(父としてはこの余裕を持った顔がとても大好き)
2セット目は奪い返し勝負の3セット目。
先に11点を先取してチェンジコート。
「このまま行ってくれ」という思いで応援の声も自然と大きくなり力が入ってしまう。
3セット目ともなると周りの試合が終わって娘のコートだけが試合をしているので決勝戦のような緊張感が漂う。
応援する側だけが白熱して娘は淡々としているように見える。
シーソーゲームでしたが先にマッチポイントを取ったのは相手。
「20対18」
とそのとき娘の眼に涙が滲んでいるように見えました。
「まだ終わってないのに泣くのか?」
結局そのまま最後の1本を取られてゲームセット。
娘はそのまま泣き崩れました。
私は今まで他の子が泣き崩れる姿を見てうちの娘は絶対泣き崩れるような繊細な神経はもってないだろうなと思っていただけにビックリ。
呆然としている私にコーチが近寄って来て「あんなに肩に力が入っていたらすぐに肩が凝って
しまうよ。どうしっちゃったのかな?普通にやればいいのに。何をあんなに緊張しているんだろう。」と
その時、私はハッと思いました。
この1ヶ月バドミントンの話ばかりしていて緊張をさせていたのはこのダメ親父のせいではなかろうか?
娘は今まで文句一つ言わず父の話に付き合ってくれていたが緊張を募らせてしまっていたのだろう。
試合後、私は娘にかける言葉もなく「先に帰っているね」とだけ告げて先に帰りました。
決勝まで見て帰ってきた娘を迎えに行くと「緊張しすぎて気持ち悪くなってしまった。パパ、言い過ぎだよ。(試合中)パパの声を聞くのがつらくなっちゃたよ」と怒る口調ではなく寂しい声で。
ああ、やっぱり。
思えば1年前、まだ試合に出ても1勝すらすることができなかった頃、顧問の先生、コーチのどちらにも「石川さんはのんびりして見えるけど内に秘めるものは誰よりも強いですよ。お父さん」と言われたのを思い出しました。
私は娘に対して「すまなかった。悪かった。ごめんね。」謝ることしかできませんでした。
口出しし過ぎた。娘を信じてあげることができなかった。
反省の父を横目に小4の妹が「お姉ちゃん、お疲れ様。頑張ったね」と自分のお小遣いで買ってきた可愛い文房具をプレゼント。いつもは姉に対して喧嘩を吹きかけてばかりの次女の優しさに救われたバカ親父。
疲れ果てた娘はいつになく9時に床に就きました。
父は追いかけて「マッサージしてやるか?」
「うん。やって」
マッサージなど素人の私ですが気持ちを込めてやらせていただきました。
1日休んでまた早朝のランニングは開始するとのこと。もう少し早く起きて短距離走も何本か
やってラリー中の持久力をつけると意気込んでくれています。
父は口を出さず寄り添うだけの存在で行こうと思います。
娘が寝付いたあと、応援にきた父兄の何人かの方から女房の携帯に「感動しました」「感動をありがとうございました」とメール。
女房曰く「親孝行の娘だね」
心からそう思うバカ親父でした。感謝、感謝
中体連まであと2ヶ月、この悔しさ、反省を活かして素敵な笑顔を見せて欲しい。