金沢マラソン当日
朝は5:00に目覚ましをセットして、大浴場で朝風呂。
昨日は21:30には寝る予定だったが、日本シリーズがあることを忘れていた。
9回表で3-0になったところまで見て寝る。
駿河総合高校出の紅林選手がいるため、昨年からオリックス贔屓。
朝風呂は疲れない程度にして6:00開場のモーニングに備える。なにしろ金沢駅からのシャトルバスが6:30〜6:50のものに乗車しなければならない。
ランナーが多く宿泊していて、みんな同じ事を考えていて6:00になると一斉に食堂に集まってきた。
ビュッフェ形式の朝食だったので、いつもの朝食よりも量も品数もかなり多く食べてしまった。
いつもは走っている途中で胃が重くなったり、灼けたりするのが嫌で抑えめにするが、今日は満腹まで食べていた。
そしてレース前は絶対に飲まないオレンジジュースを2杯も飲んでしまう。
部屋に帰って満腹ではあったが、人気ランチューバーのタカヤマラソンさんに昨夜、セブンイレブンで羊羹を食べておくと良いとアドバイスを受けたので食べておくことにする。
さすがに3本はくどくて食べられず、2本だけ食べる。
そして金沢駅に向かいシャトルバスに乗る。
レース会場に着くと、まだ7時前だというのに多くのランナーが歩いている。
8:35のスタートに合わせ、アップをしている人、くつろいでいる人、談笑している人、様々である。
私はCブロックからのスタートだったが
Aブロック、Bブロックの人はかなりの少人数だったので、普通の大会のAブロックスタートと変わりない。
私の目標タイムは2時間48分。
ラップは1km 4分のペースで走りきらなければならない。
スタートすると想像していたとおり、胃が重く、胃酸が上がってくる。
左の脇腹も痛くなってきたので、食べ過ぎは間違いない。
ただ走れないほどではないので、いつも通りに走る。ラップはアップダウンがあるせいか3分53秒から4分7秒で比較的、順調に走れている。
しかしマラソンの難しいのは30〜35kmだ。私も過去に走ったマラソンの8割が30〜35kmでガス欠を起こして、それまで順調に走れていたのが急に歩く羽目になった苦い経験である。
歩き癖がついてしまっているためか30km
過ぎはなるべく慎重に抑えて走る。
いつもであれば30kmを超えると脳みそが酸欠を起こして、呼吸も苦しくなるが今日はその症状が全くない。
いつもなら35kmを過ぎるとそれまで順調に走れていたラップが4分40秒まで落ちてくるが今日は4分10秒以内をキープしている。
目標にしていた2時間50分は切れないことは明らかだったがこのペースでいけば自己ベストである2時間55分を切れるのはわかった。
いつものフルマラソンだと、35km過ぎると抜かれるばかりだったが今日は珍しく抜いて走れている。前からどんどんランナーが落ちてくるので自分がスピードに乗っているようで気分がいい。
これはやっぱり羊羹の糖がエネルギーになってガス欠になるのを防いでくれているに違いない。と思ってタカヤマラソンさんに感謝していると何と前からそのタカヤマラソンさんまで落ちてきた。
結局、自己ベストである2時間53分台でゴールすることができる。
今まで胃もたれを意識して食べるのを控えて走っていたが走る前にかなりのエネルギー補給をしておいた方がいいことが判明。
これからレース前の羊羹は私のルーティンになること間違いなしです。