日々感謝

~毎日の出来事・出会い・すべてに感謝。そんな医心堂です~

涙の個人戦

2013-07-30 17:33:41 | 日記
昨日の団体戦が終わってから早めに帰らせてもらい早く寝かせて体調の回復を期待しました。

本人は口では「もうしょうがない」と団体戦のことを引きずっていないように見せてもきっと責任を感じているに違いない。

当日、起きてきた娘に「どうだ」と聞くと「昨日より少しはいいかな」

万全ではない返事。朝食は口当たりが良いということでお茶漬けを出したが全部食べきれない。

会場までは昨日と違いみんなとバスで行きたいとのこと。

元々、私もバスに添乗することになっていたので一緒にバスで行くことに。

バス酔いを気にしつつも楽しい雰囲気で無事到着。

体育館の開場を待っていると娘達が1年生だった頃の顧問の先生まで応援に駆けつけてくれていた。

この先生、中学、高校、大学とバドミントンをやっていてバドミントンを教えたいために教員になったという熱血教師。

たった1年でしたが本当にお世話になった方

この先生に成長した姿を見せたいと父は思うが万全な体調でないのが悔しい。

ありがたいことにこの顧問の先生だけでなく、土曜日や日曜日に練習にいかせてもらっていた
高校の顧問の先生やコーチなども応援に来てくれている。

市大会の時も来てくださっていたが今回は会場が富士宮。もう本当に感謝、感謝

いつもと変わらず軽くアップして1回戦目。

1セット目、試合の内容から我が娘が優位な感じ。

動きは悪いものの1セット目先取! 

「よしっ。この調子なら何とか勝てる」

2セット目、1セット目と違い更に動きにキレがない。肩で息をしている。

気が付くと私の隣で市内の他校の生徒まで応援してくれている。

シーソーゲームになった2セット目は相手に取られる。

最終セットの3セット目。声も出なくなって全く足が止まって見える。完全におかしい。

途中までは競り合うも相手が18点を取ったところで我が娘の目に涙が!
(まだ終わっていないのに、身体が思うように動かないいらだちなのか?これで終わってしまうという思いからなのか?でもまだ終わっていない)

そしてもう涙ではなく完全に声を出して泣いている。

当然、泣いている人間がポイントを取れるはずもなくそのまま敗退。

その場に泣き崩れたが様子がおかしい。

「過呼吸、過呼吸」と娘の傍にいた先生が私を呼ぶ。観客席からコートの隅の椅子に座らされている娘のところに向かう。

私が思っていた以上に体調が悪かったのか?期待に応えようと気負っていたのか?

そのまま肩を抱かれて医務室へ。

私は何もかける言葉が見つからず「汗が冷えるから着替え持ってくるな」と言い残し観客席に戻ると何人かのお母さん、後輩たちが涙してくれている。

結果を残すことはできなかったが十分、心に残る1日でした。

観客席に戻ってきた娘は「手がしびれている」というので私の両手でマッサージをしてあげました。

しかし何もかける言葉は見つからず無言の父と娘。

娘は何を思っていたかはわかりませんが私は「何て幸せな父親なのだろう」そんな思いでした。

娘はまだ勝ち残っているチームメートの試合を観戦、一生懸命声を出して応援していました。

さすがに県大会。 

静岡で勝ち残れたのは我が娘が市大会で負けた子、ただ一人だけでした。
(静岡市で圧倒的な強さの彼女も県ではベスト4)

最後の顧問、副顧問の先生の一言が父兄の涙を誘って私も泣いてしまいました。
(近くで泣いている私を見て次女は笑っていたが)

帰りのバスは先程までの体調が嘘のようにバカ笑いをして元気な我が娘。

本当にいい仲間に恵まれたんだろうな。

バスを降りて解散となるが誰もその場を離れず記念撮影したり談笑している。

いよいよ帰る段になるとまた我が娘の目に涙が!
(こういうことで感傷的になくやつではないと思っていた)

そして車に乗ると2年生の後輩が「石川先輩、ありがとうございました」とプレゼントを!

これだからスポーツはたまらない。

高校になってもバドミントンを続けると言ってくれている娘。

また新しい仲間や先生、先輩、後輩の出会いがあるだろう。

親父の楽しみもまだまだ続けさせてもらえそうです。

この2年半の間、娘に携わってくれた先生方、コーチ、高校の先生やコーチ、先輩、後輩、OGの方々、父兄の方々、そして他校の先生、生徒達、本当に本当にありがとうございました。

本当に良き出会いに感謝、感謝


しばらくこの娘の部活のことに気を取られて自分が走ることは全然サボっていました。

「さあて、今度は自分の番だ」

明日からランニング再開!!
















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中体連県大会(団体戦)

2013-07-28 13:17:59 | 日記
2年半、頑張ってきた部活動もいよいよ最後の大会になりました。

26日(金)に団体戦、27日(土)に個人戦。

場所は富士宮市民体育館。

団体戦は2位、個人戦は4位までが東海大会に出場できる。

バドミントンに関しては東部の学校が力を入れているので
静岡市の学校は毎年、東海大会には出場するにはかなりの苦戦である。

小学校まで器械体操と新体操をやってきたが服織中学校には体操部がなく
バドミントン部に入部。

小学校からバドミントンをやっている人も多い中、この2年半、本当に
よく練習をして上手くなってきたと思います。

1年前にはこの県大会に出場できるとは夢にも思っていませんでしたが
先生方、コーチ、先輩、仲間、後輩たちに恵まれこの舞台に立つことが
できました。

最後くらいは有終の美を飾って欲しいとずっと体調管理には気をつけていたのですが
見事、大会前日に発熱、咳、鼻水、寒気の典型的な風邪症状。

親の心配をよそに本人は「何とかなるよ」とあっけらかん。としているように
見せているが内心は気負っているようにも思える。

当日、熱は下がったものの表情は冴えないし咳も出る。

他の子に感染さないようみんなが乗るバスではなく自家用車で富士宮まで行く。

初戦の相手は常葉菊川中。

我が娘の相手は県内屈指のプレーヤー。体調が万全でも勝ち目のない相手だが今の体調では全く葉が立つ訳もなく完敗!

しかし残りのダブルスが2本とも勝ってくれて初戦突破。

1回戦目は免除だったためこれでベスト8。

2戦目は富士宮二中(第3シード)。

勝てない相手ではないとみんな思っている。

ダブルスの1試合は服織中が勝ったものの、もう一つのダブルスと我が娘のシングルスを落とし
敗退。

その後、富士宮二中は3位決定戦に勝ち3位に!

我が娘の体調が万全であればと思うと悔やまれる。

娘に「悔しいな」というと「もうしょうがないよ」と一蹴。

もう次の個人戦に気持ちを切り替えているのか?それとも前面に出さないようにしているのか?

いずれにせよ、この私よりはアスリートらしい答えかなと感心する。

試合後は早く帰らせてもらい、翌日の個人戦に備えさせていただく。

バドミントンを通じて本当に立派になってくれたと感謝、感謝




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中体連個人戦

2013-07-19 16:43:02 | 日記
15日、長女のバドミントン個人戦の応援に行ってきました。

先週の団体戦準優勝の勢いそのまま、いい内容の試合を期待してしまう。

選手は事前にシングルスかダブルスのどちらかを選んでエントリー。

我が娘はシングルスにエントリー。

この日も配車当番をやらせていただき子供たちの試合前の雰囲気を楽しむ。

ダブルスに出場する子達は決勝進出を口にしていて頼もしい。

シングルスもダブルスもベスト12までが県大会に出場できる。

我が娘の1戦目は何と不戦勝!嫌な予感!(試合をしながらエンジンがかかっていくタイプなので)

案の定、2戦目の第1セットを落とす。動きに全くキレがなく気負いが見れる。
ここで負けるようなら県大会出場はなくなってしまう。

娘に「視界に入らないところで声を出さずに応援して欲しい」と言われている悲しい親父

心臓が破裂しそうなほど脈を打って苦しい。自分でプレーしていれば動いていての心臓の動きだが座っていてのドキドキはかなりしんどい。

2セット目を取り返すが3セット目を落とすようなことがあれば娘の個人戦はもう終わってしまう。

動きにキレが戻ったわけではないが小手先の技術で3セット目をとり何とか3回戦目に。

高校の顧問の先生やコーチの方が見学に来て下さっていて、戻ってきた娘にアドバイスをしてくれている。(いろんな方が娘に関わってくれているかと思うと本当にありがたい)

親父はアドバイスする権利もないが娘の顔を見るといつになく自信のない顔!

本人も本調子ではないことを自覚しているのだろう。

3回戦目は1セット目を先取するもやはり本来の動きとは程遠い。

やはり2セット目を落とす。

やはり中体連ともなると他の子も気持ちが違うのかそう簡単に勝たせてはもらえない。

3セット目もキレのない動きながら何とか勝利。

この時点で親父はヘロヘロに疲れてしまう。

これで県大会には出場できることに。

次の相手は第1シード!まだ2年生だが昨年も1年生で優勝している。

私が見た試合でこの第1シードが10点以上取られたのは見たことがない。

副顧問の先生は1週間前にこの第1シードの子が棄権した夢を見たそうです。
(勝った夢ではなく棄権した夢というところに少しは現実味がある)

準々決勝なのでさすがにみんな注目!

娘も県大会出場が決まったからか全く勝てない相手とわかっているからか本来の動きではないにせよ、前2試合よりは伸び伸びとした顔でプレーしている。

試合はもちろん完敗だが12点と13点は取ることができた。

試合後、高校のコーチが第1シードの子のコーチのもとにうちの娘を連れて行きアドバイスをもらってくれた。
アドバイスの最後に「いいものを持っているから高校生になってもバドミントンを続けて下さい。」と言われたようです。感謝、感謝

中学に入って迷って入ったバドミントン部だが本当に色々な人にお世話になり親としてどの方にも頭が上がらない。

バドミントン部に入ってくれて本当に良かった。

我が娘の他に服織中からはダブルスが2チーム県大会に出場が決定。
(1チームは朝、発言していたとおり決勝に進み1セット目を21-9と余裕で取って優勝に王手をかけるも2,3セット目を惜しくも落とし準優勝。)

娘の試合のときは「声を出して応援しないで」と言われていたのでダブルスの応援の時に大きな声を出して応援させていただきました。

これで団体戦と個人戦と県大会に出場でき、まだまだ私の楽しみは続きそうです。

親孝行の娘に感謝、感謝

県大会では気負うことなく最初から伸び伸びとしたプレーを見せて欲しい。

頑張れ服織中バドミントン部!!


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誕生日プレゼント

2013-07-13 09:44:55 | 日記
先日、私のランニングシューズを見に陸上専門店に女房と行きました。

私の足のサイズは29センチ!!ですので普通にお店にある在庫ですぐ買えるということはありません。

ですのであくまでシューズ見学。

シューズを見ているだけでウキウキした気分になるのはランニング愛好家にしかわからない気持ちだと思います。

私がシューズを見ていると隣で女房が「この靴可愛い!」

「欲しいシューズでもあった?」とそのシューズを見てみるとランナーの憧れのシューズ
アシックスの”ターサー”

我々のチームのIさん、Sさんも「もうターサー履いてもいいレベルですかね?」とためらってやっと買ったという代物!

走り始めた人が「ターサーを履けるようになりたい」「ターサーを履ければ一人前のランナー」と言われるランナーなら誰でも知っている知名度No.1のレースシューズ!

うちの女房は走るわけでもなく”犬の散歩用”に欲しいというのである。

その場は買わずに帰ったが「誕生日のプレゼントするか」と後日、購入



誕生日当日、プレゼントすると小4の次女が「履いてみていい!」

次女が履くと何と次女の足にもピッタリ。

次女はそのまま「バドミントンしよう」とターサーを履いてバドミントン!

かくしてランナーの憧れのシューズ”ターサー”は我が家の女性陣にとっては”犬の散歩用”  ”外で遊ぶ運動靴”になってしまうようだ。



シューズに刺繍されている”虎走”の文字が寂しい。

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感動、感動、感動!

2013-07-07 10:02:46 | 日記
6日(土)長女の部活、バドミントン中体連、団体戦の応援に行ってきました。

この日を指折り数えていたのは娘ではなくこの私。
(他の親も同じ気持ちだそうでした)

昨年の11月の新人戦は誰も予想していなかった「奇跡の優勝」以来の団体戦。
(この優勝の瞬間を私は見れていない)

AブロックとBブロックに分かれて上位3チームが決勝トーナメントに進出できる。

我らが服織中はAブロック

個人戦でのポイントで振り分けられるのだが服織中はポイント数では全体の5位ということでAブロックの3位校になる。(団体戦で優勝していても個人のポイントはかなり少ない)

正直、他の中学は服織中を意識していなかったかも知れないし私も最近の練習を見学して「今回は難しいな」と思っていました。
技術的にも他の学校の方が上手くなっているし何より生徒たちの気持ちが全く乗って来ていないのである。

声も出ていないし、コーチからも「取れるシャトルを追わない」と言われている。

当の本人たちは一生懸命やっているつもりでいるし2週間前より朝練も始めた。

しかし寝坊して参加できなかったり始める時間が遅くなったりして大したことはできなかったようでやった意味があるのかどうか?

団体戦はシングルス一人、ダブルス2チームで3試合を行い2試合取ったほうが勝ち。

試合は1セット21点先取の3セットマッチ。

我が娘はシングルス担当。

当然、どの学校もシングルスはその学校のエースが来るので勝つのは容易ではない。

我が娘は新人戦の時もシングルスで出場して全敗。ダブルスが全勝してくれたおかげで優勝できた経緯があるので今回はしっかり勝って戦力になって欲しい。
(朝、娘に「パパは声がでかくて目立って気になるから視線に入らないところで静かに応援して欲しい」と注文を受ける)

初戦は豊田中、Aブロックの2位校で持っているポイント数は服織中より上位!

シングルス、娘の相手は昨年の個人戦でこてんぱんに負けている相手。

しかし今回は難なく2ー0で勝利。ダブルスも1勝1敗で初戦を勝利。白星スタート。

2戦目は大里中、Aブロックの1位校、新人戦の決勝の相手。

シングルスは最強のIさん。うちの娘など全く歯が立たないと思っていたが何と1セット目、25-23と大接戦を制する。

しかし動き回って肩で息をしている状態。2、3セットと取り返され敗退。

最後の1本は前に落とされたシャトルを目一杯、足を伸ばして顔面からコートに落ち、上から見ると「出」という漢字のように倒れる。(小学校は新体操をやっていたので脚は縦にも横にも180度開脚できる)格好良すぎる負け方。

負けてもみんなから「すごい試合だった」と称賛の声ばかりでオヤジとしては胸が熱くなる。

ダブルスも1勝1敗で大里中には1-2で黒星。

続く梅ヶ島中戦は我が娘は体力回復のため、お休みをいただく。

梅ヶ島中は決して弱くはないのですが3人しか部員がいないためダブルスは1チームになるため無条件に1勝もらえることになる。シングルスもダブルスも勝利して3ー0で白星。

これで服織中はAブロック2位通過で決勝トーナメント進出が決定。

決勝トーナメント1戦目は井川中。

梅ヶ島中学同様部員が3人のためダブルスは無条件に1勝したことになる。

再度、我が娘シングルスで起用。休養をもらったのに動きに精彩が見られない。

それでも1セットを取り2セット目もマッチポイントを取ったところでダブルスが勝ち試合終了。2-0で服織中準決勝進出。

次なるは大里中と並んでの強豪校の東中(Bブロックの1位校)

東中のシングルスも常にベスト4に入る強者。(新人戦でも我が娘は負けている)

しかし我が娘、どこで体力が戻ったのか素晴らしいフットワークと試合内容で難なく勝利。

ダブルスも勝ち2-0でまたもや奇跡と言える決勝進出を果たす。いや「奇跡」ではなくどの試合も決勝進出にふさわしい素晴らしい内容の試合。

いよいよ決勝!相手は予選で負けている大里中!

シングルス、ダブルスともに予選と全く同じ組み合わせの対戦。

リベンジなるか?

予選での対戦で落とした2試合はどちらも1セット取っているので全く勝ち目のない試合ではない。

ダブルスはどちらも1セット目を服織が取る。

我が娘のシングルスは20-22の接戦の末、敗れる。

続く2セット目ダブルスの1試合は勝利、もう1試合は2セット目を落とす。

我が娘のシングルス、2セット目はこの娘のどこにこんな力が残っているのか?というほど良く動き回り2セット目を奪取。

ダブルス、シングルスどちらでも1セット獲ったら服織の「優勝」が決まる。

どちらの試合もまさに死闘。

我が娘も前後180度に脚を開いて前に落とされるシャトルを拾おうと何度もコートに倒れる。

まさに優勝を決める大勝負。会場にはこの2コートでしか試合は行われていないのでみんなの注目が集まる。

1点を取るためのラリーがとても長い。1点の重みが半端ではない。

「声を出すな」と娘に言われていた私ももう自然と声が出てしまっている。

シングルス、ダブルスどちらでも1セット取れたら「優勝」という服織優位の状態でしたが結果、どちらも取れず敗戦。

準優勝

惜敗ではあったもののどの試合も本当に感動させていただき父兄も先生方も口を揃えて「本当によくやった」でした。

私も本当に感動、感動、感動の連続でした。心の中は感動の涙でいっぱいでした。
(私も大学の時、卓球の団体戦で準優勝したことはあったがここまでの感動はなかった)

引き上げてきた娘に「お前、2試合めで全部、体力使い果たしたように見えたけど何であんなに復活できたの?」と聞くと「自分が審判をやらなければいけないところを全部チームメートが休ませようと代わりにやってくれたんだよ」と話してくれる。

服織は個人のポイントでは5位校、しかし団体戦では「優勝」と「準優勝」まさにチーム一丸の勝利。

帰り際、たくさんの父兄の方々、コーチ、先生方に「すごかったね」と褒めていただき
満腹でした。

こんな素晴らしい感動をくれた我が娘と服織中のバドミントン部に感謝、感謝

まだ個人戦、更には県大会と続くので感動のドラマを見せて欲しい。


























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