先週に続き2週連続のレース
羽鳥Fランナーズの仲間、Yさんと2人で参戦。
牧之原マラソンは毎年参加したいと思っていましたが今回が初めての参加
先週の藤枝駅伝では3キロ10分30秒を公言しておきながら11分6秒とふがいない結果に終わったので今回は少しでも良い結果を出したいと臨みました。
が例年は早朝4時半に起きて走る時間を確保していたのですが今冬はどうにも起きれなくて5時半になってしまいほとんど満足な練習ができていない状況。
Yさんと私の目標は2人で6位までに入賞して表彰式に出て羽鳥Fランナーズの名前を売ること。
例のごとくYさんは「俺達、強そう。みんな見ているよ。」のお決まりの文句。
Yさんは3日前にゆっくり長く走る練習をしている時に左ふくらはぎの上部に違和感を覚え不安を抱えての出場です。
我々2人は5.22キロの部に参加。
地方大会ならではの温かい雰囲気で参加賞はタオルと生わかめ!
ローカルな大会はトイレの心配もなくスタートの混雑もなく走ること以外の余計なストレスがないのが
良い。
私は今までスタートダッシュをして落ちていくという戦法で走ってきましたが今回はゆっくりスタート
して後半上げていく作戦でスタートしました。(スタート位置はいつも通り最前列)
ゆっくりスタートしたつもりでしたが最初の1キロはほぼ先頭グループ。
同じ40歳代の人をゼッケンで確認すると私を入れて3人。
このままゴールできれば3位入賞!と頭をよぎる。
しかし2キロを過ぎたあたりから徐々に私だけ置いて行かれる。
しかも3キロほどのところで同じ40歳代のゼッケンにさらに抜かれる。
これで4位。しかし息も苦しく力が出ない。このままだとYさんが追いついてくるのも時間の問題かなとすでに弱気な気持ちで走る。
よくマラソンでは前のランナーの腰をみて着いていけと言われるが私の場合、着いていくもスパートをかけるタイミング等もない。
つねに5キロ全力のため駆け引きなんてまったくないしできない。
結局、4位でゴール。
Yさんのゴールをゴール地点で待っていると次々に40代のランナーが入ってくる。
(これで2人揃っての表彰は無理か)
しかしYさんが帰ってこない。やはり左脚の状態が悪化したのかな?
仮装ランナーやジョギングペースのランナーが次々にゴール。
私がゴールしてすでに10分。救急車で帰ってくることも頭をよぎる。
もしかすると私が知らない間にゴールしたのかもしれないと思い引き帰そうとしたその時右脚1本で
ケンケンしながらくるYさんの姿。
聞くとスタートした直後の一歩目で左脚の故障部分が「グキッ」となって棄権しようと思ったが最後まで走ったとのこと。
2人での入賞はならなかったが来年はリベンジを誓う。
私は4位の景品でスポーツソックスを頂き表彰式にも出れましたがやはり粘れなかったこと、タイムが思っていたよりも出なかったこと、Yさんと一緒に表彰式に出れなかったことが非常に悔しかった大会でした。
帰りの車の中では別府大分マラソン。
28キロ過ぎから川内、中本2人のマッチアップ。
どう見ても川内の苦しい表情から見て川内が勝つとは思えませんでしたが見事、川内の勝利。
苦しい思いで走ってきた直後の私達にはこの14キロを競り合いながら全力で走る2人に感動。
2人の精神力の強さはやはり勇気をもらえますね。
次回は駿府マラソン、ラストの1キロくらいは川内のような走りをしてみたいものです。
帰宅してYさんの記録を娘に話すと「それはケンケンの日本記録になるくらい速いんじゃないの。」
と称賛。確かにケンケンにしては速い。
5キロ全力で走って帰って来た親父に我が家の娘達は「鬼は外」