中学に入ってバスケット部や水泳部ではなく、卓球部に入部。
指導者がいなかったため、自己流の卓球になってしまい強くはなれなかったが、中学時代はとにかく卓球ばかりしていた。
当時、静岡市の中央体育館の卓球場は1時間30円で借りれたので日曜日や夏休みなど1日中、卓球をしていた。
中学1年の時にルアー釣りにも凝る。元々、収集癖があるので釣りを楽しむより、ルアーを集めることの方が楽しくなり、お小遣いのほとんどを1つ1200円もするルアーに注ぎ込んでいた。ルアーのカタログを見ているだけで楽しかった。
そして中学3年のとき、今のゲームの先駆けになるファミコンが発売になり、受験そっちのけでゲーム三昧になる。下校途中に友人達が寄って行くので石川家は溜まり場になっていた。
高校に入っても卓球部に入部したので卓球中心の生活になる。高校に入って、しっかりした指導者と同級生に恵まれ、全くの初心者扱いではあったが少しずつ卓球も上達できた。卓球部の仲間にルアー釣りを教え、河口湖や琵琶湖に泊りで行ったりするのは楽しかった。お金を使わないように野宿もした。
大学に入っても卓球部に入ったが麻雀を本格的に覚えてしまい、麻雀の楽しみにはまる。賭け事ではあるが賭ける要素を楽しむというより思考することを楽しんでいた。
大学時代は森監督率いるスター軍団、西武ライオンズが大好きで、かなり入れ込んで応援していました。
社会人になって、Jリーグが開幕!
地元静岡にもチームが発足すると聞いて、エスパルスの応援に力が入る。仕事を始めて1年ほど経った頃、漢方薬に出会い、その楽しさにハマり、絶版になったような古い漢方薬の本を探して、神田の古書店巡りを楽しんでいたときもあった。
27歳で結婚して29歳で父親になり、趣味を楽しむ時間はなくなり、「趣味は?」の問いに「漢方薬の本を読むことと子育て」と答えていたように思う。この頃にもうルアー釣りはできないと判断して、今まで収集してきたルアーをネットで販売すると5倍以上の値段で売れたものもあり、かなりの臨時収入を得た。しかし泡のように生活費となって消える。
そして長女が小学校2年のときに、長女の友達のトライアスロンをやっているお父さんから「石川さん、駅伝のメンバーが1人欠員になってしまったから、代わりに出てくれる?、たった1500mだから!」
この一言から、今の生涯趣味になるであろうマラソンに目覚めることになる。
なぜマラソンが趣味として根付いたか⁉︎
それは早朝、家族が寝ている間にできる趣味だからである。
本当に趣味にしたかったのは?と聞かれたら卓球だったのだが卓球は相手と卓球台、その場所を借りれる時間帯など制約はある。その点、マラソンはいつでも時間が空いた時に走れる、時間がなければ早起きすれば走れる。
今はマラソンが趣味でいい思いばかりなので、マラソンを趣味にして本当に良かったと思う。
私にとっては駅伝に誘ってくれた、あの時のお父さんが神様のような人です。