新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「ダイハード4」と「ゾディアック」

2007-11-25 17:25:01 | 芸術鑑賞
連休になったらと、まとめて「ダイハード4」と「ゾディアック」を借りてきました。

「ダイハード4」
ブルース・ウイルスも少しお年を召したかと。前作までと彼のアクションを比較しても、控えめのアクションになってます。やはりネタ切れかそれとも体力的に無理か。アクションの設定がだんだん無理っぽくなってます。離陸中のジャンボの主翼ならヘリから飛び降りは有るかもと思いますが、構造物である高速道路から飛行中の戦闘機の尾翼に飛び移るなんて、ありえない。

ブルースの相手役の、ハッカー役の青年が、ダイハード1で高層ビルから落ちていく悪役の息子に思えて仕方がありません。特に鼻筋がそっくりに思えるのは私だけ。
1度見れば良いでしょう。

「ゾディアック」
アメリカで実際にあった連続殺人の捜査と新聞記者の取材の様子を描いた、ドキュメンタリータッチの映画です。犯人からの暗号が重要なポイントのなると批評にありましたが、以前お話しましたように多少暗号に関心の有る私としては、ちゃちな暗号でがっかりです。
しかし、こんな風に人が簡単に殺されていく米国の社会情勢に寒気がします。また、地区の警察の独立性の強さに唖然とします。自分の地区の犯人情報を積極的には他の警察に教えないところがすごいです。が、事件に関する出版をしたいと訪れた新聞記者には、資料庫に立ち入らせ捜査原本を閲覧させるところは、感心させられます。
もし日本がこのような風土であれば、とっくに社会保険庁や薬害問題の早期解決や無能な役人の告発が進んでいたでしょう。情報公開の思想が地方警察の担当までに進んでいるのが、羨ましいいです。

それとあまり見かけない俳優が多く、刑事なのか記者なのか戸惑うことがありました。
「ゾディアック」と聞けば、時計かゴムボートかと思っていましたが、時計が出てきました。

一応、コレクション候補になる映画です。買うかどうかは一寸考慮通です。

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