新鹿山荘控帳

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「5本マジック・トリック編み」小雨の日はこんなお仕事を

2019-10-19 17:25:42 | 閑居閑語
本日も薄ら寒い日です。昨日の投稿に続いてそれならと本日もマジック編みに挑戦です。本日は5本編みです。

同じ牛の床革を使用します。私昔の万華鏡の時代から、カットには切り出しを使用しています。主人公が研ぎを仕事にしている時代小説を年長年愛読している私は、当然切り出しの研ぎにもこだわりがあり素人なりに十分に研ぎをかけています。
ですからこの牛の底革を切る場合も、気持ちが良いほどサクサクと革が切れるのです。刃を入れるとサクと革に入りその後たった1度刃を挽くだけで切れてしまいます。これが楽しみです。

このように4本の切れ目を入れて、幅2.5センチの革に5本の革が出来るのです。そして編み出します。蛇足ですが、組むというのは複数の革紐で組上げる作業を言います、編むというのは一枚の革に数本の切れ目を入れてその切れ目を編んで飾り編みを作ることを言うそうです。一枚の革で編み上げるのでマジック編みと言うそうです。(全部受け売りです)

これができあがりです。調子に乗って2本作ってしまいました。
反省会を開きました。
やはり牛の床革は柔らかすぎてだめです。特に5本編みにもなると、複雑に絡むため簡単に裏返ってしまいます。所謂あの茶色のしっかりした革なら、表側につやのある茶色の革の編み込みが並んで見栄えがすると思います。
ブレスレットなどに作品を昇格すると治具や道具を揃えねばならないので、お金がかかります。
とりあえず近々ハンズに出かけ、本来の革のハギレを少々購入してもう一度挑戦してみたいと思います。その辺で、趣味として昇格するかそれとも雨の日の一時しのぎで終わるか考えてみたいと思います。

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