新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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初見「ツミ」

2016-05-27 18:02:12 | 里の鳥
電車で5駅ほど都心に近づいた都市公園に、「ツミ」がいると脇で聞き込んだので先日出かけてみました。
行ってみてびっくりです。昔通勤に使っていた電車の線路際で、周辺をマンションや住宅で囲まれた小さな都市公園でした。
住宅地としては使えないような急斜面の森が少しありました。

晴れるような予報でしたがまったくはずれで、どんより曇った朝でした。
見当をつけた丘に登ってみるとCMが一人おられ、出るとすればこの辺だということでした。
それから待つこと小1時間、見上げる枝に1羽現れました。
撮影を始めたのですが曇り空にプラス茂る木々の中です。ISO800とか1600でもシャッタースピードは上がらず、証拠写真とあきらめて撮影をする始末でした。

あそこが巣だと教えていただいたのですが、その巣には近寄らず近くの枝を転々と移動しておりました。では。


薄い褐色の横じまです。雌です。雄はもっと小さくヒヨドリ位だと聞きました。もう少しカッチリ撮影したいものです。


頭の羽がモコモコで柔らかそうで、タカの頭のあの鋭さがありません。ひょっとすると若い雌かもしれません。


松の枝の上にもしばらくおりました。営巣のために松の枝でも集めるのかとそんなそぶりも少し見せましたが、間もなくどこかに飛び去りました。
雄は見かけませんでした。雄と雌ははっきり区別がつきます。

この周辺には、オナガがたくさん住んでおりまして、その鳴き声が大変うるさかったのですが帰宅後調べてみると、話は逆で、ツミが自分の巣をカラスから守るためオナガの巣の近くで営巣する習性があるそうです。
カラスが近づいたらオナガがあの声で騒いでくれるからのようです。オナガの巣では親に餌をねだる雛の声が沢山聞こえました。ではオナガのヒナはカラスに狙われないかと言うことになりますが、オナガは数でカラスに対抗しているようでした。

これから営巣だとするとまだ時間がありますので、しばらくしたら晴れた日に出かけてみたいと思います。
電車ですぐですし公園も小さいので、歩く距離はほとんどありません。ですから折角ですから歩いて帰ります。その位の場所にこの公園はあります。
電車で5駅ですがカーブしておりますので、直線では小1時間です。

ネットでいろいろ調べてみると、最近都市公園にツミが進出しているようです。あちこちで見かけるとありました。私は初見です。

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