新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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昨日ブログを休んだ事情は。

2024-02-25 17:17:40 | 閑居閑語

昨日ブログをお休みした事情を書こうかと思います。いつも適当にお休みしているのに敢えてその理由を書くのは、大変ショッキングなことがあったからです。

午後になってからDVDを観た後、YouTubeを何気なく見ておりました。いくつかお馴染みのカテゴリーを渡り歩き、久しぶりにウクライナの現状報告を覗いてみたのです。最近はドローンによるロシア軍の戦車や輸送車や塹壕にいるロシア兵への爆弾投下の映像が多くなってます。その中で見つけたのはウクライナ兵とロシア兵の白兵戦の様子です。それも報道機関の短い映像ではなく、ウクライナ兵のボディーカメラの映像を多分40分くらいの長編の報告でした。

お互いの手りゅう弾が届く距離での戦闘で、兵の声が生で入っています。お互いの塹壕の中からの戦闘で相手の姿が見えない中での撃ち合いです。周囲は全くの荒れ地で周囲に残っている木々は上部は戦闘で切り取られ地面に近い幹の部分は銃弾の痕がはっきり残っています。地面は何度も焼かれたような黒くなったり一面の灰だったりです。当然爆破の影響で残存物の毒性なんかも気になりますね。

音声も入っていますが、相手はロシア語とこちらは多分ウクライナ語です。勿論私には区別がつかないので、カメラを装着している兵がウクライナ兵かロシア兵か分かりません。たまに映るヘルメットのブルーのビニールテープでウクライナ兵だと分かるだけです。敵兵を狙って撃つようなシーンはまりありません、頭を出したら狙われるからでしょう。銃を塹壕から出して闇雲に銃声の聞こえた方向に撃つといった状況です。時々手りゅう弾をザックから出して放り投げます。その手りゅう弾の破裂音は映画のようなすごい音ではなく気の抜けるような軽い音です。その間も地面に敵の銃弾がバチバチと当たっています。時々仲間が撃たれて悲鳴とうなり声をあげています。周囲の木に銃弾が当たって木の幹がはじけて飛んできます。これが現実の白兵戦ですね。

私は洋画が好きで長年戦争映画も色々見てきました。Dデイ、遠すぎた橋、プライベート・ライアン、など陸軍のDVDもいくつか所有していますが、このYouTubeの40分ですか映画ではなく本当の白兵戦を見て衝撃を受けたのです。あ、登場した兵は、ウクライナ軍第3強襲旅団の兵です。戦闘地区はバフムト近郊だそうです。ウクライナ語の音声には英語の字幕が入っています。ただ緊迫した兵の会話の字幕です。英語は分かりませんし短時間でどんどん切り替わっていきますので、漠然とした印象しかつかめません。撮影時期は分かりませんが、最近のようです。また、映像の提供機関が何処の機関がわかりませんが、勿論ウクライナ語が分かりませんので、ただウクライナ兵が中心の映像ですからウクライナ側でしょう。

映画と違った真実の白兵戦に呆然としたのです。夕方改めてそれらしき映像を探しましたら、同じ映像を3分くらいにダイジェストした報道機関の映像を見つけました。日本語の字幕もついてましたが、上っ面の物足りない映像でした。

本日、先程まで午後から念のため、各国の有名俳優を集めた一大戦争スぺクタルという売りの、「遠すぎた橋」を観てみました。昨日の映像を見てしまったので、現実と映画の違いを見せつけられて当然のことながら、がっかりしている私です。「遠すぎた橋」も良い映画でしたのに。

さらにブログを書けなかった理由の第2は、藤井王将の王将戦第2局の速報を見てしまったからです。第1局が「持将棋」だったことを聞いて、初めての言葉で色々調べていましたので、時間が経ってしまったのです。昨日からいろいろありました。


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