新鹿山荘控帳

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川越に行った理由、珍鳥「ヘラサギ」初見!!

2013-11-28 18:02:22 | 水辺の鳥
私は基本的に、珍鳥に駆けつけて、大勢で撮影するのを好みません。

ですが一昨日の26日。時々訪れるあるブログで「11月20日に読売新聞地域版に、川越伊佐沼に大変珍しいヘラサギが飛来した」と載っているので撮影に行ってきたと報告されていました。
実は川越にちょっとした思いれがあり、喜多院や成田山川越別院にお参りしたいと思っていたのですが、遠いので迷っておりました。
そんなことで、午前中は約伊佐沼に出かけ午後からお参りする予定で早速、3番電車で出かけたのが昨日です。

各駅電車で腰かけていったので結局沼に着いたのは9時前でした。既に約30名のCMが放列を敷いていました。
広い沼の南の端の中州に、カワウやアオサギやマガモたちに交じって、大型のサギ位の大きさの白い鳥が片足で立っていたのです。

10分か15分に一度、うずめていた頭を起こし、伸びをしたりするのですが、それ以外は全く動かず待ちぼうけです。
朝の早いころは薄曇り、10時頃からやっと晴れてきました。陽射しは出てきたのですが気温は低いのですがまだ風がないのが救いでした。

「ヘラサギ」は冬鳥・旅鳥で近年、日本に毎年数羽飛来するだけだそうで大変珍しい鳥です。ですからもちろん初見です。
「ヘラサギ」と言ってもサギの1種ではなく、コウノトリ目トキ科です。


成鳥になると嘴が黒っぽくなるそうで、これはまだ若鳥のようです。


こうやってたまに伸びをします。嘴が重いでしょうか、すぐに体に乗せて休んでしまいます。


いかに嘴が長いか分るでしょう。


ほとんどの水鳥が休んでいる中、「セイタカシギ」だけが元気で歩き回っていました。
可愛くて一部には好評でしたが、葛西で見慣れているのでそれほどでもありません。


飽きて帰るMCと出かけてくる人と、結構入れ替えがありましたが11時に帰る頃にはそれでも40人くらいに増えていたでしょうか。
報道された直後は大変な人出だったそうです。

若鳥がよくこんなところまで来てくれたものだと思います。

地元のCMによりますと早朝暗い頃に、採食行動があったそうです。
目標が大きくいい画像も撮れましたが、残念なことは採食行動と飛翔シーンが撮れなかったことです。
どうするか考えています。

これが川越に行った第1の理由です。明日は第2の理由です。

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