新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「世界最強の潜水艦図鑑」

2014-07-20 18:05:27 | 読書
三連休ははっきりしない天気が続いています。それでと言う訳でもないのですが、先日何か読む本を探しに出かけました。
「推定脅威」を買うつもりで居るのですが、航空機の情報には大変興味がある一方、この手の小説にありがちな人間ドラマとしてはどうもあまり面白くなさそうで、買い渋っています。

そこで見つけたのがこの本です。値段が600円だったかとても安いので買ってみました。
一般的に、このような化学情報図鑑とか兵器図鑑の中で写真だけでなくイラストが多いのは敬遠しておりました。本誌でも(犬の水兵のイラスト)が登場するのです。どう見ても子供向けと思ってしまいます。

ところが読み始めると、なかなか詳しい情報が満載で、小さい紙面では潜水艦の内部の写真を見ても分りません。ある程度省略したイラストの方が、装備の配置などよくわかります。
潜水艦初期のタートル号の解説は簡単でもっぱら、近代潜水艦の解説が多くを占めています。

近眼にならなければ潜水艦乗りになりたかった私としては、名著と言われる堀元美著「潜水艦 その回顧と展望」をはじめ何冊か持っておりますが、「潜水艦」の内容は1959年発行ですので、初期の原子力力潜水艦ノーチラス号あたりまでです。
本書はその後の各国の原子力潜水艦の情報が多く、また、見開き2頁で一つのテーマをまとめてあり合間合間に読むのに好都合です。

まだ65頁までしか読んでおりませんが結構、アンダーラインと付箋が付きはじめました。
一つ紹介しますと、
【潜水艦のアンカー底面と船体部分が一体化するようになっている。イラストのようにアンカーとその昇降装置、収納装置等は耐圧殻外に置かれている】(29頁)成程と思いました。

先日の横須賀港のイージス艦の巨大なアンカーを撮影してきましたが、潜水艦のアンカーに発想が行きませんでした。
その他専門的すぎることが多いので、紹介は省略します。

電車の中でとか、ちょこっと読むのに大変面白い本です。いまさら何の役にも立ちませんが、せめて関心のある世界の新しい知識を入れないと呆けてしまいますから。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 美味しいとうもろこしを食べ... | トップ | 夏の入り口を見に行く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書」カテゴリの最新記事