新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

今年も「チョウゲンボウ」

2012-01-15 17:27:16 | 里の鳥
そこへ行けばたぶんその鳥に会えるといったポイントを、いくつ持っているかも重要だと思います。

数年前からそこの里山を縄張りにしている「チョウゲンボウ」を見つけました、行くたびにいないか探すことにしています。先日も、時間の合間を見つけてちょっと里山まで足を延ばしてみました。
でもいるのはハクセキレイとセグロセキレイたちばかりです。仕方なく遠くを探してみましたら、畑の外周の電柱の先端が茶色の何かぷっくりと見えます。スコープでのぞいてみますと、「チョウゲンボウ」でした。
稲が刈り取られた、冬の田んぼです。身を隠すものが全くないなかで近づくのに苦労しました。


丸い頭とくりっとした目です。可愛いです。


最初は後ろから近づいたので、ここまで近づけました。正面からはとてこここまでは無理です。

ついでの情報です。
この里山は東側を約20mの高さの段丘になっており、西側は川を挟んで300メートルの丘が始まっています。
「チョウゲンボウ」を撮影していまして、背景は段丘の木々の茂った崖なのですが、一部茶色の地肌が見えました。近づいてみますと、その段丘の斜面が土砂崩れを起こいていました。まだまだ発生したばかりのようでした。
この町の役場とかメインの市街地はこの段丘の上にあります。大丈夫かと思ってしまったのです。

コメント
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