「大いなるタイトル」

私のＤＶＤコレクションは、キャビネットに五十音順に並んに並んでおります。
「エントラップメンント」と「風とライオン」の間に「お」が３本あります。
①大いなる男たち②大いなる西部③大いなる勇者　です。それぞれ中身に文句はありませんが、タイトルもう少し何とかならなかったのでしょうか。

紹介します。
②『大いなる西部』　私の大好きな映画です。１番好きといってもいいでしょう。なかなかＤＶＤ化されず、年末や正月の特別映画劇場で放映されていました。ですから１６７分の上演時間がばさばさにカットされ、２時間になっていました。殺人事件もなく、インディアンに対する差別もなく、ただ西部の大きさを謳い上げた映画です。テキサスが世界で１番大きいと思い込んでいる牧場主たちに、船長だった主人公が「もっと大きいものがある。それは海だ」と言い負かすところは、いつ観てもわくわくします。主演は大好きなグレゴリー・ペックです。

①『大いなる男たち』これもなかなかＤＶＤ化されず、待っていたものです。ジョン・ウエイン主演ですが、共演がロック・ハドソンです。彼が、敗軍の南軍大佐を好演しています。ジョン・ウエイン主演に多いユーモラスな部分のある映画ですが、３０００頭のスタンピードなど見所もあります。

③『大いなる勇者』偶然買った作品で、掘り出し物です。１８５０年代の西部開拓時代のロッキー山脈で厳しい自然の中で暮らす、実在のジェレマイア・ジョンソンの物語です。主演はロバート・レッドフォード。都会から来た若者が自然の中で生きるすべを学び、熊を代表とする自然と闘い、彼を次々に殺そうと、襲い掛かるインディアンのクロー族との戦い。生きるための戦いの生活を、ユタ州のロバート・レッドフォードの所有する土地など、普段映像であまり紹介されない、アメリカの高地の山岳地帯の自然がふんだんに出てくるのも、いいものです。

他の西部劇の話は、また改めて。