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新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

護衛艦「ゆうぎり」一般公開報告②

2019-06-04 18:02:14 | 自衛隊装備
さて続いて本日は「ゆうぎり」に乗艦してからのあれこれ報告です。
乗艦までだらだら並んでおりましたが、1時間弱前から4列に並ぶことになりました。しかしながら荷物検査が始まるまでは、仲間同士でのおしゃべりでやっぱり整列はしません。続々見学希望者が集まってきまして折り返しの列が先頭近くまで延びてきてそれもさらに折り返すようになりました。開港祭に遊びに来ていた人たちが覗いてみようと集まってきているようで、これからしっかり並んで待っていただくことになるのです。
①行列からの眺め

昨日は桟橋の最上階からでしたが、下からやはり見ると迫力があります。
②隊司令旗

艦橋マストの最上部にひるがえる「隊司令旗」。私は護衛艦見学の際真っ先に見るのがこの旗の有無です。乗艦後説明を受けた隊員によると、第11護衛隊司令(1佐)が乗艦している間掲揚されるのです。ちなみに艦長は2佐です。行列している時、岸壁を歩く艦長を見かけたような気がします。距離があったので不確かですが。
③62口径76mm速射砲

全体像は昨日報告をしました。隊員に以前から聞いてみたいことがありました。ユーチューブで米海軍の艦艇が砲を連続射撃している時に、薬莢がスポンスポンと排出されるシーンがあります。その辺が護衛艦ではどんなんかなあと。
先程の隊司令旗の件を質問した隊員が感心をしてくれたので、ついでにこの事も質問しました。
分かりにくいですが砲の下部の根元の黒い丸いところから射撃後薬莢が排出され、前面の雨樋のようなカーブしたものに沿って甲板に落とされるそうです。
④砲の薬きょうの痕跡!!

今日1の特ダネだと思っています。
砲の左舷側の甲板に空薬きょうが落ちた時の甲板の痕跡です。普通訓練の射撃では砲を横に向けて撃つのでこんなところに痕跡が付くとのこと。勿論後で補修するということです。よく見ると痕跡に補修した塗料などの盛り上がりが分かります。(猛写のマニアでもこの痕は気が付かないのではと!!)
⑤シースパローミサイルの後部

見学者向けに発射装置の後部を開けてくれています。当然頭部も空いていました。
⑥白バイかな?


一瞬こんなところに白バイがと不思議に思ったのですが。海自の警務隊のバイクです。

明日は護衛艦以外の、横浜開港祭で見かけた船舶の報告です。


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護衛艦「ゆうぎり」一般公開報告①

2019-06-03 18:02:15 | 自衛隊装備
横浜開港祭の一環として大さん橋で一般公開された護衛艦「ゆうぎり」の見学報告をいたします。朝伊勢山皇大神宮をお詣りして、大さん橋に到着したのは、10時半過ぎでした。まだ乗艦までに二時間半もあります。並んでいる人たちもおらず、大さん橋の最上階に上って、ゆうぎりを眺めることにしました。ゆっくり撮影をしましたので、桟橋から眺める「ゆうぎり」を、1回めは紹介します。乗艦してからは明日2回目になります。
:蛇足ですが桟橋の桟が常用漢字になっていなかったころは「さん橋」とかいていたそうですが、現在は桟橋と表記するそうです。横浜大さん橋はそのかんけいで「大さん橋」と言われていますが、正確には岸壁だそうです:

2時間前の11時に集合場所に行ったのですが誰も並んでおらず愕然としたのですが、それではと油断して1時間前に行ってみるとなんと既に200人を超えていました。乗艦時には250番くらいだったでしょうか。

①俯瞰による遠景

②乗艦タラップ



62口径76mm速射砲  乗艦後面白い話を聞きました


アスロックランチャー (説明が長くなるので省略、関心ある方はお調べください。以下同文)


高性能20mm機関砲


ハープーン艦対艦ミサイル


3連装短魚雷発射管


シースパローミサイル


甲板にいる方たちは、特別招待をされた見学者です。一般ではありません。午後から見学した時に発見したのですが、特別客も並行して見学していたのですが、見学コースが全く違い、交わることがなかったのです。ビックリでした。
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2019東京みなと祭報告⑤あるある

2019-05-23 18:02:57 | 自衛隊装備
本日は東京みなと祭報告最終回として、其の他展示とおまけです。

①87式偵察警戒車
護衛艦見学会でいつも併設される陸上自衛隊の車両です。解説は展示されているパネルで代用します。




②軽装甲機動車



③海上保安庁晴海信号所


海上保安庁晴海信号所の信号点滅です。晴海ふ頭の晴海旅客ターミナルの先端にあります。
京浜港東京区内の西航路の管制用です。
(F)の文字がずっと点滅しておりましたので、見学最後に必ず撮影しておこうと考えておりました。
(F)の点滅は自由信号の意味です。詳細は保安庁のHPをご覧ください。

長い間閲覧有難うございました。
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2019東京みなと祭報告①護衛艦てるづき

2019-05-19 17:17:57 | 自衛隊装備
昨日参加しました東京みなと祭晴海ふ頭会場の4隻の艦船の見学を順次報告いたします。

①護衛艦てるづき
都心の晴海ふ頭です。横須賀並の見学者が来ると予想したのですが、1時間半前ですが、千葉などと同程度の観客でした。
昨日も書きましたが、5年前横須賀海上自衛隊基地でのお祭りから比べると、どうも感激が薄くなってしまいました。いわゆる特殊な護衛艦ではなく通常の護衛艦ですので装備も大きく違うところはなく、ついついチェックもお座なりになってしまい気が付くと撮影忘れもたくさんありました。勿論過去に撮影しておりますから、探し出すことはできますが。それでは簡単に報告いたします。

①護衛艦てるづき

隣の浚渫船から撮影したてるづきの全景です。見学開始から1時間以上経った11時過ぎで、見学街の人たちは船体横の集団だけでした。
あきづき型護衛艦のてるづき。基準排水量5050t

②主砲の砲弾

54口径5インチ砲の教練弾です。最近はなかなか持たせていただけないですが、この日は隊員が立ち会っていたので許可が出ました。13㎏?だったでしょうか。私はほかの護衛艦で持たせてもらいましたが、カメラを首から下げて中腰ですから、とてもとても重く少ししか持ち上がりませんでした。右は同じく教練用の薬きょう。

③54口径5インチ砲の解説板

ミサイルや魚雷、20m砲など兵装の紹介は省略しますが、一応主砲の解説板を載せます。

④ヘリ格納庫と甲板

SH-60K哨戒ヘリを1機搭載。

⑤艦名と旭日旗


画像データを見ると、乗艦から下艦まででたった15分でした。合計4隻を午前中に見学して、暑くならないうちの有楽町まで戻るつもりで、急いでおりました。
乗艦までの1時間半の行列の待ち時間の間のイライラや、行きと帰りの都バスの運転手の雑な運転や中途半端な運営について思うところはありますが、もう思い出しません。

明日は、東京海洋大学の練習船「海鷹丸」の予定です。
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護衛艦「いずも」の汽笛2声、私も聞いていた!!

2019-04-19 18:02:49 | 自衛隊装備
これ以上日にちがずれると情報にカビが生えるので急遽投稿します。

まず護衛艦「いずも」の写真を撮影したのが4月四日、投稿したのが4月六日「春霞の中堂々と出港するいずも」、いずもの映像がYouTubeに投稿されたのが11日、私がその投稿を見たのが12日でした。それからもう1週間たちました。

偶々YouTubeでこのいずもの出港風景を撮影して投稿されていたのを見つけました。浦賀水道3号中央水路を航行中だそうです。
と言うことは私は走水からいずもを眺めていたのですから、それほど離れたところで撮影されたはいなかったのでしょう。
たしかの遠目に見ても、遊漁船がいずもの横をたくさん走っていくのが見えました。



YouTubeの投稿の解説を読むと、ここ航路付近では太刀魚がよく釣れており、それ目当ての遊漁船がたくさん集まっているとのことでした。
その為巡視船が2隻出動、伴走をして警戒に当たっていたそうです。

映像では大きな汽笛が2発なっていましたが、実は私のその1発目を聞いていたのです。その後見晴らし台の右手の崖にいずもの姿が消えてしまったのです。私と同じように横須賀の海岸からいずもの出港風景を見ていた方がいるなんて、びっくり感激したのです。

そのYouTubeの画像は、無断でリンクを貼るわけにはいきませんので、関心のある方は「いずも汽笛」で検索してみてください。先頭に出てきますから。


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春霞の中堂々と出港する護衛艦「いずも」

2019-04-06 17:17:36 | 自衛隊装備
「ヒメウ」の撮影も一段落、ほかに海鳥が見つからずボーと海を眺めておりました。
とそこに、なんと巨大なヘリコプター搭載護衛艦が出港していくではありませんか。全長248m、19951tの「いずも」です。
はるか沖の春霞の中です。鮮明には撮影できませんでしたが、なんとか艦番号は判断できるように撮影できました。


威風堂々の出港です。こんなに狭い東京湾の航路の中の操船です、艦長さんたち大変ですね。
でももし米軍の航空母艦ならこの大きさの倍はあります。はるかに巨大です。いつも停泊中の姿しか見ておりませんのでびっくりでした。



艦番号182の「いずも」は2度見学に行きました。
後部に切れ目のように見えるのは、サイドデッキ式後部エレベータの側壁に日差しが当たっているのです。
はるか遠くでスコープで覗きましても、まったくエンジン音の聞こえない航行でうっとりしてみておりました。
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どこかのMFで撮影していたはず

2017-08-15 18:02:51 | 自衛隊装備
どんよりとした曇のはるか上空を、細長い翔物体が通過しないかとずっと気になる管理人です。
そういえば、ペイトリオット、PAC3の撮影をどこかのマリンフェスタでした記憶がありまして、探してみました。


白色のミサイルがPAC3です。弾体径が25㎝だそうで思いのほか細いですね。しかしながら敵ミサイルに直撃寸前に、直径方向に24個の物体を発射して、見せかけの胴径を増加させて対処能力を高める仕掛けがあるそうです。なかなかうまく考えられています。


2015年05月23日 マリンフェスタ船橋で撮影しました。
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護衛艦「たかなみ」の見学記④横浜港あるある

2017-06-08 18:02:28 | 自衛隊装備
さて護衛艦「たかなみ」一般公開の最終回です。
この一般公開は、横浜港開港祭の一つとして開催されたものです。見学の合間に見聞きした横浜港のあるあるを紹介します。

①山下公園前でのペーロン競争



護衛艦「たかなみ」一般公開前に横浜大さん橋で時間をつぶしている時に、目の前の山下公園前の海でぺーろん競争の予選が始まりました。
原寸で見ますと、乗組員に女性が結構混じっています。がその数か一定ではなく、その辺がハンデェになるのではと余計な心配をしてしまいます。



こちらは2時間くらい後の決勝戦の様子です。

②海上自衛隊東京音楽隊

桟橋の1Fの地上で見学開始を待っている時です、列の前の駐車スペースにトラックが入ってきました。派手なペイントの車です。
SH-60Jと「ひゅうが」がペイントされています。大さん橋のホールで演奏があると、チェックです。



「たかなみ」の見学終了後、隊員に教えていただいた「栄誉礼」本番までの間に、大さん橋のホールに行ってみました。演奏会のリハーサル中です。
2枚目のカットは、定番の「宇宙戦艦ヤマト」熱唱のシーンです。右側の隊員はとてもいい声でした。その隣の女性隊員は有名な隊員ですよね。よく自衛隊のコンサートに出演されます。

③UW「御安航を祈る」
大さん橋の屋上の最先端に、国旗と国際信号旗「UW」が掲揚されています。出港していく船に「御安航を祈る」と挨拶を贈っています。ふとジーンときます。かなり前から、この国際信号旗「UW」の手振り用の小型の旗を買いたいと思っています。いつも持ち歩き、海鳥を撮影中に湯っこうしていく船に振りたいと思っているのです。手で2枚を振るのですから、携帯用のポールをセットで購入するつもりです。

④停泊して大型巡視船 PLH132

巡視船「あきつしま」です。巡視船では世界でも最大クラスです。150m 6500tです。天皇陛下がパラオに行かれた時に乗船された巡視船です。

⑤大さん橋の内航信号所

大さん橋から陸側を振り返りますと、ひときわ大きなビルの屋上に何か信号らしい電気信号板が見えます。「F」がよく見えます。
海上保安庁の航行管制信号だそうです。海上保安庁横浜海上保安部の港内交通管制室からの管制で、大黒ふ頭の大黒信号所、大さん橋の内航信号所、横浜シンボルタワーの本牧信号所があるそうです。
信号には、「I」「O」「F」「X」とあり、「F」は自由信号と呼び「入出港自由」の意味だそうです。



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護衛艦「たかなみ」の「栄誉礼」見学記③本番編

2017-06-07 18:02:32 | 自衛隊装備
「栄誉礼」を生で見られるなんて。ニュースなどではよく放送されていますが、肉眼で生での栄誉礼に感激です。
整列待機の状態から見ておりましたが、枚数の都合上主なシーンのみを紹介します。またはじめての栄誉礼見学ですので、式次第の名称について間違いなどがあるかもしれませんがお許しください。

それでは。

11時で午前の一般公開が終了しますが、その前に艦の士官たちが甲板にやってきました。式の準備が始まる様子です。
艦内放送で午前の部が11時で終了すると何度も放送しているのに、甲板でぐずぐずしている見学者が結構いました。準備もあるだろうにと、時間にうるさい私としては気が気ではありませんでした。


見学者が下艦した11時15分ころ、格納庫に制服に着替えた儀仗隊が整列するのが見えました。


儀仗隊が甲板に行進してきます。


喇叭隊も艦尾側に整列です。


整列の後、来賓がお見えになるまで儀仗隊はそのまま待機です。


主賓が乗艦されました。後でお聞きしたのですが、主賓は寬仁親王殿下妃信子さまでした。


多分艦長でしょうか、ご案内し妃殿下は台上にお立ちになりました。儀仗隊の「捧げ銃」です。


喇叭隊の吹奏が始まります。


その後指揮官の先導で、儀仗隊の「巡閲」が始まりました。


「巡閲」が終わり、最後にまた「捧げ銃」があります。


妃殿下は艦首の方に移動され、儀仗兵は整列して格納庫に戻っていきました。

「へー!」と思われるシーンもいくつかありましたが省略です。しかし儀仗隊は格好いいですね。でも若い指揮官は責任重大です。主賓だけでなく陸海空の幹部が来賓として参列している中では、少しのミスも許されませんから。

さてあすは、この日港は横浜開港祭で賑わってました。その中から拾ったシーンを報告します。

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護衛艦「たかなみ」の「栄誉礼」見学記②リハーサル編

2017-06-06 18:02:38 | 自衛隊装備
さて当日の「栄誉礼」の報告ですが、リハーサルと本番で紹介したい枚数が多くなりましたので、リハーサル編と本番編の2日に分けて紹介いたします。
栄誉礼なんて初めてです。興味津々でしたので。
本日は「栄誉礼」リハーサル編です。


艦旗掲揚が終わり見学受付の列に早めに並ぼうかと思っている時です、ヘリ格納庫から隊員が小銃を持って出てきました。その前方には喇叭隊が先行しています。ひょっとすると「栄誉礼」の練習かと思った瞬間です。


甲板に細い紐を張り列を揃えています。隊員の間隔も真剣に調整しています。何人かの先輩隊員が細かく注意しています。


喇叭隊も同様です。左端の隊員が、基準の細紐を張っています。


向かって左の士官が、指揮官です。全体が「儀仗隊」になるのです。儀仗隊は分隊に海曹1名分隊員8名、小隊は4個分隊です。指揮官は階級章から2等海尉です。


どんな銃かとアップしたのですが、隊員の足元が、作業服の裾を靴下で上げているのにクスリです。


喇叭隊も練習を始めました。一方儀仗隊の方も動作の確認を、先輩隊員が大勢注目しています。


隊列正面の台に年配の隊員が登り、右手の帽子を掲げています。どうも来賓の代役のようです。


指揮官が来賓を先導して儀仗隊の列の間を案内していきます。来賓役はその間帽子を掲げています。


指揮官が来賓を台に先導して最後の挨拶をしています。それをまた先輩隊員が、何か儀仗隊をチェックしています。

さてここでリハーサルは終わり見学者の列に並んだのです。

見学の際、この甲板でたまたま年配の隊員とこの栄誉礼の話になりました。
喇叭隊は過去にも何度か見学し演奏も聞きました。儀仗隊は初めてでした。他所から連れてくるのかと聞きますと、自前の隊で隊員は通常勤務のほかに兼務しているそうです。この護衛艦「たかなみ」は国際貢献の任務も多く、したがって栄誉礼の任務を多いのではと思っています。
さらに彼は、『本日の午前中の見学は11時で終了します。その後ここで、制服を着替えた隊員での栄誉礼がありますよ。よかったら見てください』とのお勧めがありました。

9時からの公開でまだ10時です。この日の予定はこの後、野毛山の伊勢山皇大神宮のお詣りするつもりでした。猛烈な暑さが予想される時刻、移動を考えたのですが、結局時間をつぶして栄誉礼を見学したのが大正解。リハーサルを見ていたのもさらに大正解でした。
明日は栄誉礼の本番の報告です。
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