男女平等、日本101位 今年も先進国で最低水準 (中日新聞の記事より)
なんとなくですが、女性が積極的に外で働いてる国ほど、進んだ国だというイメージってないでしょうか?
でも、色々な国の方と接してみると、それは間違いだとすぐに気が付きます。
というのも、先進国G8以外の国の女性は皆ものすごく働き者だからです。
特に中国、モンゴル、フィリピン、直接知っているだけでもアジア諸国の方はどこもそうでした。
ライオンの群れよろしく、男性は家で威張って女性が外に出てよく働いてます。
なぜそれが進んだイメージになってるのでしょうか?
それは今の世界でヨーロッパ人とりわけゲルマン人の価値観が支配的になっているからです。
元々北欧の極寒の厳しい環境で生きていた彼らは、何をやるにもとにかく全員が協力する必要がありました。
そこでは年齢や男女の違いはさほど考慮されませんし、してる暇もありません。
そんな能力主義的な価値観が、ちょうど今の時代にすごく相性が良かったというわけです。
一致団結の効率志向は平等主義と結びつき、北欧のような福祉社会を作りました。
ゲルマン本流を自称するドイツも似たところはあります。
しかし、それもあまりに理念的、原理主義的になれば、当然現実との軋轢を起こす結果となります。
現在西欧諸国を悩ませている移民問題ですが、その多くがゲルマン系の国で起きていることと無関係ではありません。
一般にラテン系とされているフランスも、国名のとおりゲルマン系フランク族の流れをくんでいます。
女は家にいて外で働くななどとは全く思いません。
しかし、理想とされる欧州基準の男女平等が、無色透明の人類普遍の価値観だと考えるのは間違いです。
それこそ、その先にあるのはこれからヨーロッパを待ち受けている歴史的な没落です。
ですから、よそから何を言われようとも、日本人の性質に適した日本型の男女平等像を作っていく必要があります。
YOUは何しに日本へ? 「全てにおいて逆」のテレ東的発想(NEWS ポストセブンの記事より)
昔、若気の至りでインディーズ・レーベルのレコード会社に出入りしていた時のことです。
あるアーティストとプロデューサーが口論するのがパーティション越しに聞こえてきました。
彼は今度メジャー・デビューすることが決まったのですが、その売り出し方が気に食わないようでした。
自分が目指しているもの違うから、それはやりたくないというようなことを言っていました。
そして、彼が帰った後、スタッフが苦笑いを浮かべながら一言漏らしました。
「誰もが通る道だね」
タモリさんの名言に「やる気のあるものは去れ」というのがあります。
やる気のある者ほど、その分野に自分のこだわりを強く持っています。
それで世間の流行りや会社の要求に自分をあわせられないので、商売するのに向いていないというわけです。
事実、タモリさんは、ジャズなど本当に好きなものは仕事から切り離して楽しんでいます。
これはほとんどのことで言えます。
料理が趣味という男性は多いですが、コストや健康面までは考えられてません。
やはり、主婦が毎日作る料理のような持続性にかけます。
鉄道業界ではいわゆる「鉄オタ」は、就職試験ではまず落とされます。
上記事の『YOUは何しに日本へ?』などテレ東の人気番組にも同じことが言えるんじゃないでしょうか。
やる気がないと言っては失礼ですが、独特のユルさが受けています。
そして、「全てが逆」の発想は、テレビの常識にこだわらないやる気のなさがなせる技だと思います。
乙武洋匡氏「テロ組織の主張に耳を傾け、対話の扉を」 「話してわかる相手か」「薄っぺらい理想論」と猛反発 (J-CASTニュースの記事より)
よく役所の近くにその自治体の標語みたいのが建っています。
「非核平和宣言都市」とか「差別のない都市づくり」とかそんなのです。
もちろん、そういう標語の内容に反対する人など誰もいません。
ですから、言いっぱなしで済むし、いいことを言った気にもなれます。
たとえ理想主義的でも、初めから諦めてるよりは言ってみるほうがマシです。
しかし、それを具体的に何かに当てはめようとすると、途端に複雑で難しくなります。
子どものイジメのように一方的に善悪を決めつけられるほど、社会は単純でも甘くもありません。
こっちを立てればあっちが立たず、いずれにしても罪のない人まで巻き込む茨の道ばかりです。
こうなれば、誰も反対しない標語を叫んで気持ちよくなってばかりもいられません。
事情を深く知れば知るほど、そうなってしまった必然性みたいなものが分かってきます。
ですから、こういう人たちにとって自分が「無知であること」は何よりの武器になります。
世間を知らなければ知らないほど、何の疑いもなく理想論を論じることができます。
そのうち、無知な自分が俗世に染まらない崇高な存在であるかのように思えてきます。
理想論と批判されている上記事の方も、まず根本的な前提知識にかけています。
そもそもISISはシリアとは全く関係のないのに横槍してきた勢力です。
彼らの主張に耳を傾けても、シリアで得をする人はいませんし、混乱に拍車をかけるだけです。
それに、テロリストはこの方のような主張を増やすために、政治家でなく市民を狙うのです。
そして、市民が自国の政権批判へと矛先を向け、テロにも言い分があるという「良心的な」言論人の登場を待っています。
知識がある方が正しいとは限りませんし、無知だからこそ生まれる行動力やできる指摘は間違いなくあります。
しかし、とくに言論という場でその良さが発揮されることは限定的です。
コメンテーターさかもと未明 膠原病と発達障害で闘病生活を送っていた(学生の窓口の記事より)
27歳で亡くなったロック・スターの一人にニルバーナのカート・コバーンがいます。
死因が自殺ということもあり、色々と憶測を呼んでいます。
世間のイメージのギャップに耐えられなかったとか、曲作りに息づまったなど…
でも、一方で、深刻な体調不良を抱えていたようです。
慢性的な胃痛と嘔吐、それに気管支炎に幼い頃から悩まされていました。
彼の死は伝説化し、その動機についてもある意味美化されているようなところがあります。
しかし結局、この健康状態が一番彼を追い込んだのではないかと思うのです。
一時期、僕の身内がとても気難しくなったことがありました。
ささいなことで機嫌を損ね、一週間ほど自室にこもるのを毎月のように繰り返します。
もともと神経質な面がありましたので、それ以上深くも考えませんでした。
しかし、ある時ふと「もしかして体調が悪いからなんじゃないだろか?」と思いつきました。
事実、本人もめまいで何度も倒れたり、頭痛や突発性難聴などに苦しんでいた時期でした。
そう分かってから、こちら側の気持ちというか態度がまったく変わりました。
心ではなく身体の問題なのですから、腹を立てるのは間違いだとわかったのです。
何が言いたいかというと、気難しいのは、単に性格の問題ではないことが多いということです。
実は身体のどこかに慢性的な支障をきたしていることがほとんどです。
困ったことに、そのことは周りはもちろん本人もほとんど自覚していないのです。
しかし、本当の原因に気づけば、周囲も本人も楽になりますし、解決法も見つかります。
上記事の方も、全く知らないのですが、もともと身体のあまり良くない方だったんじゃないでしょうか。
そこからくるエキセントリックさが面白がられたのだとしたら、少し不幸なことでもあります。
自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。
■web漫画『違和感のとれない英単語』
■あとがき
私事で恐縮ですが、今日TOEICのテストがあったので英語をテーマにしました。
どの単語もそのものより字面そのままの意味が強すぎて違和感が取れません。
救急車のambulanceも抽象名詞みたいであんまり乗り物っぽくないです。
冷蔵庫はrefrigeratorですが、これほどよく使うものをなぜこんなに長くしたんでしょうか?
さすがに現地の人でもそう感じてるようで、fridgeと省略したりしてます。
もし見てくださった方いましたらありがとうございました。
■web漫画『KAIJU(カイジュウ) 第七話』
■あとがき
『web漫画『KAIJU(カイジュウ) 第六話』』からの続きです。
→初めから『web漫画『KAIJU(カイジュウ)第一話』』
最後丸ワイプで画面が暗転しそうな話になりました。
当初の案では影も形もなかった男の子ですが、これからも登場させていければと思います。
続きはこちら『web漫画『KAIJU(カイジュウ) 第八話』』
もし見てくださった方いましたらありがとうございました。
噂どおり? 「東京人は冷たい!」と思ったエピソード(マイナビウーマンの記事より)
東京の前の職場で、お笑い芸人のN君とお昼を買いに行った時のことです。
暑い夏の盛り、先のバス停でバスを待っていた男性が、突然へなへなと座り込みました。
60代初めくらいの方でしたが、恐らく熱中症になったようでした。
僕の隣を歩いていたN君は走って駆け寄り、肩を抱いて座らせてあげてました。
それで僕はというと「救急車を呼びましょうか?」と男性に聞きました。
すると、男性はか細い声で「大丈夫」とだけ言います。
しかし、僕にはとても大丈夫なようには見えませんでした。
もしかしたら脳卒中とか狭心症とか重い原因かもしれないし、介抱した以上こちらにも責任があります。
僕は救急車を呼ぶことをすすめましたが、男性は嫌なようでした。
そんな中N君は缶ジュースを買ってきてあげて日陰で男性の隣りに一緒に座ってあげていました。
しばらくして男性が立てるようになってから、その場を後にしました。
そして、後日、N君から同じバス停で元気な男性を見かけたと聞きました。
自分は気を使ってるつもりで結果的にトンチンカンなことをしていたと反省しました。
と同時に、困ってる人を助けるのって難しいと考えこんでしまいました。
さて、上記事の東京人が冷たいというのも、僕のように考えているフシがあるんじゃないでしょうか。
つまり、困っていそうな人に変に気を回しすぎた結果、何もしないという選択をしているということです。
自分では手助けできないかもしれないし、余計なお世話になるかもしれない、そもそも困ってないかもしれない…
都会には色んな人がいるので、逆に面倒に巻き込まれないとも限りません。
ですから、都会の人がそのままの意味で冷たいとは言えないと思います。
多かれ少なかれ嫌な経験もしたりして、一番自分が傷つかない対応をしてる結果ということもあるんじゃないでしょうか。
理想を言えば、どんな目にあっても自分に恥じることがなければ、いいことをしたと胸を張ればよいのですが…
「子を叱るのは親の責任」世界遺産の神社に置き紙 ネットに共感の声、書いた神職の思いとは(withnewsの記事より)
昔、アメリカのスタンダップ・コメディアンのこんなスピーチを聞いたことがあります。
「俺は選挙にいかない。共和党にも民主党にも投票しない。だから両方を批判する資格がある」
大人になり社会の一員になれば、何かしらの責任が伴います。
あれもイヤこれもイヤでは物事が前に進みません。
とはいえ、自分の立場が決まってしまえば、そのことを批判することはできません。
どんなに自分の会社の商品がガラクタでも、その悪口を外に向かって言える社員はいません。
そのことでよそからバカにされても黙って耐えるしかありません。
でも、他の解決策がなくても悪いことというのは世の中にたくさんあります。
例えば、少子化や格差の問題は誰もが納得できる策はありませんが、かと言って仕方ないというのも変です。
(あるとすれば経済成長ですが、これも簡単ではないと思います)
ですから、「ある程度」は無責任な立場から物を言えることも大事だと思います。
さて、極々一部に過ぎませんが、寺のお坊さんや教会の神父や司祭にはうさんくさい感じの人がいたりしないでしょうか?
彼らは悩める人にモノを教える立場なので、中にはそれを履き違えた人が出てきます。
その点、神社の神職さんはあまり目立ちません。
もともと人を教え諭すような教義がないのも理由の一つです。
それに、先の大戦で神道が国威発揚に使われた反省から布教を禁じています。
僕はこれは神社にとって得なことだと思います。
説教くさい教義もなく布教もせず、面倒事に巻き込まれずにすみます。
それでも色々としがらみはあるのは知っています。
でも、他の宗教より世間の少し外側にいられるのは恵まれていると思います。
「女性はみんなバイセクシャルかレズビアン。ストレートなんていない!」 全世界が驚愕中の最新研究(tocanaの記事より)
さて、我々が一番最初に体験するエロスとはなんでしょうか?
それは、母親のおっぱいを吸うことです。
赤ちゃんの頃はそれにあまりに夢中になるので、ほっとくと指をしゃぶったりしています。
もちろん、この場合のエロスとはすごく広い意味です。
好みの異性に出会ったり、素晴らしい音楽を聞いたりして、思わず恍惚としてしまうことも含みます。
そして、男の子はもちろんですが、女の子も母親のおっぱいを吸います。
ですから、男性が女性に触りたいのは当然として、女性同士の肌のふれあいにも独特の意味が出てきます。
また、恋人の過去が許せない人は、女性より男性の方がはるかに多いです。
これは、男性の女性蔑視というより、男性が男性を汚いものと考える男性蔑視です。
ですから、自分の愛する女性には、それが過去の出来事だろうと誰にも触れてほしくはないわけです。
その点、女性は女性を汚いものだとは思わないので、比較的寛容です。
女性にとっても、女性は綺麗でかわいく、ときにエロいものであることは変わりありません。
それを百合というかは別として、上記事のようなことを言い出す真面目な研究も発表されています。
とはいっても、女同士なんて気持ち悪いという、奇抜な女性もたまにはいます。
こういう人は、自分の中に女性像が確立していて、かつそれを体現できている人が多いです。
なので、外に求める必要を感じないのです。
また、男らしいというよりオス臭い男性が好きという女性も、まあまあいます。
面白いのは、こういう人は中身が案外男らしい人が多いのです。
自分の中の男性性を、相手に実現して欲しいと言う気持ちが心の奥底にあったりします。
誤解を恐れずに言うと、こういう人は心情的には「ホモ」に近いです。
ひっそりと続く百合シリーズの過去記事はこちら。
・百合PVの名作ハーレイ・キヨコ『ガールズ・ライク・ガールズ』
・すべての女子は百合である
・たまには百合の話を
・男の愛、女の愛
・マリアさまのこころ、それは…
有名人同士の激似ランキング(gooランキングの記事より)
昔、父がテレビのチャンネルをザッピングしていて、いつもつい手が止まってしまう番組がありました。
NHKのEテレなのですが、別に番組の内容に興味があったわけではありません。
そこに毎週出てくる人がどうしても気になるからでした。
というのも、その人が自分と似ている気がするからでした。
顔立ちとしてすごく似ているわけではありません。
ですが、なんとなくまとっている雰囲気というか全体的な印象が自分と似てる気がします。
そればかりか笑った時の表情や声まで、同じ系統です。
それで他人とは思えず、つい気になっていたのでした。
とはいえ、他人の空似というのはあります。
父もそれ以上は気にもとめずに、他の番組にチャンネルを変えていました。
ところが、ある時、たまたま画面に出たその方の名前を見て驚きます。
なんと、家と名字が同じだったのです。
家の名字はすごく珍しいわけでもないですが、さすがに偶然とは思えませんでした。
そこで、その方の経歴を調べてみると、父の父方の従兄弟だということが分かりました。
父親が早逝して実家と疎遠になったために、その方とも面識がなかったのでした。
他人の空似ももちろんあります。
ですけど、どうしても他人とは思えない人とは、案外何代か前に本当に血がつながっているなんてこともあるかもしれません。
狭い日本は、九代遡れば全員が何らかの親戚関係がある土地柄ですので。