Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

知識と能力は比例するか?

2014-09-04 21:40:00 | コラム

「脳を鍛えても心根は腐ってる」 コスプレイヤーうしじまいい肉、文壇バーで初対面の茂木健一郎に『教養がない』と言われ激怒(トピックニュースの記事より)

かねがね考えさせられていることがあります。
それは「知識があった方が能力は高いのか」です。
もちろんあるに越したことはないですが、知識量が能力にどこまで比例するかは難しい問題です。

昔、とある縁で某有名出版社に勤めている方とお話した時のことです。
その会社ではこんな伝説があるそうです。
「毎年の採用試験で成績優秀者一位は落とすことにしている」
過去、勉強熱心で知識豊富すぎる人がその能力を仕事で発揮できなかったゆえの経験則なのでしょう。

ゴルフなどでプロ選手のコーチが注目されることがあります。
コーチによっては、自身が現役でやれそうな若い方もいます。

しかし、これは考えるとちょっと変です。
当たり前ですが、コーチよりゴルフの実力と才能は選手のほうがずっとあるのです。
でも、コーチはその選手の気づけないことや足りないものを的確にアドバイスをすることができるのです。

一方、知識の量や理論への理解は多分コーチのほうが上です。
しかし、彼はそれらを自分に生かすことがそれほど得意ではありません。
その代わり、それらで才能ある選手を活躍させることに関しては超一流なのです。

知識や教養があることはとても大切です。
しかし、上記事もそうですが、それを自分に活かせているかどうかは少し別です。
知識や御託は立派でも、トンチンカンなことをやってる人は結構いますので。

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※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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