「金髪に高い鼻」は人種差別、全日空(ANA)新CMに外国人から苦情(AFPの記事より)
「なぜ西洋の絵の女の人は美人で、日本の浮世絵の女の人は美人ではないのか?」
まだ小さい時に父親にこう質問したことがあります。
すると父はこう教えてくれました。
「今は白人の影響を受けているからそう思うだけで、浮世絵も当時は美人だった」
当時は時代や国によって価値観が変わるなんて思いもしなかったので、横っ面を叩かれたようなショックを受けたのを憶えています。
今は白人の美的基準に世の中が支配されているので、白人を美しい思うのは当然といえば当然です。
しかし、もう少し明確なルールがあるとすれば何なのでしょうか?
例えば「サルから最もかけ離れた顔が美しい」という基準でみてみましょう。
まず顔の中央にあり一番目立つのが「鼻」です。
サルは鼻は横に広い上に低いですから、高く真っ直ぐな鼻梁を持つ白人が一番かけ離れた顔立ちです。
欧州のサッカースタジアムでは今でもたまに観衆から黒人の選手にバナナを投げられることがあります。
また、映画「猿の惑星」は原作者が日本軍の捕虜となった経験から発想を得たのは有名な話です。
しかし、本当に白人が猿から最もかけ離れた顔立ちなのでしょうか?
例えば、白人特有の薄い唇はサルに近いです。
それに体毛の濃さは白人がダントツでしょう。
要はどこに注目するかという問題で、これからも美しさの基準は変わるでしょう。
僕は日本人のいつまでも肌が綺麗で若々しく温和な顔立ちが気に入っています。
白人の整形手術で最も多いのは高く大きい鼻を小さくするものです。
つまり、彼らにとってあまりに高い鼻はそれはそれでコンプレックスなのです。
上記事のCMはそんなことも思い至らない馬鹿げたもので関係者の神経を疑います。
しかも、それが世界との掛け渡しをする航空会社のものだというから開いた口がマーライオンです。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
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