都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

東屋質店の蔵

2018-03-11 | 品川区  
東屋質店の蔵
所在地:品川区 北品川2−3
階数 :3F
備考 :2009.11〜2011.5に解体
Photo 2006.3.11

 旧東海道品川宿の通りから法禅寺へ至る参道沿いにあった質屋の蔵。写真左端にわずかに店舗が写っている。

 建設年代や構造は不明。陸屋根のようだし質屋さんの蔵なので、RC造だったのかもしれないが、木造モルタルのようにも見える。蔵なので窓はほとんどないが、換気窓の様子からすると内部は3層になっていたのだろう。

 軒先にコーニスやフリーズのような装飾がわずかにあり、質屋の蔵という和風の用途の建物に、西洋風のデザインが折衷的に混在している。

 Google Street Viewほかで確認したところ、2009.11〜2011.5に店舗と共に解体されたようだ。跡地は現在、コインパーキングになっている。

 蔵はなくなったが店舗の方は旧東海道沿いの北品川2−7にあり、現在も営業している。

Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 品川区  #倉庫・蔵 
コメント
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