夢と希望と

そして力と意志と覚悟があるなら、きっと何でも出来る。

光輪の超魔神フーパ感想。

2015-08-24 | 中身
・音楽隊
 アチャモが可愛い以外は観る価値皆無のゴミ。時間の無駄でしかない代物でした。
・本編
 ちびフーパが声も能力もダークファルス【双子】。
 伝説勢がドバイみたいな市街地で時の咆哮やら亜空切断やらを繰り出しまくり、おそらく万単位の死者が出たものと推測しますけれども……まぁレックウザ&ラティオス&ラティアスという手駒で、敵の完全体フーパ&ディアルガ&パルキア&ギラティナ&ゲンシグラードン&ゲンシカイオーガ&キュレムをまとめて相手にしなければならないという無理ゲー状態では周囲に配慮する余力などあろう筈も無く、目的遂行の為の些細な犠牲というモノでしょう。しかもゲリラ戦で奇襲を仕掛けるなら兎も角、このメンツで拠点防衛をしなければならないのですから、データを眺める限りにおいては完全に詰んでいます。
 ちなみにルギアも序盤に味方として登場しましたが、完全体フーパ的に無茶苦茶嫌な相手だったらしく、早々に深海へと強制送還。そして相変わらずホウオウは全く姿を見せませんが最後はアルセウスが〆るなど、登場ポケモンのリストだけを眺めるなら豪華なものでした。
 ただし、ストーリーとしては伝説ポケモンが大暴れするだけの内容に過ぎず、しかも結局どいつもこいつも一匹たりとも戦闘不能にならず元気なままというヌルさ。特にキュレムに画竜点睛が命中しても無傷同然なのは個人的に大変納得いきません。ダメージ描写が手緩いと戦闘の面白さは激減ですし、どうせならラティオスがラティアス諸共に亜空切断でスライスされるくらいしても良かったのでは、なんて。
 そんなこんなで要するに……今年のポケモン映画は例年と比較しても特につまらない内容でした。フーパとアルセウスと特性テレパシーのディアルガorパルキアを受け取る以外には価値がないと評価せざるを得ません。私は闘いが大好物だからこそ、つまらぬ戦闘にはちょっぴり辛口になってしまいます。