あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

千代田区オーケストラ・フェスへ

2015年10月24日 | 生活
第37回千代田区文化芸術の秋 オーケストラフェスティバル

日経ホールへ行ってきました。
以前も訪れたから大手町からのルートも大丈夫。



化学オーケストラ
ハイドン交響曲第104番「ロンドン」
・・・から観賞。

ムジカプロムナード(Musica Promenade)
ワーグナー/歌劇
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
ビゼー/歌劇「アルルの女」第1組曲・第2組曲より
 
有名曲の有名なオープニング。
イイ曲です。



「アルルの女」はボブ・ジェームスが取り上げてます。
「ファランドール」として2ndアルバムに収録され、
私は昔「クロスオーバー・イレブン」で聴いて随分と
お気に入り曲になりました。

※「クロスオーバー・イレブン」と「軽音楽をあなたに」は
 実り多い番組で御座いました。

例によって途中で気持ち良くなってしまい、ウトっと
してしまいましたが。

それだけホワーッと癒されたという事で。
お許し下さいませ。
※ぶっちゃけ音が不安定だと気持ち良くなれませんから。



区をあげてのイベントとは言え、無料でクラシック名曲の
オーケストラ演奏が聴けるのですから、有り難い事です。

時間の都合で全楽団観賞とはならず。
最後まで見ればモーツアルトやハイドン、ヘンデルら
名作曲家の作品に触れる事が出来たと思うと残念でしたが
それは、また次回の楽しみと決めて帰途に着いたワタクシ
なのでした。

「INU - KERA VOL44」ゲストはデメタン!

2015年10月24日 | 芸能
10月30日に行われる新宿ロフトプラスワンの
イベント「INU - KERA VOL44」。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏と犬山イヌコさんの
トークイベントに、なんと大堀こういち氏がゲスト参加!

しかも小象でも出演!
「劇団健康」時代の話しする気マンマンな大堀氏。

何が飛び出すのか?
誰とケンカした話になるのか?

INU-KERA VOL.44
10/30(金)
OPEN 18:30 / START 19:30
前売¥2,600 / 当日¥3,100(税込・要1オーダー500円以上)
※前売券は8/15(土)午前10時よりe+にて発売中

行きたいけど、当日は仕事だなぁ・・・。

明日は日経ホールでオーケストラ・フェスあり

2015年10月23日 | 生活
第37回千代田区文化芸術の秋 オーケストラフェスティバル

日時:2015年10月24日(土)
場所:日経ホール 入場無料

14:35~
化学オーケストラ

シュランメル 行進曲「ウィーンはいつもウィーン」
モーツァルト交響曲第31番「パリ」
ハイドン交響曲第104番「ロンドン」

15:40~
ムジカプロムナード(Musica Promenade)
ワーグナー/歌劇
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
ビゼー/歌劇「アルルの女」第1組曲・第2組曲より

16:40~
千代田フィルハーモニー管弦楽団
モーツァルト交響曲第38番「プラハ」

17:30~
明治大学OB交響楽団
ヘンデル 水上の音楽
ブラームス セレナーデ第2番

日経ホール
千代田区大手町1-3-7 日経ビル3階

・竹橋駅下車(4番出口徒歩4分)
・大手町駅下車(C2b出口)
・無料巡回バス 丸の内シャトル
「日経ビル」下車

問合せ先:千代田区文化振興課文化振興係

・・・以前、会場でアンケートを記入したら
コンサート情報を貰えるようになりましてな。

「マイスタージンガー」と「アルルの女」、
生のオーケストラで聴いた事ないから
行ってみようかなぁ~。

U・ヒープとW・アッシュの来日が話題に上がる2015年

2015年10月22日 | 英国ロック
凄いよなぁ。
1970年代がピークのバンドじゃん。

~というか、70年代半ばにはパンクや
ニューウェイヴに押され、時代遅れ扱い
された音楽じゃん。



DVDで「洋楽の黄金時代」とか言って
80年代のマーキー公演が発売されても
「いや、この頃は斜陽ジャンルだったでしょ」
~と言いたくなったし



それまでにビデオやCS放送で80年代マーキー・
ライヴは見ていたんだけど

「大会場でコンサートやってた連中がマーキーで
 ギグかぁ・・」
「言っちゃ悪いが、なんか落ちぶれ感あるなぁ」
~なんて感想を抱いたもんですが。



継続は力というか。

メンバーチェンジも交えながら、しぶとく
活動を続け。
全盛時の名盤には及ばないものの、アルバムも
制作。生き残って来たんです。

そのうち時代は何でもありになって、
好きなモノを好きに聴けば良いって事に
なりました。

バンドも、無理にデジタルシンセの新しい音を
導入しようとか、そんな事しなくて良くなったんです。



マーキー・クラブで名を上げ、ピーク時には
大ホールで公演するようになったバンドですが

時代の流れで小さいハコに戻って来ても、
それを負い目に感じずに、マイペースで公演が
出来るようになったんです。

バンドも力が抜けて無理に新作を作らず、
「名盤完全再現ツアー」とかやるように
なりました。

ナツメロ・ツアーですが。
加齢による衰えもありますが。
元々が演奏力を鍛えた人々です。

むしろ吹っ切れたような勢いを感じます。
演奏に元気さが戻ってる気さえ致します。

根強いファンも彼らのステージを歓迎し、
洋楽黄金時代のマジックを呼び起こすのです。

W・アッシュの来日こそ流れたが、今度は
ユーライア・ヒープです。



メンバーの死去などを乗り越えて継続して
きたユーライア・ヒープ。
2010年の来日から そんなに間を置かず
また来るのです。

感慨深いモノがあります。
もし行けなくても、誰かのライヴリポートで
様子を窺いたいと思います。

URIAH HEEP来日決定!

2015年10月21日 | ライヴ
ユーライア・ヒープが来年1月に来日公演を行います。
スペシャルゲストがルシファーズ・フレンズ。

また渋い組み合わせです!

ZEP、パープル、サバスに次ぐ、伝説のブリティッシュ
HRバンド、URIAH HEEP。

『対自核』を中心とするデビュー45周年記念公演
<対自核"Look At Yourself 2016" Japan Tour>が、
大阪Zeppなんば、川崎CLUB CITTA'で行われます。

しかも、一時期URIAH HEEPのヴォーカリストとして参加
していた、ジョン・ロートン率いるドイツのHRバンド、
Lucifer's Friendがスペシャル・ゲストとして帯同!

これは、
M・シェンカー・バンドとG・ボネットのグループが
カップリング公演を行って以来の組み合わせではないか!

URIAH HEEP 45th Anniversary
「対自核・Look At Yourself 2016 Japan Tour」
Very Special Guest:Lucifer's Friend

●2016年1月16日(土) 川崎・CLUB CITTA'
●2016年1月17日(日) 川崎・CLUB CITTA'

OPEN 16:00 / START 17:00
前売:¥12,000(全席指定)
※入場の際にドリンク代¥500が別途必要。

一般発売日
:11/21(土)~
チケットぴあ(Pコード:279-892)
ローソンチケット (Lコード:78085)
イープラス http://eplus.jp

SHOP店頭販売
:11/7(土)~先行販売開始は以下のCD店で
DISK UNION 新宿プログレッシヴ・ロック館1
ワールド・ディスク
DISK UNION 新宿HEAVY METAL館
DISK UNION お茶の水HR/HM館、
DISK UNION 渋谷PUNK・HEAVY METAL館

問合せ:CLUB CITTA' http://clubcitta.co.jp/



●2016年1月14日(木) 大阪・Zeppなんば
OPEN 17:30 / START 18:30

前売:¥12,000(全席指定)
※入場の際にドリンク代¥500が別途必要。

一般発売日:11/21(土)
チケットぴあ(Pコード:279-998)
ローソンチケット (Lコード:58912)
CNプレイガイド
イープラス http://eplus.jp

問合せ:Kyodo Information  
http://www.kyodo-osaka.co.jp/

詳細は下記の「特設ページ」にて。
http://clubcitta.co.jp/001/uriahheep2016/


URIAH HEEPの来日公演は6年ぶり。
前回は川崎のみだったが、今回は大阪公演もあり。
こちらは約25年振りとのこと。



「独ロックバンド帯同とは、また渋いなぁ」などと
思ったが。
1977年にヒープに加入し、デヴィッド・バイロンの後任
としてアルバム制作にも参加したジョン・ロートンの
出身バンドだし、今回は「率いてくる」って事だし!

コンサートのラストでは本当に同じステージに立って
演奏するんですかね?
せっかくなら演って欲しいなぁ~。

飛行機で聴く落語、TVで見る落語

2015年10月20日 | 芸能
亡くなった立川談志師匠は
「どっちもつまんねぇし、ロクでもねぇ!」と
おっしゃっていたなぁ。

「なんでかって?どっちも俺が出ていないだろ?」
・・・とも(笑)。

お呼びが掛からないような事ばっかり言うからですよ
・・・と突込みたくなったが

それが「自分の役割だ」と考えての事ですし、
実際に私の様な者からすると毒混じりのネタは最高に
笑えてたから。

それぞれを楽しめばイイや・・・という心境でした。



事実、JAL名人会の傑作選CDには
家元が認めた落語家さんや、仲良くしていた落語家さんの
噺が収録されてますもんね。

仲の良さでは歌丸師匠、円蔵師匠。
「了見が好きだね」と中トリを務めた文治師匠。

私は春風亭柳昇師匠の飄々とした佇まいも好きでした。

でも、歌丸師匠以外は皆亡くなられてしまったなぁ・・・。

雰囲気ある落語家が居なくなったと言いつつ

2015年10月19日 | 芸能
先日飛行機で聴いた落語で三遊亭円楽(6代目)の「一文笛」と
いう噺がありまして

桂米朝(三代目)の上方落語を江戸時代から移り変わった東都に
置き換え、落ち着いた口調で語られる姿に

「楽太郎時代の若手イメージしかなかったが、立派に努力されて
いるんだなぁ」と
失礼ながら感激した次第です。



「一文笛」の粗筋は、

「カタギになった掏摸の兄貴分が弟分にも足を洗うように説教するが、
他に仕事も出来ないし、貧乏人からは取っていないと居直られる。

しかし、兄貴分は「昼間の事」を思い出すよう問い詰める。
弟分は昼間から角菓子屋に集まった子供の中に小さな笛(一文笛)を
指くわえて見ているだけの貧乏そうな子供を見つけ、通り掛かりに
抜き取った1本を、その子供の懐へ放り込んでいるのだ。

駄菓子屋の婆ァは盗んだものと判断し、父親の所へ連れて行く。
長屋で貧乏しているとはいえ元は侍だ。子供が泣いて言訳しても、
長屋の連中が中に入ってやっても納得しない。
とうとう子供は井戸へ身を投げ、今も意識不明の状態だと言う。

それを聞いた弟分は匕首で自分の指をハネて詫びるが、翌日になって
銭ゲバ医者に「カネを出せば良い治療をしてやる」と吹っ掛けられて
いると知る。

「これっきりだ」と最後の掏摸に打って出る弟分。
大勝負は吉と出るのか?
子供は救われるのか?

江戸落語なら、そのまま人情オチで終わるのだが、そこは上方だ。
しっかり笑わせて落としてくれる。

米朝筋に教わりに行ったという6代目圓楽師匠。
さすがです。
飛行機の中で感じ入ってしまいました。



しかしJAL名人会って、毎回けっこう楽しませて貰ってますよ。
飛行機の中で聴診器みたいなイヤホン付けて、色々なジャンルのを
聴いてみるんですけど。
まぁ、ヒーリングか、60~70年代音楽か、寄席か…ってなもんで。

結局JAL名人会を聴く事が多いんですよねぇ。
実際ホールにお客さん入れて録った最新の演芸中継ですから。

お客さんイジりも、そのまま収録されてるし、脂の乗った漫才も
聴く事が出来る。

まぁ、結局はテツandトモの「JAL名人会聴いてて落語サゲの所で
機長の挨拶が入るの何でだろ~♪」というネタが1番笑ったん
ですけどね。

橘家円蔵師匠、10/7に亡くなっていた

2015年10月18日 | 芸能
1960年代から月の家円鏡として活躍し、1980年に
橘家円蔵を襲名するまで茶の間の人気者として
知られた師匠でした。

円蔵襲名後は、古典の人情噺も積極的に手掛けて、
高座メインに転換した印象がある。

1965年に真打昇進した頃、当時の落語界は、まさに
隆盛期。
古今亭志ん朝、立川談志、三遊亭円楽とともに、
若手真打ち「四天王」と呼ばれた。

ナンセンスなギャグとトレードマークの黒縁眼鏡で、
他の3名とは異なる才覚を見せた。
よい意味での「軽妙さ」「ヨイショ!」で時代の寵児と
なった。

「お笑い頭の体操」などのテレビ番組で活躍。
奥さんネタの「セツコが・・・」も大当たり。
焼き肉のタレ、眼鏡拭きのCMでも有名になり、
ラジオでも番組を持ち、知名度は全国区となった。

2010年6月に節子夫人を亡くしてからは、体調を崩して
高座から遠退いたそうで
最後の高座は2012年9月浅草演芸ホール下席だったとの事。

享年81歳。亡くなった原因は心室細動。
葬儀は近親者で営まれた。



月並みな言い方だが、先立った奥様や「アニさん」と慕った
談志師匠と再会なさってる事でしょう。

今度は、あの世の皆さんを笑わせて下さいませ。

談志師匠とは「歌謡合戦」を再現して下さいませ。
※談志師匠に「ある意味で最高傑作」と言わしめた、
 ナンセンス掛け合いラジオで御座います。

「四天王」も全員お亡くなりになってしまったなぁ・・・。
勢いと頭の閃き、瞬発力で一世を風靡した円蔵師匠の
「夫人を亡くしてからは体調を崩し、高座から遠退いた」
なんて話は、聞いてて本当に寂しい。

月の家円鏡/橘家円蔵師匠の御冥福を心より御祈り申し上げます。

河野公平が亀田興毅を判定で降し防衛(2)

2015年10月18日 | ボクシング
プロボクシング
【WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ】
米シカゴUICパビリオン 10月16日(日本時間17日)

○河野公平 判定12R 亀田興毅

渡辺会長がこだわったカードとも言えたが実現には困難があった。
 
亀田は、次男・大毅のIBF世界スーパーフライ級戦問題で、
昨年2月にJBCから国内ライセンスを剥奪され、日本での試合が
できなくなっていた。

だが、WBAで上位にランクされていた興毅と、昨年3月に王者と
なった河野との指名試合をWBA本部は指令。

国内ライセンスの再取得へ向けて動いた亀田だったが、困難ゆえに
3兄弟共に米国へ活動拠点を移行。

最終的に両陣営ともに海外での指名試合を行うことで合意。
当初は、7月に行われる予定だったが、河野が肋骨を骨折したために
延期されていた。
その結果、今回の試合は海外で日本人同士が対戦した初の世界戦となった。

河野は、昨年の大晦日以来の2度目の防衛戦だったが、ブランクを
感じさせない試合だった。

中盤以降、「いきなりの右を見せて顔面に左フックを狙う」展開
など見せて欲しかったが、これは相手が左利きだったり距離や
タイミング面での事もあるから、狙ってても出せなかった可能性も
ある。

以前は判定に恵まれなかった選手だが、距離を取ったらしっかり
ジャブを突くなど、ジャッジ受けも考えたボクシングに進化して
いるとも言えるでしょう。

試合後、河野は「この試合にすべてをかけてきた。亀田から
ダウンを奪えて嬉しい」とリング上の勝者インタビューで返答。

試合前「日本人初の4階級制覇を目指す」と言っていた亀田だったが
敗戦後は「前から決めていた。スパッと辞める」と現役引退を表明。

河野の戦績は31勝(13KO)8敗1分け。
亀田は33勝(18KO)2敗。日本人へは初黒星となった。

◆河野公平(34歳)東京都出身
 2000年11月、プロデビュー。
 2012年12月、3度目の世界戦でテーパリット(タイ)にKO勝ち、
 WBAスーパーフライ級王座獲得。
 2013年5月、暫定王者のソリス(ベネズエラ)に敗れ初防衛失敗。
 2014年3月、デンカオセーン(タイ)にKO勝ちし同王座返り咲き。
 同年12月、ヒメネス(ドミニカ共和国)と引分で初防衛。
 今回の亀田戦で2度目の防衛に成功。

◆亀田興毅(28歳)大阪市出身
 2003年12月、プロデビュー。
 2006年8月、WBAライトフライ級王座決定戦でファン・ランダエタ
 (ベネズエラ)に判定勝ちし王座を獲得したが、「疑惑の採点」
 として世間を騒がせた。
 2009年11月、内藤大助に判定勝ちしWBCフライ級王座獲得。
 2010年3月、実力者ポンサクレック(タイ)に敗れプロ初黒星、
 王座を失う。
 同年12月、WBAバンタム級王座決定戦で元Sフライ級王者ムニョス
 (ベネズエラ)に勝ち、同級王座を獲得。防衛の後、王座を返上。
  
・・・そうか、亀田興毅はバンタム級王座を8度も守ってたのか。
印象にないなぁ。

まぁ、今回の試合後に河野を祝福し、河野陣営に歩み寄って健闘を
称えあっていた姿は立派でした。

色んな意味で[足跡]は残した選手だし、
「注目を集める選手を作る」というテストケースにはなったと
思います。

業界の「良識派」は、敢えて逆の育成に走ろうとしますが、
頑なに強敵をブツけて折角の好素材を潰してしまうケースもあり
「巧妙な育成」というテーマを拳闘界に残していった存在とも
言えるでしょう。

渡辺会長は、知名度ある亀田と愛弟子を対戦させ、河野を
ブレイクさせたい・・・という親心だったんでしょうが。

さてさて
その点は、どんなオチになるんでしょうねぇ・・・。

河野公平が亀田興毅を判定で降し防衛(1)

2015年10月17日 | ボクシング
プロボクシング
【WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ】

米シカゴUICパビリオン
10月16日(日本時間17日)

王者・河野公平(34才/ワタナベ)が、同級2位の亀田興毅
(28才)の挑戦を3-0の判定で退けた。

試合はテレ東系で放送されたが
予想に反し、第1Rラウンドから亀田が積極的に出てくる展開に
少し驚かされた。

接近戦は河野に分があるかと思われたが、亀田も抜け目がない。
相手パンチの隙間に手を出し、第2Rには何とアッパーを
ストマックに決めて河野の動きを止めてチャンスを作る。

背を丸めてピンチの河野だったが、亀田の後続打がベルトライン
下に当たると、コーナーで座り込んでしまう。

反則打を貰って苦しかったのもあるだろうが、ここはアピールと
ダメージ回復を狙っての行動。

下手すればダウンを取られかねない判断だったが、レフェリーは
しっかり河野に休憩を与えた。

試合が再開されると、今度は河野が右ストレートを顔面にヒット、
亀田は尻餅をついてダウン!
これがここ最近河野が見せる強みだ!

挑戦者が立ちあがったところでゴング。
試合は王者へ一気に流れた。

解説の田口良選手が語ったとおり、フラッシュノックダウン気味と
思われたが、勢い付いた河野は第3R攻勢に出る。
亀田はまたしてもローブロー。

日本国内で「人気者」として優遇されていた時期には反則に
されなかったパンチだが、今回は中立国での試合。
レフェリーは良く見ており、この回2ポイントの減点をとった。

序盤は、河野優勢。
右を2連発、3連発する奇襲や、時折り距離を取って放つジャブ、
亀田に負けずに叩いたボディが有効に見えた。
自身がボディに受けたダメージも深刻に至らず、試合は中盤へ。

両者が頭を付け合い、接近戦での攻防。
河野のラッシングパワーには定評があるが、王者圧倒的という
展開にはならない。
亀田にはショートパンチのスピードがあり、河野が打てば手を
返すシーンも多いからだ。

亀田のカバリングも被弾軽減に役立っているが、河野の右連打で
身体を起こされるシーンも。

試合後、疑問が呈された亀田の接近戦選択だが、意外と
中間距離での強いパンチを警戒しての事ではないか・・・とも
考えられる。

逆に接近して相手パンチを殺し、ショートの回転力で優ろうと
したのかも知れない。
それが功を奏するシーンもあったが、河野も不器用なりに
サイドへ回り、距離を作ってジャブを放ってペースを変えた。

試合としては両者よく手が出る展開。
少しでも試合がダレるとブーイングが飛んでくる米国の会場で
良く戦ってると感じ入る。

第6Rには終了ゴングと同時に放った河野のパンチに反応して
亀田がパンチを返したため、河野が大きくアピール。
初めての海外試合なのに大したモノだ。

第7R入っり両者接近戦でローブローや首を押さえる反則が
目立ち始め、レフェリーが試合を一旦ストップ。

コミッションと協議して「次やったら、その時点で試合を止める。
クリーンファイトをせよ!」と両選手に異例の宣告。

これは両成敗的な対応で、河野には気の毒だった。
河野の反則は「首を腕で巻く」「懸命な手数の中でのローブロー」
亀田は「首を巻く」「相手の腕を掴み、反対の手でローブロー」
・・・と、悪質度でいえば亀田の方が上だ。

ただし、こういった状況でも河野は冷静だった。
まずレフリーの注意内容をしっかり確認し、「クリーンね!」
「OK」と把握。

以降、相手のラフ行為があったら、その場でアピールするなど
「愚直で不器用」な選手と思えない駆け引き上手さを見せた。
キャリアのなせる業だろう。大したもんです。

そして試合は終盤へ。
近い距離でのパンチを応酬する両者だが、やや河野が優位。
亀田のショートパンチも当たっていた為、圧倒的な展開は
作れないが、要所で右ストレートもヒットして、亀田を
ロープに詰める。
右アッパーをストマックに突き上げて後退させるなど、
ダメージも植え付けた。

第9Rには、河野が亀田の頭を押さえつけた為、レフェリーは
王者からも減点を取る。
これは何度か注意されていた事なので、レフェリーは良く
見ていたと言えるだろう。

再開後、亀田の左フックで河野がグラつき、スリリングな展開に。
ボディブローの手数を増しはじめ、右フックも多用。
亀田もパンチのバリエーションも見せた。

第10Rには、亀田の左で河野は後退したが、すぐに連打で反撃。
終盤疲れながらも旺盛な連打を放つ王者を手に余す挑戦者。

両者ともブランク明けで調子が心配されたが、ベストに仕上げ
11R、12Rと打ち合う姿勢を見せた。

11Rは河野の右フックで、亀田が後退。
※はっきりとしたダメージは感じさせなかったが、
 試合全般で何度か小さく腰を落として下がるシーンが
 あった亀田。
 やはり細かいパンチより、こういう場面が採点に反映
 されるべきでしょう。

左目がふさがりはじめた亀田、最終ラウンドは右フックを連打し
ポイントを奪ったように思えたが、試合全般の劣勢を引っくり
返すには至らなかった。

(やや反則に厳しい)レフェリー受けは悪かったが、観客には
アピールしたでしょう。
ブーイングは聞こえて来ず。ホッと致しました。

勝負は判定。
採点は、115-109、113-111、116-108。
3-0の判定で河野のタイトル防衛となった。

判定が下された瞬間、小さく拍手して王者を称えた亀田。
その姿は立派でした。

アニメ「機動警察パトレイバー」視聴継続中

2015年10月17日 | アニメ・特撮
警察組織のロボットアニメ「機動警察パトレイバー」。

「作業用メカ=レイバー」のトラブル、犯罪を取り締まる。
その為の警察レイバー「パトレイバー」。

私は漫画版を見てたんですが、アニメは1話完結で収まる、
日常回が多いと感じましたねぇ。



戦闘がメインでない事が本作の特異さと面白さでも
あるんですが。

漫画版の「おたけさん」は出てないんですね。
別人物というか、それに当たるのは、香貫花クランシー
という帰国キャラ。

シュッとしたシャープな線はZガンダムのキャラみたい。



日常回ではコミカルなシーンも多く、各キャラクターの
絵的な崩れっぷりは「うる星やつら」を思い起こさせます。

そういう時代だし、
制作に関わった方がいらっしゃいますからね。

音楽に関しては・・・これまた時代が現われてます。
OP、EDともバリバリの打ち込み。



ゴメンナサイ、私が苦手な音です。
※いまもデジタルシンセの薄い音はダメなんですよ・・・

そういう肌に合わない部分もありますが、声優さんは
印象深い方々ばかりだし、野明はカワイイし、軽い回は
他の事しながら流し見してもOKな感じだし、グリフォン編も
あるようだし

期待しつつ視聴は続ける事になりそうです。

串田アキラ「SOUL,R&Bカバー・オンリーのライヴ」開催!

2015年10月16日 | 邦楽
戦隊物などで知られる串田アキラさんですが。
その歌唱から根底にソウルとリズム&ブルースがあるのは明白。

「富士サファリパーク」のCMで彼の歌を聴いて
「え?和田アッコさん?」と思った人は多いでしょう。

それって「歌唱がソウルフル」って事ですから。
実に気になるライヴ情報で御座います。

【串田アキラ SOUL,R&B ライヴ】

◆日時
2015年10月25日(日)
16:00 open / 17:30 start (入替なし)

◆会場
目黒 BLUES ALLEY JAPAN
http://www.bluesalley.co.jp/
目黒区目黒1-3-14 ホテルウィングインターナショナル目黒B1

◆ミュージックチャージ
前売5,000円 / 当日5,500円 (テーブル席 指定)
+テーブル席 当日シートチャージ 別途540円要
● Dinner Set
前売11,500円 / 当日12,000円
(Mini Dinner + 1Drink付 / ミュージックチャージ&シートチャージ込)
●立見
4,500円 (自由) / 当日 5,000円

「当日券は前売より各料金 500UP (各税込) 」

◇ 予約
BLUES ALLEY JAPAN予約受付センター:
03-5740-6041 (月〜土曜 / 12:00〜20:00)

または BLUES ALLEY JAPANのウェブサイトにて
 http://www.bluesalley.co.jp/schedule/live.html


画像は
「幻の名盤解放歌集 Toshiba編」から。
私は持ってないが、この初期音源集は欲しいねぇ・・・。

◆出演
串田アキラ (vo)

鈴木憲彦 (kb)
米川英之 (g)
TAK斉藤 (b)
江口信夫 (drs)

座光寺基光 (tp)
はぐれ雲永松 (tb)
渡辺ファイアー (sax)

貴日ワタリ (cho / ザ☆カインズ)
常見弘士 (cho / ザ☆カインズ)
斉藤淳一 (cho / ザ☆カインズ)

1969年に東芝EXPRESSからデビューして46年。
「宇宙刑事ギャバン」「キン肉マン」など数多くのアニメや特撮の
主題歌を歌って来た串田さん。
前述の「富士サファリパーク」「ALSOK」などのCMソングでも彼の
歌は流れ続け、その歌声を聞いた事が無い人は居ないとも言われています。

今回は 串田アキラさんの音楽的ルーツ SOUL, R&Bソングのカバー・
オンリーの公演との事。

「Blues Alley Japan」という会場名から意気込みが伝わります。
バンドメンバーはホーンセクション,コーラスを含む男性10名。

個人的にはリラックスした歌唱より、激しいシャウトを期待。



おそらく選曲は、Oレディング、Wピケット、Eフロイド、サム&デイヴ、
Sクックなどが中心になると予想されます。
※場合によっちゃ、ジェームズ・ブラウンだって飛び出すかも!

気になるけど、その日は確か家族でどこかに行く日だったような・・・。
身柄がフリーだったら行きたいけどなぁ。

来年も続くゴジラ・コンサート!

2015年10月16日 | 邦楽
伊福部昭先生の没後10年という括りで
いよいよ京都で催されます!

2016年 5月2日(月) 
18:00開演(17:00開場) 

会場:ロームシアター京都 メインホール

【エンジョイ・センチュリーシリーズ】

◆ゴジラ音楽祭in 京都
 ~伊福部 昭没後10年に寄せて~

・伊福部 昭:SF交響ファンタジー 第3番
(Akira Ifukube:Symphonic Fantasia No.3)

・伊福部 昭:「ゴジラ」(1954)全曲
(Akira Ifukube:"GODZILLA"1954)



※映画『ゴジラ』(1954)デジタルリマスター版の
 全編上映(97分)に合わせ、全曲生演奏
 
指揮:和田 薫

チケット料金
SS:10,000円/S:7,500円/A:6,000円/B:5,000円
(税込・全席指定・未就学児童入場不可)

■ 一般発売日:2016年2月3日

~全国で行なって欲しいくらいのイベントです。
※宇都宮、日光、川崎などでは開催されてますが、
 関西や仙台、福岡などから、より広範囲に広がる事を
 期待したい。

その第一歩とも捉えられる京都公演。

ぜひ成功してほしいと願います。

「今日は一日プログレ三昧 2015」感想(3)

2015年10月15日 | 洋楽
さてさて、
「プログレ三昧」には生演奏コーナーもあり。
日本のプレイヤーがアレアやM・オールドフィールドをカヴァー。
生ギター2本で「チューブラー・ベルズ」オープニングを再現してる。
カッコイイ!

チーフタンズがホィッスルでThe Whoの「ババ・オラィリィ」を
再現した時みたいだ!!
※元の「チューブラー」は恐怖映画の印象が強すぎでキツイのよ・・・

なお、ギターの片割れ=鬼怒無月氏は、2004年に来日したデビッド&
リチャード・シンクレアの公演でバックに付いたプレイヤー。
今回も見事な演奏で御座いました。
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/986bb1490d4b7e641299e601eb09a195
※リンク先は、その時の拙ブログ記事で御座います


さらに番組は続く。

今年は多くのアーティストが天に召されたとして
追悼コーナーもあり。

曲としては、デヴィッド・アレンさん再晩期の作品、GONGの
「Thank You」が思った以上に良かった!

ヴォーカルのデミス・ルソスが亡くなったAPHRODITE’S CHILDは
「Rain and Tears」が流された。ルソスさんの歌い上げが染みる・・・。
※出演者からは「パッヘルベルのカノン系」と表現されておりました。



後半は「プログレ女子会」などというコーナーも。
※しかし、さすがにキャピキャピされておらず、声も低くて
 落ち着いていた。

掛けられた曲は
JETHRO TULL「Living in the Past」
("A Littel Light Music" Live Ver.)から抜粋
※女性の一人はインタビュアーさん。
I・アンダーソンさんは良く喋る人だったそうな

クリムゾンは「Red」
※R・フリップさんの甘党話が意外で面白かったです。

ELP「The Hut of Baba Yaga」 から抜粋
※エマーソンさんの粋なコメントが泣けました。



そして
MOON SAFARI「Mega Moon」
aksak maboul「A Modern Lesson(Bo Diddley)」
~など、聴いたこと無い曲に接することも出来ました。

女子会では実に味わい深いプログレ名言も飛び出しました。

「知れば知るほど自分がいかに知らないって事かが分かる」
「世代を超え、時代の淘汰に耐えてきた音楽の良さ」・・・

深いです。
「知れば知るほど無知を知る」・・・これって、あらゆる事象に
当て嵌まりますね。

私が知ったかぶりして色々書いてる拙ブログのあらゆるネタとか
・・・・ね(苦笑)。

リクエストによる番組は尚も続きます。

四人囃子「ハレソラ」
※森園さん脱退後の曲。高島氏は渋い顔?



RUINS「Progressive Rock Medley」吉田達也
The Squirrels「Money」
GENESIS「Seven Stones」
HELDON「イン・ザ・ウェイク・オブ・キング・フリップ」
須藤俊明「mobile suite no.1」
Happy the Man「Knee Bitten Nymphs in Limbo」
CARAVAN「Waterloo Lilly」
・・・などなど。

そして、いよいよクリス・スクワイア追悼。
彼の偉大さを語りながら、最初期に組んだザ・シンの
「グランテッド」が流される。
カッコイイねぇ。
ビートバンド然してますが、既にクリスのベースしてますねぇ。



そのまま「偉大なり、クリス・スクワイア」コーナーへ。
KENSO清水が選ぶ3大名演・・・という事で

第3位 Yes「Yours is No Disgrace」("Yessongs"版)から抜粋
第2位 Yes「Ritual Part2」("Yesshows"版)から抜粋
第1位 Yes「Siberian Khatru」から抜粋

シベリアン・カートゥルに至っちゃ自分で打ち込みサウンド作ってきて
面白みのない普通ベースのトラックから段々とカッコ良くなるパターン
を披露。
最後はクリスのヴァージョンに進化して「凄え~!」という展開。
オマケでPマッカートニー版まで作って来られてて、出演者から
ヤンヤの大受け。
「報われた!」と感激する清水さん・・・。

クリス追悼はソロアルバム「未来への飛翔」から1曲目の
「Hold Out Your Hand」、そして「You By My Side」も放送された。
思わずシンミリで御座います・・・。



そして本当のラスト曲は、実に62曲目。
※10時間番組でこの曲数は少ないといえる・・・か

David Gilmourさんの「Wish You Were Here」です。
「あなたがここにいてほしい "Live in Gdnsk" ver.」です。

亡くなったアーティスト、失われたグループ・・・。
彼らが「ここにいてくれたら」。
そんな事を夢想させる曲。

「ギルモアの上手さは大人になって分った」
そんなコメントも染みてきます。
※私は「クレイジー・ダイヤモンド」や「エコーズ」も好きです。

そんな感傷を覚えながら、「今日は一日プログレ三昧」は
終わりました。
「三昧」は他の音楽ジャンルでも企画されてるんだが、やっぱり
プログレは趣旨に合ってますね。

次は・・・2年後?
いやぁ、毎年やってほしいなぁ。
よろしくお願いしますよ、NHKさん!!