あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

石川晶&カウントバッファローズ

2015年10月03日 | 邦楽
ジャズドラマーの石川晶さん。
2002年に亡くなっておいででした・・・。
彼が組んだカウント・バッファローズは、日本における
いわゆるジャズ・ロック、フュージョン、アフロ・ジャズの
走りとも言える音楽をいち早くやっていたとの事。

打楽器奏者の宿命なのか(ジンジャー・ベイカーも同様だったが)
アフリカ音楽にも傾倒、なんと石川氏は恵比寿にジャズクラブを
開いた後、晩年ケニアに移住されている。



悠々自適の生活を送っておられたが・・・現地の子供を
救済するような活動も行われ、当地で脳溢血で亡くなっている。

日本に居る時はNHKの教育テレビにも出演し、
「石川のおじさん」として子供達に打楽器の楽しさを
教えていたそうだ。

私もTVを見てて教わっていたのかもなぁ。

カウントバッファローズのメンバーには寺川正興さん(b)も
いらしたと言うし、ロックフェスにも出演されてたそうな。

当時のスタジオ・ミュージシャン。腕もたつから肩で風切って
歩いていたとか。

レコーディングでも「俺らに任せとけ!」てな感じだったんだろう。
「また逢う日まで」もアレンジャーが書いたモノを
「こんなダサイの嫌だよ」と言って好き勝手に叩いたとか。

そしてリズムセクションは一心同体。
寺川正興さんも自由に弾いたんでしょうね。



CMソング『マンダム~男の世界』も、案外この方々が演奏したのかも。
米国に作曲を依頼して、あっちのカントリー・シンガーに歌わせたって
話だが、実は日本の関係者が作曲した物が採用されたなんて噂もあるし
そうなったら、演奏をこっちのスタジオ・ミュージシャンがやってても
不思議じゃない。

~なんつって。
想像は膨らむばかりですよ・・・。