あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

U・ヒープとW・アッシュの来日が話題に上がる2015年

2015年10月22日 | 英国ロック
凄いよなぁ。
1970年代がピークのバンドじゃん。

~というか、70年代半ばにはパンクや
ニューウェイヴに押され、時代遅れ扱い
された音楽じゃん。



DVDで「洋楽の黄金時代」とか言って
80年代のマーキー公演が発売されても
「いや、この頃は斜陽ジャンルだったでしょ」
~と言いたくなったし



それまでにビデオやCS放送で80年代マーキー・
ライヴは見ていたんだけど

「大会場でコンサートやってた連中がマーキーで
 ギグかぁ・・」
「言っちゃ悪いが、なんか落ちぶれ感あるなぁ」
~なんて感想を抱いたもんですが。



継続は力というか。

メンバーチェンジも交えながら、しぶとく
活動を続け。
全盛時の名盤には及ばないものの、アルバムも
制作。生き残って来たんです。

そのうち時代は何でもありになって、
好きなモノを好きに聴けば良いって事に
なりました。

バンドも、無理にデジタルシンセの新しい音を
導入しようとか、そんな事しなくて良くなったんです。



マーキー・クラブで名を上げ、ピーク時には
大ホールで公演するようになったバンドですが

時代の流れで小さいハコに戻って来ても、
それを負い目に感じずに、マイペースで公演が
出来るようになったんです。

バンドも力が抜けて無理に新作を作らず、
「名盤完全再現ツアー」とかやるように
なりました。

ナツメロ・ツアーですが。
加齢による衰えもありますが。
元々が演奏力を鍛えた人々です。

むしろ吹っ切れたような勢いを感じます。
演奏に元気さが戻ってる気さえ致します。

根強いファンも彼らのステージを歓迎し、
洋楽黄金時代のマジックを呼び起こすのです。

W・アッシュの来日こそ流れたが、今度は
ユーライア・ヒープです。



メンバーの死去などを乗り越えて継続して
きたユーライア・ヒープ。
2010年の来日から そんなに間を置かず
また来るのです。

感慨深いモノがあります。
もし行けなくても、誰かのライヴリポートで
様子を窺いたいと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿