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『題名のない音楽会』 司会交代

2015年10月06日 | 生活
佐渡裕さんからバトンタッチされたのは、
ヴァイオリニストの五嶋龍さん。
26歳という若さでの抜擢だ。

1964年8月から放送され、50年を超えるテレ朝の音楽番組
『題名のない音楽会』。

佐渡氏(54歳)は、2008年から7年半にわたり司会を務めて
きた世界的指揮者で。

多忙な中よく続けてこられたなと思うが、ご本人によると
「今年9月から、オーストリアで107年の歴史のある名門、
トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督を務める事と
なり、年間4ヶ月ちかくオーストリアのウィーンに滞在する
生活になる。引き続きヨーロッパを中心に客演指揮者として
オーケストラの指揮活動をしていくことを考えると、
どうしても毎週番組を作っていくことが、物理的に不可能に
なってしまった」との事。



佐渡氏自身、2007年に急逝した作曲家でピアニストの
羽田健太郎さんの後を引き継ぐかたちで、司会に就任。

当時すでに日本を代表する指揮者として世界で活躍する彼の
就任には驚かされたが、世界各地での多忙なコンサート活動
の中、番組の企画から参加するなど、
まさに『題名のない音楽会』の顔でもあった。

世界最高峰のオーケストラ演奏から、一般参加型企画、
HRや演歌、純邦楽を取り上げるなど、幅広く音楽の
楽しみ方を番組で紹介し、時に笑いも交えた司会は
親しみやすさを増したとも言える。
※もちろん、ハネケンさんの遺志を継ぐ意味もあったでしょう

D・パープルの「紫の炎」を聴いて、「これはバッハですね」と
語られたのも実に印象深かったし
※はい、リッチーが最も影響受けたという音楽家はバッハです!

オーケストラ+和太鼓でプログレ曲を演奏するのも面白かった。

後任の五嶋氏は、3歳でヴァイオリンをはじめ、7歳にして
オーケストラとの共演を果たし神童と言われた音楽家。

五嶋少年の晴れ舞台を指揮したのが佐渡氏で、その模様も
今回放映されました。



五嶋氏司会の初回は「バッハ特集」。
純邦楽の楽器でバッハを奏でるという企画で、まぁ
私なんぞは「教会オルガンで聴きたい」とか、「オリジナルで」
とか思ってしまったのだが。

まぁ、初回からオーソドックス過ぎてもなんでしょうから、
企画的には、そんな物でしょう。

今後、お手並み拝見です。

そして佐渡裕さん、長い間お疲れ様でした。
ゲストとしてでも良いから、また番組に顔を出して下さい。