あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「高梨康治トークライブ2」感想(3)

2014年12月17日 | 邦楽
劇場版ナルト「THE LAST NARUTO THE MOVIE」の話題もあり。

タイトな日程(2週間!)だったが、「出来る」じゃなくて「やる!」の
気持ちで曲を作り上げたとか。

劇伴だから1曲や2曲じゃないのに、エライです。プロです。
「好きな事やらせて貰ってるんだから!」と感謝の気持ちで
お仕事されてます。



忍者アニメのナルトだけに、和テイストを盛り込んだ楽曲で知られるが
その劇伴を手掛けたのは高梨さんが参加する「六三四/Musashi」。

1991年から活動している日本の伝統楽器と、ギターやベース等の
海外楽器で演奏するインスト中心のロックバンド。

海外での人気が高いというが、ロックサウンドに和太鼓や琴や
尺八が盛り込まれたら、そりゃ外国の人からすると堪りませんよね。

「六三四/Musashi」に関しては、ワタクシまたしても不見識を
晒してしまっておりまして
「ロックに邦楽や和太鼓の要素といえば古くは竜童組があったよな」
みたいな事をですね、したり顔で語っていたんですけどね、
創設したプロデューサーの小針克之助さんは元竜童組で
いらしたんですね。
いわば、その発展系として「六三四」は結成されたんですよね。

なお、高梨さんは「21人目のメンバー」と言われたそうな。
※「バンドというよりプロジェクト名」とも言われてますからね。

小針さんは既に亡くなっており、その小針さんが作曲されたのが
初期ナルトのテーマだったそうで
今回、The Lastの劇伴作曲するにあたって、高梨さんは初期テーマを
モチーフとして再録する話を音響監督えびなやすのり氏から持ち掛けられ
結果として楽曲をモノにされたというから、心意気の伝承も行われたんだなぁ
~と、感慨深く話を伺ったったのでした。

「高梨康治トークライブ2」感想(2)

2014年12月16日 | 邦楽
高梨康治さん、とにかくポジティブな人ですね。
「コンプレックスはある」と言いながらも、言動は前向き。

「とにかくやっちゃえ!」の精神で行く・・・という心意気には
改めて感服。
そういや、キュアメタルナイトも赤字だったそうな。
チケットを安く抑えたのも、多くのファンに見て欲しかったから。
そんな男気に「次回からはもう少し高くてもイイですよ」と声が飛ぶ。

う~ん、さすがロフトA。客席との距離が殆どなし。
つ~か、壇上の人にドリンクが行き渡ったら、高梨さんの音頭で
「ナンパ~イ」。

少し離れた席でも歩み寄れば、アニメ監督や作曲家やプロデューサーや
腹巻猫さん(神足裕司似)と乾杯できます。
気さくに応じてくれます。

最前列なんて、完全に高梨ファンの常連さんだもんな。
私は全部を押さえてるワケじゃないので、普通なら
ちょっとアウェイなんだが、高梨さんの「なんでもOK」オーラが
会場を満たしているから、あまり気になりませんでした。

スゴイ人だ。



そしてゲストはセーラームーン・クリスタルの監督=
境宗久さんだった。
入場券買って入ったという境監督、落ち着いた雰囲気で高梨さんらと
語り合う。

やはり「スイート」的な楽曲が欲しかったとか。
特にコーラス。

そもそも監督からして「あの雰囲気が欲しかった」といっての
オーダー、「じゃあ、似るのも当然だね」と笑うナッシーの
無邪気な事!



あと、年末年始なしで高梨さんは作曲したが、それとは別に
大人の事情(?)でセーラームーン・クリスタルの公開は延期に
なってたんだよね。

それを知らない高梨さんは
後になって「ずいぶん締め切り早かったなぁ」と思ったそうです。

~というか
今になって「そうだったのか!」みたいな雰囲気でした。

楽しいお方です。

「高梨康治トークライブ2」感想(1)

2014年12月15日 | 邦楽
高梨康治トークライブ2
12月14日(日)13:00、阿佐ヶ谷ロフトAへ行ってきました。
久々の阿佐ヶ谷。
ロフトは駅の南口から2分、アーケードに入って殆ど直ぐの地下1階と
いう好立地にありました。



イベントは、ほぼ予定時間通りに開始。
腹巻猫さんが司会役として先に登場、高梨さんを「ナッシー」コールで
招き入れるよう、お客を促す。

みんなで「ナッシー」と叫ぶと流れだすフレッシュプリキュアの
「ビートアップ」な変身BGM。
それに乗って登場した高梨さんは、お客と握手やタッチを
しながら登壇。

当初喜んだフレッシュファンの私だったが、
高梨さんの「PRIDEのテーマで入場じゃなかったの?」
「打ち合わせと違ったなぁ」というボヤキ気味の第一声で、ちょっと
寂しい思いをしたのでした。
キュアメタルナイトでもフレッシュの曲少なかったような・・・。

高梨さんは「手探りだったから」と最初のプリキュア劇伴を
やや過小評価されているようだが、
YESだって本格プログレの発芽が見られた「サードアルバム」が
素晴らしかったじゃないか。
私にとって「フレッシュ」は「ジ・イエス・アルバム」なのだ。



なんて考えてるうちにトークイベントは始まった。
「ちょっと前まで仕事してたんだよね」という高梨氏。多忙そうだ。

腹巻猫さんは・・・劇伴の曲名などを考える人なのね。
自分で作った曲名が被る・・・なんて話で盛り上がっておられた。

高梨さんも「メロディが似る」ような事をおっしゃり
「スイートの変身曲」と「セーラームーン・クリスタル変身曲」の
類似性を指摘されたことを「その通り」とばかりに開き直って
おられた。
「ワンパターン上等!」「メタル最高!」そんな堂々とした姿勢には
感服させられましたわ。

イアン・マクレガン死去

2014年12月14日 | 英国ロック
「スーツの並木」の話をしたばっかりなのに
元祖モッズ・バンドのキーボーディストの死去を知る事に
なろうとは・・・。

スモール・フェイセス、フェイセズのキーボード・プレイヤー
イアン・マクレガンが12月3日に亡くなった。
米テキサス州オースティンで家族や友人に看取られる中での
永眠だったという。
脳卒中による合併症だったとの事。69歳だった。

マクレガンは1965年にスモール・フェイセスに加入。
その後、ロッド・スチュワート、ロニー・ウッド、
ケニー・ジョーンズ、ロニー・レーンとフェイセズを結成。
一部のトラックでは作曲にも参加している。



フェイセズの解散後は、ローリング・ストーンズの
サイドマンとしてレコーディングやツアーに参加していた事もあった。

セッションマンとしては、爪弾くピアノもグルーヴィーなキーボードも
こなせたから、チャック・ベリー、ボブ・ディラン、ジャクソン・
ブラウン、ジョー・コッカーなど多くのミュージシャンとプレイしている。

マクレガンはフェイセズの再結成を望んでおり、
「2015年にやれそうだ」と話していたばかりだったという。



噂だけは上がってたのに、ロッドが参加するフェイセズ再結成は
ならないままマクレガンは逝去。
まさに「ぐずぐずするなよ」な事になってしまった・・・。

ロッド抜きのフェイセズとしては、2011年のフジ・ロックに登場し、
ロニー・ウッド、ケニー・ジョーンズというオリジナル・メンバーに加え、
元シンプリー・レッドのミック・ハックネルがヴォーカルが務め、
元セックス・ピストルズのグレン・マトロックがベースで参加。
もちろんマクレガンも鍵盤を弾いてファンを喜ばせた。

ボビー・キーズに続いてマクレガンも失ったストーンズ・・・というか
友人を立て続けに失ったロニーが心配だ。

粋なキーボード・プレイヤーが、また一人この世を去った。
本当に残念だ。

イアン・マクレガンよ、安らかに・・・。

ボビー・キーズ、死去

2014年12月14日 | 洋楽
12月2日、ボビー・キーズが亡くなった。
ザ・ローリング・ストーンズのサックス奏者として知られたボビー。

ストーンズからすると、ニッキー・ホプキンス(p)、イアン・
スチュアート(p)に続くサイドマンの死去にあたる。

死因は肝硬変だったとのこと。
最期は米テネシー州の自宅で迎えたと伝えられている。70歳。

10代半ばで演奏家のキャリアを積み出したボビー。
ストーンズとは1964年に出会い、レコーディングやツアーで一緒に
プレイするようになる。

中でもヒット曲「Brown Sugar」のエンディング近くのサックスソロや
アルバム『Exile On Main Street』の演奏は有名。
メンバーとはプライベートでも仲が良く、実質的な準メンバーとも
言える存在だった。

ザ・ローリング・ストーンズは声明で
「とても大切な友人でサクソフォーン奏者のレジェンド、ボビー・キーズを
 失い、打ちのめされている」とコメント。

さらに「ボビーは60年代からバンドにユニークな音楽的貢献を
してくれた。とても寂しくなる」と追悼の言葉を寄せた。



キーズは、2013年ストーンズのツアーでプレイしたが、同年10月の
ニュージーランド~オーストラリア・ツアーは体調不良のため
参加していなかったそうな。

知らなかったよ。ショックだよ。

でも、ストーンズのドーム公演でキーズの勇姿は拝めたから
それが私にとっては救いになってるよ。
※そりゃもっとサックスソロを弾くボビーを見たかったが・・・

東京ドーム公演。
メンバー紹介で拍手しながら「ボビー!」と声を張り上げたよ。
ドームのスタンドや3階席にもそんなファンが大勢いて、
メンバー並みの声援を受けたボビーは嬉しそうだったよ。
キースたちも「お、人気あるじゃんボビー」とばかりに笑顔だったよ。

我々日本人ファンは、ボビーがどれだけストーンズ全盛期の
アルバムに貢献しているか知っていたのだ。
誇らしい思い出だ。

最も記憶に残るのは「Can't You Hear Me Knocking」だなぁ。
スティッキー・フィンガーズに収録された同曲は、後半まるで
ジャズ・セッションのような展開になるのだが、
そこでボビーが奏でるサックスソロは最高で、エンディングを
盛り上げる強烈な導火線となっている。

この曲を生で、しかもボビーの演奏で聴けたのは嬉しかったし
とてもハッピーだった。

ありがとう、ボビー。
ボビー・キーズよ、安らかに。

具志堅用高とビセンテ・サルディバル

2014年12月14日 | ボクシング
両者の話が出て来たトコロで

ちょっと前に動画サイトで「サルディバルvsラモス」を見ましてな。
世界フェザー級タイトルマッチの王座交代劇。(1964年9月26日)

日本の関係者からすると、いくら減量苦があるとはいえ“あの”
シュガー・ラモスがTKO負けで王座陥落するなんて・・・と、
相当の衝撃があったでしょうね。

そもそも、ラモスが王座を奪取した相手は、高山一夫を降して防衛を
果たしたデービー・ムーアだったし。

ラモス自身も来日して東洋無敵だった関光徳を痛烈にKOして強さを
見せつけているし。



その強打者ラモスがメキシコの若者(21才)にストップ負け。
※実際は11R終了時にラモスが棄権。

挑戦者がスラッガーのラモスを降した戦法は、「徹底的な連打だった」
とも言われ、それは後に「メキシコの赤い鷹」と言われたサルディバルの
代名詞になった。

豊富なスタミナと猛烈な連打、そして静かに燃やした闘志と勇敢さを
持って攻め続け、数多くの強豪をマットに沈めた・・・と言われる、
サルディバルだけに
「さぞや攻めっ放し打ちっ放しの圧力でラモスを追い詰めたんだろう」と
考えていたら
予想以上に間合いやリズム、攻めるタイミングを有効に使うサルディバルの姿がありました。

パンチあるが基本的にコンビネーションで攻めるスタイル。
連打でも大振りしないからバランスを崩さない。
やや前傾の構えで、身体の軸が安定している。
ファイターだがフットワークのリズム、リードパンチでの間合いの
計り方がイイ。

挑戦者らしい攻めのボクシングだが、しっかりと機会を見計らって
相手の危険な強打を食わずに連打を仕掛けている。
そして当たったら執拗にコンビネーションを繰り返す。
ロープに詰めてストレート、フック、アッパーと多彩なパンチを
相手に浴びせ続ける。

強打型の王者をサウスポーの連打型チャレンジャーが攻める姿を見て
既視感を覚えた。

そうだ、「具志堅vsグスマン」だ!



リトル・フォアマンと言われたハード・パンチャーを勇敢な先手攻撃で
KOした具志堅のボクシングは、ビセンテ・サルディバルのそれに
通じるモノがあった。

最初にダメージを与えた右フックも連打の中で放った一発だったし、
その後のダウンもコンビネーションで奪ったモノだった。

この時期の具志堅はボディパンチャーではないし、そういった要素では
サルディバルとは異なるが、「攻めるサウスポー」の原点を見た気がする。

しかし、こんな「伝説の試合」が容易に見られるようになったんだから
世の中イイ時代になったもんですなぁ~。

次のボクシング殿堂入りは

2014年12月13日 | ボクシング
柴田国明さんが選出されて欲しいなぁ。
名門ヨネクラジムが生んだ初の世界王者で、敵地メキシコで英雄=
ビセンテ・サルディバルから王座を奪取し、その後2階級制覇に
成功するなど、素晴らしい実績を残した選手ですから。



3度世界王座を奪取したうち、2度が日本国外での獲得と、
日本選手の中では抜群の実績。
強打とスナッピーなパンチ、リズミカルでシャープなボディワークは
天才的。今で言えば「抜群の身体能力の持ち主」だった。

Fe級王座の初防衛戦では衝撃的な初回KOでファンの度肝を抜いたし、
異名となった「天才パンチャー」ぶりはツボにハマると痛快な試合を生んだ。

対戦相手も、サルディバル(峠を超えていたが)、エレネスト・
マルセル(分の悪い引き分け)、ベン・ビラフロア(1勝1敗)、
リカルド・アルレドンド(日本人キラーをポイントアウト)、
ビクトル・エチュガレイ(踏み込めず苦戦)、アルフレド・
エスカレラ(KO負け)・・・と多種彩々。

苦しい試合も多かったが、
マルセルは後に若きアルゲリョを破る隠れた名選手だし、
エチュガレィもビラフロアと引き分けた優れたジャバーだった。

柴田自身、Feの3度目防衛戦でクレメンテ・サンチェスにワンパンチで
倒されたり、ビラフロアには再戦で初回KOされるなどアゴに弱点を抱えていたが。

「柴田に強いアゴと、もう少し身長とリーチがあれば、超一流の世界王者だった」
・・・なんて事も良く言われたモノでした。
※「超」なんて付くと、
 それこそマンシーニやリディック・ボウの遥か上をいく世界王者に
 なってしまいますがね・・・。



そして、もう一人。
国際ボクシング殿堂入りしてほしい元世界王者がいます。
“Aさん”で有名になった、あの方です。

具志堅さん同様、ジュニアクラスと揶揄されつつも長期政権を築き、
その左構えから抜群に切れる右フック、左ストレートを放ち、
タイの元メダリストを破って事実上の王座統一を成し遂げた、あの方です。

引退後の汚名?
いや、海外選手だって引退後に色々あった人はいるでしょう。
あっちの考え方は「選手としての実績は別」。

だから
お縄に掛かった人でも、選手時代にどれくらいボクシングに貢献したかに
よって表彰されたりするのです。
※あっちじゃ引退後にコカイン中毒とかザラだし。

その辺、なんとかなりませんかねぇ・・・。

大場政夫殿堂入りについて

2014年12月13日 | ボクシング
第25代WBA世界フライ級王者=大場政夫といえば
「永遠のチャンプ」である。

ルックスの良さに反し、下町出身らしい向こうっ気の強さを
感じさせる選手だった。

長身でリーチに恵まれた体型からして
ストレート中心のボクサー型だったが、今で言うトコロの「体幹の強さ」を
持ち合わせいた。
世界王者になってからはダウンを奪われた後の脅威の反撃によるKO劇で、
「逆転の貴公子」とも呼ばれた。
言うまでもなく人気ボクサーだった。

ノンタイトルで日本・東洋・世界の王者を降し、挑戦資格を得て
1970年10月、世界初挑戦でベルクレック・チャルバンチャイ(タイ)を
13回KOで降し、WBA世界フライ級王座獲得。
帝拳ジム初の世界王者となった。

1972年6月、世界1位で最強の挑戦者と言われたオーランド・
アモレス(パナマ)を5回KOに降し4度目の防衛。
この試合では、初回に左フックを浴びてダウンを喫し、荒々しく攻める
挑戦者のバッティングで額から出血するなど苦戦。
2回にジャブ連射からの右ストレートでダウンを奪い返し、5回に猛攻を仕掛け
KO勝ちを収めた。

1973年1月には、老雄チャチャイ・チオノイ(タイ)を12回KOに降し、
5度目の防衛に成功。
この試合も初回にチャチャイの右フックでダウン、しかも足を捻挫する
アクシデントに見舞わせたが、この試合でも負けじ魂を発揮。
最後は連打に次ぐ連打で元王者を沈めた。

その試合から1ヶ月も経たない1973年1月25日、
首都高を愛車シボレー・コルベットで走行中、カーブを曲がり切れず
大型トラックと正面衝突。
現役世界王者が23歳の若さで亡くなるという悲劇は、日本中の
ボクシングファンを嘆かせた。



亡くなった後も人気は高く、半ば伝説の存在として捉えられている。
ボクシングマガジンは没後約10年後の昭和57年4月号増刊、
「ボクシング魅力のすべて」にて 大場政夫の特集を組み、表紙にも
取り上げた。

シュガー・レイ・レナードやアレクシス・アルゲリョの姿もあり、印象深い増刊
でしたよ・・・。

ファンは大場の減量苦を知っており、
「バンタム級に上げて2階級制覇も可能だった」という声もあった。
反面、ダウン癖が付いた事を指摘し、
「次は立てないくらい効くダウンを貰う事になったかも」というマニアもいた。
※私は後者かなぁ・・・

とにかく、5度の防衛で殿堂入りは恵まれている気がする。
「ファンを熱狂させた存在」としての印象点が加味されたのかな。

大場の熱戦は日テレさんの世界戦の残り時間にハイライトで見て
「こんな凄い選手がいたんだ!」と感動したし、
後の深夜番組「朝までスポーツ」でフルラウンド見て感激を新たにしたので
彼の名前がメディアに大きく取り上げられるのは嬉しいですけどね。

具志堅用高、大場政夫がボクシング殿堂入り

2014年12月12日 | ボクシング
12月4日(日本時間5日)、
国際ボクシング殿堂は2015年同殿堂入りを発表。
元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高さん(59才)
元WBA世界フライ級王者の故大場政夫さん(享年23)らが選出された。



「カナストータの殿堂」として知らせる国際ボクシング殿堂。
殿堂入りの対象者は選手、関係者やジャーナリストで、殿堂入り日本人は
元世界王者のファイティング原田氏、マッチメーカーのジョー小泉氏、
帝拳ジムの本田明彦会長に続き、一気に5人となる。

今回の殿堂入り、海外選手では元フェザー級世界王者のナシーム・ハメド氏、
元ヘビー級世界王者のリディック・ボウ氏、元ライト級世界王者のレイ・
マンシーニ氏らが選ばれた。

関係者部門が先行していた我が日本から、やっと選手の殿堂入りが決まった。
13連続世界王座防衛の日本記録を持つ具志堅氏は5日夕、都内で会見に臨み、
「うれしいですね。世界(タイトル)を獲った気分」
「これまで支えてくれた皆さんに感謝したい」などと喜びを語った。



大場氏に関しても「憧れた選手。手帳に写真を入れていた」と改めて尊敬を
語ったとの事。
※選手時代にも同様の事を語っておいででしたねぇ・・・

国際ボクシング殿堂には、これまでにモハメド・アリ氏、ジョージ・フォアマン氏、
シュガー・レイ・レナード氏、ロベルト・デュラン氏、マイク・タイソン氏、
フリオ・セサール・チャベス氏らの超一流の元世界王者が名を連ねている。

F原田氏はエデル・ジョフレを破り、フライ級に続く2階級制覇を果たした実績が
評価されての選出だったが。

具志堅さんは、13連続防衛、6連続KO防衛など現在も破られていない日本記録の
保持者であり、プロ9戦目の世界王座獲得は当時の日本記録で、凄いインパクトを
残した。(現在は井上尚弥の6戦目)



常にベストな試合を見せようとする姿勢が最も立派だったなぁ。
それまでの王者と違い、地方各地で世界戦を行い、ボクシングの魅力を啓蒙し続けた
実績も素晴らしかった。
キャンプ先などの方々に「皆さんに良くしてもらったから良い試合して恩返しを
したかった」と感謝する気持ちも立派でしたよ。

「しょせんジュニアクラス」と揶揄もされたが、それでも選手としてのバランスの良さ、
連打のスムーズさ、詰めの鋭さはボクシングの醍醐味を教えてくれた。

具志堅氏らの殿堂入り式典は、来年6月14日にボクシング殿堂のある米・
ニューヨーク州カナストータで行われる。

オープンカーのパレードなど、華やかな式典があるから、でひTVで特集して
欲しいですね。

アニメ「寄生獣」第十話/島田編決着

2014年12月12日 | アニメ・特撮
これだったのか

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」の主人公、
もこっちが「いっそこの学校、寄○獣の○田(硫酸浴びた後)が
現われないかな」と願望まじりに呟いたシーンは・・・。



つ~か
原作読んでるが、アニメ見て思い出したぞ。
島田ってイケメンに化けて「人類との共存を考えてる」と言いつつ
しっかり人間捕食は続けていた冷酷なクリーチャーだったわ。

しかも、疑ってきた女子を襲おうとして硫酸かけられて錯乱し
学校で無差別殺戮を行った挙句、シンイチの遠方投擲でトドメを
刺される・・・という最も血にまみれた敵キャラだったじゃないか。

まぁ、アニメスタッフさんも、TVの限界スレスレで惨殺シーンを
描いたなぁ・・・と、感じ入りましたよ。
※シンイチが血溜まりを歩く時の「ピチャッ」って音も生々しく。
 血の色も(鮮やかに描くのは無理として)赤く表現されてたし・・・。

まぁ、今更ですがこの表現は深夜しか出来ませんな。

この回は寄生獣の存在を公表するか決定する会議で収束するのだが。
調査した学者は「分裂すると再生しようとする」特性を語り
「髪の毛をむしってみれば、その髪の毛の動きで識別可能」と提案。

※それやって判別しても直後には凶暴な相手に攻撃されるんだから
 どうしようも無いと思うが、まぁそのへん細かい事は言いっこ
 なしってことで・・・。



結局、政府は公表せず、街では髪の毛を抜き会う行為が流行したって
エピソードを紹介して、この回は終了した。

なお、私は例によって留守録を一人で鑑賞。
連れ合いが惨殺シーンなどを嫌ってねぇ・・・。
私がレコーダー録画チェックのため、ちょこっと再生する事さえも
拒否するんだよねぇ。

ちびスケは「ミギー、ミギー」と騒いでいるが、映画の予告などで
知ってるだけ。

ただ、ちびスケが習い事に行ってる先のお仲間は本当に
「髪の毛」を抜き合ったりしてるんだとか!



私が「ホントに抜いてるのか!?」と言うと
「うん。アニメを録画で見てるんだって!」。

私「その子、何年生だ」
子「○子ちゃんは、2年生」

私「中学生?」
子「いや、小学生!」

・・・・唖然。
小学2年生に寄生獣を、しかも島田回を見せるなよ・・・。

「ペヤングやきそば」、敢えて購入してみた

2014年12月12日 | 生活
話題のペヤングやきそば
あえて買って来ましたよ。



ニュースによると

消費者から「ゴキブリが混入していた」として、製造元の
まるか食品に指摘があった問題で、同社は11日に製造や
購入の時期を限定せず、「ペヤング」ブランドの全商品を
対象に消費者からの返品に応じるとともに、同日から当面の間、
全商品の販売を休止すると発表した。

商品計5万個の自主回収。12月4日からは本社工場を含む、
同社の全2工場で生産を自粛している。

同社によると、外部分析機関による調査の結果、製造過程で
虫が混入した可能性を否定できないと判断。
「厳正な品質管理の徹底を図るため、改善施策を実施する」と
している。



~こりゃ当分の間は食べられないなと思ってたら、
何のことはない近くのドラッグストアで売ってました。
※これから片付けられちゃうのかな?

我ながら変な性格だな・・・と思うが
こういう時は逆をやりたくなるのよね・・・。

まぁ、食べるときはしっかり確認しますけどね。
それ以前、お湯を注ぐときに麺を持ち上げて
くまなく見た上で・・・ね。

「劇場版アイカツ!」親子前売り券を購入

2014年12月12日 | アニメ・特撮
特典としてアイカツカードが付くってんで
ちびスケに急かされて購入した。

これが「史上初!アイカツ!カードとしても使えるスペシャルな
コラボカード ”ムビチケ×アイカツ!カード」って事で。



裏にあるパスワード番号をネットで入力すれば席番の指定まで
出来るんだそうな。

しかも鑑賞後はアイカツカードとして使えるというから、2度
美味しいカードなのです。



ただし使える映画館は限られていて、ウチらが行ける範囲でいうと

シネマサンシャイン池袋か、TOHOシネマズ錦糸町くらいに
なってしまう・・・。

新宿バルト9や渋谷TOEI、イオンシネマ板橋、T・ジョイ大泉は
通常券なんだな。

バルト9では、「アイカツ!」本編中に出てくる飲み物をイメージした
「ブレインサンダー」が販売されて、
カフェでは壁面なども「劇場版アイカツ!」モードになる予定だというし、
こっちに行きたかったんだけどなぁ~。
※作中のドレスを実際に着ているかのような体験を楽しめる、
 プロジェクションフィッティングや、キャラクターパネルの設置など
 色々と来場者が楽しめる仕様になるとか。
 さすがバルト9さん。初日舞台挨拶もあるんだろうなぁ・・・。



なお、バルト9の「ブレインサンダー」は、8種のビタミンや
ローヤルゼリーエキス、生姜シロップが配合された炭酸ドリンクで
価格は450円との事。
本編では主にドリアカの冴草きいちゃんが愛好しているドリンクで、
カフェには大きなお友達も殺到しそうだ。

まぁ、普通の映画館でもファンには御馴染みな「ブレインサンダー&
ポップンポップコーン」のセットがあるそうだから、そっちでも
充分なんですけどね。
※ただし、こっちの「ブレインサンダー」はバルト9のような
 凝った飲料じゃないそうな。



プリキュア映画の時は、
ワーナー・マイカル限定のドリンク・タンブラーとポップコーン・
バケットをGETするために、
わざわざ前売り券を買ってない映画館まで出掛けて
「それだけを買った」私ですから。

新宿くらいまでなら「アイカツ・カフェ」目当てで子連れ行脚も
辞さない覚悟ですぞ。

「劇場版アイカツ!新聞」発売へ

2014年12月11日 | アニメ・特撮
「劇場版アイカツ!新聞」スポニチが発売するそうな。

これまででいうと日刊スポーツが「プリキュア新聞」を発行し、
これが春秋に定着してきたイメージがあるが、
それに対抗するかのような新勢力の登場ってトコロか。
女の子コンテンツのパイ争奪が益々凄い事になってきた。

「アイカツ!新聞」では、
“星宮いちご”独占インタビューなどが掲載されるんだそうな。
「ザ・テレビジョン」でも映画化記念の増刊が発売されたが
こちらは新聞フォーマット仕様との事。



12月13日公開の「劇場版アイカツ!」を記念して、
12月10日の発売を予定している「アイカツ!新聞」。

「劇場版アイカツ!新聞」は、オールカラーの上質紙で、
表紙には描き下ろしの“いちご”ちゃんが登場。
※「プリキュア新聞」は紙質も新聞レベルだったから
 ここで差を付けたか?



その他、オリジナルアイカツ!カードの応募者全員プレゼント、
全プレミアムレアカードカタログや全ブランド紹介、オリジナル
ボードゲームや2015年カレンダーなどが紹介されるとの事。

なんか、この辺は「プリキュア新聞」みたいにキャラクター商品の
紹介・広告に紙面を割いてるようで不安だが、
あと、現実のアイドルがインタビューに答えているという項も
私には不要だが。
まぁ子供が喜ぶから買ってやろうか・・・てな気分だ。

アニメサイトによると、「劇場版アイカツ!新聞」は
全32ページで、価格は480円(税込)。
全国のコンビニエンス・ストアや上映映画館などで販売されるとの事。

アイカツ初の映画「大スター宮まつり!」は
これまで登場したオールスターキャストで製作される、
完全オリジナルストーリー。
※・・・とは言いつつも本編ともリンクしてくるようですが。

「プリキュア新聞」同様、子供が熱中しているコンテンツを
知りたいという、お父さん・お母さん・お祖父ちゃん・
お祖母ちゃんは購入して、映画を見る前の予習教材にするべきかな?

小象のフォーク・デュオ、明日アストロホールでライヴ!

2014年12月10日 | サブカル
大堀こういち(デメタン」の「もう一つの顔」
それがフォークシンガー小象(しょうぞう)。

茶色い長髪ヅラを着け、色あせたジーンズを履いて、フォークギターを
鳴らしながら「ふたりの中に泥棒がいる~♪」などと歌う、
半分お笑いが入った歌手なんだが。

今回は小林顕作という人と組んで単独ライブ決定を行うとの事!

その名も、フォークデュオ(羊)!
イベントタイトルは「目覚めた羊 2014」!



日程は2014年12月11日(木)ですから明日です。
会場は、原宿アストロホール。
open 18:30 / start 19:00
全席自由¥3,500 (税込・入場時別途ドリンク代)
※整理番号順にて入場。

・・・で、ウチの連れ合いによると
相方の小林顕作さんは、デメタン同様劇団関係の人で、ダンスもOK、
コント部分の脚本も担当。ギター、ハープも得意、作詞・作曲もOK、
CMナレーションもこなす・・・という、なかなかオールマイティな人だそうな。

俳優の大堀こういち(デメタン)とのフォークデュオ「羊」も昨日今日の
結成では無いとかで、今回のイベントは再結成的な趣って感じなんですかな?

そして連れはアッサリこう言った。
「~ていうか、この人オフロスキーだよ」



そ、そうなのかぁぁぁぁぁぁ!!
なんか、ちょっとスティーヴ・ウィンウッドに似た爽やか青年顔に
見覚えあると思ったら、教育テレビの子供番組「みいつけた!」の
「オフロスキー」じゃないか!

う~ん、演劇人で音楽好きってのがデメタンと共通するトコロなんだな。
ウィンウッド似だから、きっとデメタンを包み込む包容力もあるんだろう。
※ウィンウッドさんは全盛ジミヘンのギターともキーボードで渡り合ってました。
張り合うんじゃなく、包み込むように・・・。

・・・なんて、勝手に妄想を膨らましてしまった「フォークデュオ羊」。
見に行きたいけどなぁ・・・。