あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「レッドスプライト」が終わってしまったよ…

2016年11月30日 | 漫画
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(ため息)。

まぁね、掲載順が低かったからね。覚悟はしてたけど、
話は盛り上がってきたし、「トリコ」が目出度く天寿を
まっとうして終わったし、枠が空いたと思ったのだが…。



個人的に凄く好きな作品だったから、メチャメチャ寂しいよ。
少年ジャンプで、少年マンガ誌で、こういう漫画が続かなくて
どうするんだよ…。



まぁ、打ち切りなワケだけど。
最終回、堂々と前向きで清々しく、雄々しく終わってくれたから
それが救いだ。



最後までカッコよかったよ「レッドスプライト」。
強大な力を持った遺灰戦士・ブラックバーンをタツ・モノ・アルの
3人が力を合わせて打ち破り



敵も堂々と敗北を認めて灰と消えた。
この辺は、お互い天晴という印象だ。



皆の決め顔が、いちいち気合こもっている。
作者が力を込めて描いたのが分かるよ…。



気になるのはブラックバーンの最期の言葉。
「確信した」「いつか、お前も灰になる」

※ブラックバーンも元は高潔な戦士だったのだろう…



雷髄人間の仲間を救うためにエデニアと戦う、飛行国家
「マゴニア」。

たとえ勝利したとしても、国家を維持するためにレッド
スプライトは正義の船ではいられなくなってしまう…。

そういう事なのか?



戦士に休息は訪れたが、ナルビオンに不穏な動きが。
動けないレッドスプライト搭乗員の首を差し出せば、
エデニアの侵攻停止の条件になるかも知れない…。



囚われたマゴニア大将タツだったが、ナルビオンは
女王を表に立てて世界向けの放送を行う。



「マゴニアとナルビオンは軍事同盟を締結」。
タツは「兄弟であるアルフレドの国ならば親戚同様」
…と既に宣言してるから、それを国家として正式に
手続きしたと言うことですね。


※フォールさんの正装姿、
 素敵です…。

あとは定番の「子供大将、アルコールでブッ倒れる」。



※うろたえるフォールさんとモノが可愛い

キメ顔の直後にガキに戻るタツ、怪物みたいな強さなのに
子供っぽい…魅力的な主人公でした。



この辺でね…「気づいたらフォールの膝枕」みたいな展開が
あったら良かったのにねぇ。

それ見て嫉妬に狂うモノ…とか。



オレは、そんなシーンが見たかったんだよぉぉぉぉぉ!!!!

だから!だからなぁ…!
もっと続いて欲しかったんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!

※王女が「クスッ」と笑ったり、仏頂面の将軍が大笑いしたり
 嬉しいシーンがあったので、せめてもの慰みといたしますが…



最後のシーンは、やはり大空への旅立ち。
「さあ、休憩は十分だ!」「空へ帰ろう、同志諸君!」



そして、仲間たちが待つ世界へ。
レッドスプライトは雄々しく発っていく。



ああ、「その後」が読みたい。
エクスキャリバーの女性艦長との再対決も見たかったよ。
せめてジャンプ+で続きを読ませて欲しいよ。



好きな人は徹底的に惚れ込んでた漫画だと思うよ。
それだけじゃ厳しいのがジャンプ連載レースの辛いところ
なんだろうけど。

私みたいに「好きだ」なんだと感覚で語る意見はダメなんだ
ろうなぁ。

やっぱり編集さんと論理で語り合い、捲土重来を図るべき
なのだろう。



王道で胸沸き立つ設定、勢いある絵、分かりやすいストーリー。
ホント、毎週読むのが楽しみな作品でした。

しいて言うなら「ナルビオン編に少し時間を掛けすぎた」かな。
滅亡寸前の国家を描くのは後ろ向きだったし、例えその後の
大逆転を引き立てるためとは言え、人気投票にも影響があった
だろう…。



モノの「タツ大好き」っぷりも、もっと全面に出して良かったかも。
ヤキモチ焼きで、場合によっちゃラムちゃん的にタツへ電撃を食らわ
せるキャラクターでも良かったかなぁ…と。

※そのためにフォールさんの膝枕ですよ!!



あと、タツ達の大活躍も良かったが、地上で援護した坊主頭たちの
活躍も、もっと分かりやすく描いて欲しかった。
※それによって「全体で戦い、勝利した」印象が強まった筈だ。



「ワールドトリガー」は休載だし、「レッドスプライト」までが…。
もう、寂しくて堪らないよ。

大好きな作品でしたよ。オレは凄く面白かったよ。



また会いたいね。
次回作…ではなく、「レッドスプライト2」で!

イエス2016年来日公演の収穫

2016年11月30日 | 洋楽
まずは、入場時に貰えたクリア・ファイル。
表側がドラマ、裏が海洋地形学…。



中に入ってたのは
ARWやJベック、サンタナなど外タレさんの来日
公演フライヤー。



入場した後、右奥に進むと、そこに物販コーナーが。
例によって人の列が上の階まで続いてましたよ。

開演前に目当ての品は無事購入。
スマホケースなど一部は売り切れ。なかなか争奪戦は
熾烈で御座いました。



日本公演プログラム。豊富な写真に、ちゃんと日本語で注釈
付いてます!

Tシャツは白の2016ツアー物を購入。4000円也。



「Yessongs」ジャケデザのTシャツもあったが、バックの
文字が今回のツアー日程じゃなく、アルバム収録曲の羅列
ゆえに買うのは断念。




購入したトートバッグ。
今回、Tシャツなど買っても収納用ビニール袋をくれたから
慌てて買う必要もなかったのだが

ロック・コンサートで販売するトートバッグは黒が多いんだ
けど、今回のは鮮やかな青なので、つい買ってしまいました。

YESのロゴと2016年ツアーの英文字もあるからね。
うん、そういう意味でも満足なり!

イエスの「同志」

2016年11月30日 | 洋楽
今回の来日公演でも演奏された「同志」。
演奏頻度は極めて高い楽曲だ。

収録された『危機』が発表されて以降、どんなに傾向が
異なるアルバムのツアーに出ようと、演奏され続けている。

※『リレイヤー』のツアーでは同アルバム全曲が演奏され、
当然「同志」と同系統の「トゥ・ビー・オーヴァー」が
セット・リストに加わったのだが。
それでも尚、しっかりと「同志」は演奏されていたのだ。



テンポもスロー気味で、アコースティックからメロトロン、
シンセやスライド(スチール)ギターと、多様な展開がある
ドラマチックな楽曲、「同志」。

それだけに、2014年の「ムリをしないプログレ・コンサート」
でも安定の演奏が聴けたものだ。

※個人的にはベスト・テイクだったと断言したい。



私のYESライヴ初体験だった1988年来日でも、フルに演奏され、
「一曲一曲が短くなった『ビッグ・ジェネレイター』のツアーで
これを演るのか!?」と驚いたものです。

『ビッグ・ジェネレイター』には同系統の曲でコンパクトな
「ファイナル・アイズ」や「ホーリーラム」が収録されている
のだから、そっちを拡大して壮大に演奏すればイイのに・・・
なんて、そんな事を考えたものです。

しかし、バンドにとっては、そんな生易しい楽曲じゃなかった
のでしょう。



グループの団結、そして絆を示すかのような楽曲だ・・・と。

そんな宣言されたかの如き見事な演奏に、今回も涙腺が緩み、
私が滂沱の涙を流す導火線になってしまったのです。

それくらい今回の「同志」も素晴らしかった。

「名曲再生装置」として完璧でした。けっして蔑んだ呼び方では
ありません。
イエスの名曲を再生する事が、どれだけ凄い事か。
感謝の念に堪えません・・・。

グループ名が存続する限り、「同志」を始めとした名曲が
演奏され続ける事を祈りたいと思います。