あるBOX(改)

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博多道路陥没、1週間で復旧

2016年11月18日 | 生活
不謹慎と言われそうなので、これまで書いていなかったが、
11月8日に福岡市のJR博多駅前の道路が大規模に陥没した事故に関して



最初に現場映像を見た時には
「これは地下に巨大不明生物がいる!」…と思ってしまいました。

凄すぎて「これは特撮に違いない」…と。

しかも最近はスマホなどで一般人が動画撮影可能のため、陥没が始まった
直後から道路一帯が崩れ落ちるまで、半ば通して見れてしまうのだから
凄まじい。
※動画サイトで、そしてTVで…



さらに凄まじかったのは、地下鉄延長工事中に浸水が発見され、
「これは陥没の危険がある」という判断から、通報・閉鎖・誘導・
立入り規制・避難所設営までのスピード。

発生が早朝だったこともあり、巻き込まれた通行人もなく、死者も出さな
かったリスク管理は賞賛されたものだ。



※私なんかは
 「そもそも事故なんか起こさなきゃ良かったのにね!」
 「以前も規模は小さいながら陥没起こしてるらしいから実戦訓練みたいな事
 やったに等しいんじゃないの?」なんて、つい捻くれた事を言い放ってしまう
 のですが。
 それでも最小限に被害を押さえたのは「スゲエな~」と素直に感心してしま
 ったものです。



さらに凄かったのが復旧工事。
排水や雨水が溜まった陥没箇所に「流し込むと固まる特殊な土」を
流し続ける作業が行われたそうだが。

担当した建設業者は「緊急事態」として新規業務の受け入れを中止し、
復旧作業に専念。
「流動化処理土」の現場搬送には延べ1千回近くミキサー車を乗り入れる
必要がある為、あらゆるところからミキサー車をかき集めてピストン輸送
したという。

…シン・ゴジラかよっ!!
なんか、感動して泣きそうだよっ!!

しかも、この作業は昼夜問わず突貫で行われ、ミキサー車が穴にアームを
伸ばす様は、まさに「ヤシオリ計画」!!



結局、福岡市は11月15日早朝には道路の埋め戻しと舗装作業を完了させ、
通行を再開。事故発生から1週間の事だった。

この作業に関し、海外メディアが「脅威のスピード」として伝え、
「巨大な穴は、日本の技術と効率によって、わずか数日後には消えた」と報道。
ニュースサイトには「我が国だったら数カ月はかかる」といったコメントが
数多く寄せられたという。

阪神淡路震災では横倒しになった高速道路が驚くべきスピードで復旧され、
熊本地震でも九州自動車道は早々に修復されたけど、こういう時に日本が
発揮する復旧パワーは凄まじいものがあるなぁ。



まぁ、「ゼネコン仕事に関して」という但し書きが必要な気もするが…。
熊本では個々の家屋は「倒壊」「半倒壊」のまま。

解体業者は人手不足の上、費用も高騰。
個々の家庭は家財の処理に時間を取られ、「市民の日常生活の回復」という
意味での復興はロクに進まない。

福島に至っては「原発」による放射能の影響もあり、日本自慢の脅威的な復旧も
不十分。
※交通機関やライフラインは早いんだけどね…

本当なら海外での被災地にて、こういうノウハウを現地に届けたいんですけどね。
国際貢献という意味でね…。

「シン・ゴジラ」が日本レコード大賞特別賞を受賞

2016年11月18日 | 邦楽
「第58回日本レコード大賞」の各賞が発表され、映画『シン・ゴジラ』が
「君に名は。」と共に特別賞を受賞することがわかった。

言うまでもないが『シン・ゴジラ』は「エヴァンゲリオン」で知られる
庵野秀明総監督が手掛けたゴジラシリーズ最新作で。



「エヴァ」でもお馴染みの鷺巣詩郎氏が楽曲を担当、エヴァのアレンジ曲が
使われている事でも話題になり、さらにオリジナルの伊福部昭曲も使われた
事で往年のファンを大いに感激させた。

伊福部先生の楽曲も収録されたサントラ盤は異例のヒット。
CDが売れない時代、「もうオリコンやレコ太に権威は無い」と言われ、
私もそう思うのだけど。

やっぱり好きな対象が取り上げられると嬉しいもんです。

授賞式は12月30日よる5時30分からTBSでオンエアされるとのこと。
ぜひ映画の映像付きで紹介して欲しいですね。



映画『シン・ゴジラ』は現在も上映中。
動員記録は(さすがに瞬間速度は落ちてるけれど)伸び続けて、
遂に興行収入が80億円を突破したとの事。

邦画実写としては「永遠の0」以来だそうで、もう少し伸ばして1年を
終え欲しいですねぇ。

2016年流行語大賞にもノミネートされたことだし、ゴジラファンと
しては嬉しい1年になりました。