「Ride On Time」「For You」「Melodies」「Big Wave」「Joy」・・・。
演奏陣も皆すばらしい。
山下達郎というスーパーミュージシャン、スーパーヴォーカリストと
スーパーバンドが組んでいるかのような印象だ。
まず
シングル曲「Ride On Time」がカッコよかったからねぇ・・・。
当時CMで流れてるの聴いて、ぶっ飛びましたよ。
本当に水平線が見えてくるんですもの、この曲を聴くと。
・・・で、サックスソロ、ギターのカッティング。
達郎テイスト満載。
ギターの音色が綺麗なんだよな。
強力なベースとドラムがあって、
重要なパートでありながらギターと鍵盤は薄く遠く響く。
※でも存在感はあるんです
そこに豊潤な達郎の歌が舞い降りる。
まさに代表曲です。
・・・で
「Ride On Time」が売れた勢いで作ったのが「For You」。
勢いだけじゃなく、やはり売れたら待遇が良くなると言う事で。
スタジオの押さえも、レコーディング曲数も制約が大幅に無くなって
達郎さんは悲願の録り放題状態。
本人の創作意欲も最高潮、ミューズに愛されまくった状態。
エンジニア技術もアレンジ力も上がり、録音機材・楽器・腕利きミュージシャンと
全て最高の状態で録音。
もう、1曲目の「Sparkle」から最高。
パーフェクトな歌唱と演奏が飛び出してくる。
これもCM曲だったが、海・空・島の映像に完璧にハマっていた。
これまた度肝を抜かれました。
トランペットの重奏、ハネるリズム、キレキレのギターカッティング、高らかな歌声。
そして天高く舞うようなサックスソロ。
カッコイイ・・・カッコ良過ぎる。
いま聴いても鼻血が出そう。
そもそもメンバーが凄い。山下・伊藤・青山以外も
難波弘之(Key)、土岐英史(Alto Sax Solo)、吉田美奈子(Back Vocals)。
凄いというか、贅沢じゃん!!
日本のアーティストで「あれやろう、これやろう」として
アルバム中の曲ごとにミュージシャンや音色を変える人もいるが
私なんて、それが苦手で「なんの統一感もない、バラバラじゃんかよ」と思って
2度と聴かなくなったりしたもんですが
達郎さんは違うのよね。
アルバムの統一感が凄い。
リズムセクションを通しで起用してるし、サウンドの構築もアルバムで一貫しているのだ。
特に「For You」は凄い。
音の透明感、ピーンと張ったキレ、突き抜け感・・・素晴らしすぎるのよ。
ベースとドラムが海と大地のようにボトムを抑え、
ギターとキーボードの音色は青空のように澄み渡り、
サックスは真っ白なヒコウキ雲のように天頂へ突き進み、
達郎の声は鳥のように天空と海面を舞う。
カンペキだ。
「Can't Get Enough」でのポール・ロジャース(Vol.)なみに完璧だ!
柴田昌弘の描線みたいにカンペキなのだ!
しかも
こんな曲を達郎はライヴでも完璧に歌ってるしね・・・。
つ~か、原曲以上にパワフルだからね。
こんな強力なリズム隊、並みのヴォーカルだったら霞んでしまうんだが
自分で選んだ自分より若いミュージシャンに「負けてなるか」と声を張り上げてるんだよなぁ・・・。
ライヴ盤「Joy」は、やはり
「メリーゴーラウンド」~「レッツ・ダンス・ベイビィ」~「ラブランド・アイランド」のメドレーが凄い。
リズム隊のウネりっぷりには降参状態。
しかも、曲調でリズムに微妙な緩急があったりして、もう堪りません。
ドラムが走ってるワケじゃないのは、周囲が完璧に合わせてるから理解できます。
リハで練り上げられての事です、こりゃ。
こんな演奏を残してくれた青山純さん、
「アレックス」なんて愛称も似合いすぎです。
ネットでチェックしたところ、御本人は結構コワイ人だった印象もある。
厳しい人だったんですね。根っからプロだったんですね。
56才とは早すぎる。
本当に残念です。
改めて青山さんの御冥福を御祈り致します。
演奏陣も皆すばらしい。
山下達郎というスーパーミュージシャン、スーパーヴォーカリストと
スーパーバンドが組んでいるかのような印象だ。
まず
シングル曲「Ride On Time」がカッコよかったからねぇ・・・。
当時CMで流れてるの聴いて、ぶっ飛びましたよ。
本当に水平線が見えてくるんですもの、この曲を聴くと。
・・・で、サックスソロ、ギターのカッティング。
達郎テイスト満載。
ギターの音色が綺麗なんだよな。
強力なベースとドラムがあって、
重要なパートでありながらギターと鍵盤は薄く遠く響く。
※でも存在感はあるんです
そこに豊潤な達郎の歌が舞い降りる。
まさに代表曲です。
・・・で
「Ride On Time」が売れた勢いで作ったのが「For You」。
勢いだけじゃなく、やはり売れたら待遇が良くなると言う事で。
スタジオの押さえも、レコーディング曲数も制約が大幅に無くなって
達郎さんは悲願の録り放題状態。
本人の創作意欲も最高潮、ミューズに愛されまくった状態。
エンジニア技術もアレンジ力も上がり、録音機材・楽器・腕利きミュージシャンと
全て最高の状態で録音。
もう、1曲目の「Sparkle」から最高。
パーフェクトな歌唱と演奏が飛び出してくる。
これもCM曲だったが、海・空・島の映像に完璧にハマっていた。
これまた度肝を抜かれました。
トランペットの重奏、ハネるリズム、キレキレのギターカッティング、高らかな歌声。
そして天高く舞うようなサックスソロ。
カッコイイ・・・カッコ良過ぎる。
いま聴いても鼻血が出そう。
そもそもメンバーが凄い。山下・伊藤・青山以外も
難波弘之(Key)、土岐英史(Alto Sax Solo)、吉田美奈子(Back Vocals)。
凄いというか、贅沢じゃん!!
日本のアーティストで「あれやろう、これやろう」として
アルバム中の曲ごとにミュージシャンや音色を変える人もいるが
私なんて、それが苦手で「なんの統一感もない、バラバラじゃんかよ」と思って
2度と聴かなくなったりしたもんですが
達郎さんは違うのよね。
アルバムの統一感が凄い。
リズムセクションを通しで起用してるし、サウンドの構築もアルバムで一貫しているのだ。
特に「For You」は凄い。
音の透明感、ピーンと張ったキレ、突き抜け感・・・素晴らしすぎるのよ。
ベースとドラムが海と大地のようにボトムを抑え、
ギターとキーボードの音色は青空のように澄み渡り、
サックスは真っ白なヒコウキ雲のように天頂へ突き進み、
達郎の声は鳥のように天空と海面を舞う。
カンペキだ。
「Can't Get Enough」でのポール・ロジャース(Vol.)なみに完璧だ!
柴田昌弘の描線みたいにカンペキなのだ!
しかも
こんな曲を達郎はライヴでも完璧に歌ってるしね・・・。
つ~か、原曲以上にパワフルだからね。
こんな強力なリズム隊、並みのヴォーカルだったら霞んでしまうんだが
自分で選んだ自分より若いミュージシャンに「負けてなるか」と声を張り上げてるんだよなぁ・・・。
ライヴ盤「Joy」は、やはり
「メリーゴーラウンド」~「レッツ・ダンス・ベイビィ」~「ラブランド・アイランド」のメドレーが凄い。
リズム隊のウネりっぷりには降参状態。
しかも、曲調でリズムに微妙な緩急があったりして、もう堪りません。
ドラムが走ってるワケじゃないのは、周囲が完璧に合わせてるから理解できます。
リハで練り上げられての事です、こりゃ。
こんな演奏を残してくれた青山純さん、
「アレックス」なんて愛称も似合いすぎです。
ネットでチェックしたところ、御本人は結構コワイ人だった印象もある。
厳しい人だったんですね。根っからプロだったんですね。
56才とは早すぎる。
本当に残念です。
改めて青山さんの御冥福を御祈り致します。