あるBOX(改)

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石原慎太郎都知事が激怒!尖閣領海に中国船6隻侵入

2012年09月17日 | 生活
9/14早朝、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海に中国国家海洋局の海洋監視船6隻が相次いで侵入した。

中国監視船の領海侵入は、日本政府が11日に尖閣諸島を国有化した後初。しかも6隻は過去最多。
尖閣国有化宣言が原因とみられる中国側の威嚇行為は日増しにエスカレート。

14日午後、都庁での定例会見に臨んだ東京都の石原慎太郎知事(79才)は怒りのコメントを発した。

「気が狂ってるんじゃないのか。オレのものはオレのもの、オマエのものはオレのものとやられたら、世界中たまったものじゃない。人の家に土足でずかずか踏み込んできたら、追っ払えばいいんだ」

なお、当日の中国船は日本の巡視船への無線で、尖閣諸島を「中国の領土」と述べ、「正当業務を執行中。直ちにこの海域から離れてください」と“日本語”で応戦してきたという。



結局、侵入時間は計7時間ほどに及び。中国外務省の報道局長は「主権を守るための正義の行動で、正当だ」と強調。
さらに日中関係の緊張は「完全に日本側がつくり出したものだ。誤った決定を変えるべきだ」と尖閣諸島国有化の撤回を要求した。

一方、日本政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。
野田佳彦首相(55才)は、新たな挑発行為に備え、現場海域での監視を強化し、必要があれば海上保安庁の巡視船を増やして対処する意向だそうな。

中国側は漁船1000隻の出港を容認。
折しも大型台風16号の通過で出港は遅れているが、その時間で日本側は様々な準備を進めることが重要でしょう。

まぁ、石原さんも抑えてるんでしょうな。
この人だったら「16号が沈めてしまえばイイんだ。21世紀の神風だ」とか言いかねないもんな。

または親友だった立川談志さんだったらコレくらい言ったろうな。

中国側は今になって「棚上げの精神に立ち返ったらどうか?」と言って来てるが、それが得意でズ~っとやってきたのは日本。
漁船で日本の巡視艇に体当たりしてきたり、その船長を優遇したりして「反日無罪」を定着させたのは中国。

中国にある日本企業の工場や、小売店を襲った暴徒も、中国メディアは大して報じてないようだが、ネットじゃ世界中に知れ渡ってるさ。

一方、日本は中国にある中国系企業や店舗に投石するような事はしません。国家としての成熟度が違いますから。
しかも、暴徒は一部中国共産党の施設にも乗り込んだというから、いよいよ彼らが恐れる方向へ民衆のエネルギーが流れる可能性あり。

痛み分けの部分もあるが、お互い我慢比べになりそう・・・か。

終わらぬ憎しみの連鎖、「駐リビア米大使ら4人殺害される」

2012年09月17日 | 生活
9/11夕方
リビアの東部ベンガジで、武装集団が米領事館を襲撃。
クリストファー・スティーブンス駐リビア米大使(52才)と職員3人が殺害された。

武装集団は、米国で製作されたイスラム教の預言者ムハンマドを揶揄するといわれる内容の映画に抗議。
ロケット弾や自動小銃を乱射しながら領事館に乱入して放火や略奪を行い、強行に及んだ。

首都トリポリの大使館から領事館を訪ねていたスティーブンス大使は、職員らといったん館外に逃れたが、
そこで襲撃されたという。
領事館は、地元治安当局が警備に当たっていたが、襲撃を阻止できず。

リビア政府は、旧カダフィ政権残党の関与を指摘している。
オバマ米大統領は武装集団の襲撃を「常軌を逸している」と非難する声明を発表。

イスラムと米国、米国に逆らった指導者を崇拝する者と米国・・・そんな戦いの構図。
米国は黙っちゃおれないでしょう。強力な旧カダフィ派残党狩りが始まるでしょうよ。

もう断ち切れないんだろうね、この戦いの連鎖は・・・。

前WBA世界Sフライ級王者の清水智信、引退

2012年09月17日 | ボクシング
9/10、プロボクシング前WBA世界スーパーフライ級王者の清水智信(31才/金子ジム)が都内の所属ジムで会見を行い、現役引退を表明。

今年4月の初防衛戦を兼ねた王座統一戦でテーパリット(タイ)に敗れたが
「悔しさが湧いてこなかった。もう一度世界を目指す気持ちになれなかった」とコメント。

ジャブの刺し合いからの右を被せられてダウンを奪われながらも、右カウンター1発で試合を逆転しかけ、ゲスト解説の佐藤洋太に「メチャクチャ面白い試合になったッスね」と言わしめたテーパリット戦
ああいう試合で「悔しさが湧いてこなかった」と言うからには、確かに気持ちが切れたと言う事だろう。

昨年8月に世界王座を奪取した際の負傷で長期離脱。WBAから不本意な「休養王者」扱いにされた事は今でも引っ掛かっているようで
「あの問題がなかったらフライ級で世界を目指し、頑張っていたと思う」と本音を吐露したそうな。

今後は故郷の福井市にて11月にスポーツクラブを開業予定。
「五輪選手も育てたい。人が頑張れる場所を提供したい」と、アマ選手の育成などを視野に入れつつ
政経塾の門を叩き、将来の政界進出も視野に入れているという話もある。

個人的には奪取相手カサレスとの再戦が楽しみだっただけに、妙な横槍でマッチメークが揺れ動いたのが気の毒だったなぁ。

カサレスは第1戦で不出来な試合をやっても再戦で仕上げてくるトコロがあったから、「清水の王者たる証明」は曲者カサレスとの再戦を制してこそ・・・と思っていたから、その辺は本当に残念。

1981年6月28日、福井市生まれの清水智信(しみず・とものぶ)は
高校でアマチュアボクシングを始め、東農大での活躍を経て04年プロデビュー。
07年と08年に世界挑戦するもKO負け。
08年に日本フライ級王者を奪取し、その後4度防衛。
11年8月、WBA世界スーパーフライ級王者カサレス(メキシコ)を判定で下し、世界王座を奪取。
今年4月の初防衛戦で暫定王者テーパリットに敗れ、王座陥落。
プロ成績は19勝(9KO)4敗1分け。

内藤にKOされた時は、やはりアマっぽさが残っていたが
カサレスとのシーソーゲームで終盤に体力で劣らずに競り勝った時は「逞しくなったなぁ」と感じ入った。
堂々の奪取だったし、その後の防衛戦で(元王者カサレスをはじめとする)各国の挑戦者と戦う事を考えると実に楽しみだったが、目の周りを痛めたのは本当に残念だった。

ともあれ
清水(元)選手には「お疲れ様」と申し上げたい。