あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ⑯

2006年01月24日 | 競泳
なんとなく回りは見えた。つ~か、出遅れたのは感じた。
15m位まで、スピードに乗らないのも感じた。
手を伸ばしきる前に腕を曲げて掻き切ってしまうストローク・・・・これも消化出来ていない。
手足のタイミングも合っていないのが自覚できた。

もうヤケクソ。
ラスト4~5掻きを息継ぎ無しで決行。やっと最後で手足のタイミングが合い、スピードに乗ったような気がしたトコロでゴール。

くそっ、不完全燃焼だ!!
・・・と電光掲示板を見やるも、またもシオシオのパーと消えていって、順位もタイムも分からず。

ションボリ上がって、クールダウンに向かう。

なんか、足首の根本(甲側)が微妙に痛い。
クロールで、がんがんキックしたのが今ごろ効いて来たらしい・・・。
たかだか合計100mだが、これほど必死に激しく蹴った事なかったからなぁ・・・。
その辺ふまえ、ゆったりとアップ。着替えて戻ると、連れに「お疲れ」と労われ・・・。

まぁ、どっちもブービーくらいだったかな・・・と。
「すごく遅いって訳でもなかったよ」と慰められた。
速い選手は10秒台の前半でゴールしてたらしい。

まぁ、初参加・大会の雰囲気慣れ・・・が目的の出場でしたから。
失格に遭ったり、ケツ出たり、ゴーグルずれまくったり、キャップが脱げかかったり、・・・とか無かっただけOKだな。

普通に泳げて普通にゴール出来ました。
無事に参加レースを終えたので、それはそれでOKか。

連れの「特別速くもなければ、ひどく遅くもなく、みっともない泳ぎでも無かった」ってコメントには微妙に凹まされたが。
やっぱり小さい頃から泳いでるッポイ人はフォームも違うよね・・・と。
ウソでも「順位は別としてカッコ良かったよ」とか言えんのね・・・。

まぁ「褒めればツケ上がる」オレの性格を誰よりも御承知ですからな。
ボウリングで、オレがストライク出しても「ブーイング」だし(涙)。
「だって、勝負でしょ?」だし。
そんで、ペンギンみたいな歩みで軽いボールをスローに投げてるのにストライク取りやがるし・・・。
オマエは「戦闘フォー」かっ!?!?!?(←「炎の転校生」知らない方、スミマセン

結局。オレを甘やかさないのよね。タマには甘やかして欲しいけどね。

大会は全競技を終わり。閉会式を残すのみとなったが。
連れが「腰が痛い。帰りたい」と言うので、チームの方々に挨拶して引き上げ。

雑然としたロビーを通り抜けて帰路に付く。
ああ、楽しくて悔しい1日だったな。練習してた2レースが不完全燃焼だったのが、なにより悔しい。

練習って言っても甘いモノだったからなぁ。やっぱインターバルトレーニングやらなきゃダメか・・・。
100mを7分の力で泳いで、30秒休んで再スタート、これを十数セットか・・・。
速くなるには、しんどいプラクティスも必要だな・・・。
そんなコト考えながら、電車に乗る。

そうして、私のマスターズスイミング、初参加は終わったのでした。
山ほどの課題を残して・・・。

――完。