あるBOX(改)

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ブラッドベリさんと言えば・・・

2004年07月03日 | 生活
萩尾望都さん画の「ウは宇宙船のウ」は読んだなぁ・・・・。

もちろん、ブラッドベリ原作は未読で。望都さまワールドに消化されたモノにドップリだったワケだが。
巻末の解説にもあった通り、ブラッドベリ作品でありながら、これは紛れもなく萩尾作品でもあり。

学生時代、自宅でこの短編集を読みながら「クリムゾンキングの宮殿」をステレオでガンガン掛けてた記憶がある。

1冊じっくり読む所要時間でアルバム1枚。
古代の恐竜が灯台を訪れるシーン、幻想的な回想シーンに「エピタフ」や「ムーンチャイルド」が良く合った(ムーンチャイルドは、後にヴィンセント・ギャロが監督映画で使用)。

夫を失った母親が、1人娘と屋敷に閉じこもり教育を行う「びっくり箱」。
少女の無垢さに「教育」と云う物を考えさせられました。
屋敷といっても「改造エレベーター」があったりし。白っぽい絵柄の萩尾ワールド全開で。オドロオドロしさ無し。

そこに「クリムゾンキングの宮殿」が良く似合った。耳からクリムゾン、目から望都さまワールド、脳にブラッドベリ。

覚醒した気分になったモノです。
今から見れば凄い勘違いだったかも知れないが(笑)。

ちなみに、同単行本収録の「みずうみ」は、久々に帰郷した青年が、幼き日に湖で行方不明となった少女と再会するストーリーで。
回想シーンでの、その少女が愛らしくて愛らしくて。

ま、これが私の「ロリコン・キャリア」の原点になったワケですな!(笑)。

エンディングは物凄く残酷で、そのミもフタも無いトコロも良かったってか。

あぁ、また読みたくなってきたな「ブラッドベリ短編集・望都版」。

今度、田舎に帰ったら読むべ。ディスクマンで「クリムゾンキングの宮殿」ガンガン掛けながら・・・。

◆7/2(後楽園ホール)の試合結果
○4R
井上 庸 KO4R 小林 孝
△東日本新人王予選
○フェザー級
大宮久志 判定 鈴木良治
○Sライト級
大久保 充 不戦勝 三上義満
○8R
黒木健孝 判定 小川利樹
△B級トーナメント予選5R
○フライ級
三宅 満 TKO3R 安藤栄作
○フェザー級
高見沢孝介 引分 森田崇仁
津田洋介 判定 本橋正行
石黒則光 判定 平渡広隆
杉山和己 判定 佐藤要介
内山亮太 引分 太田篤志