あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

バレンタインにはチョコと渋さ知らズのCD

2004年02月20日 | 生活
・・・そんなモノをくれるウチの連れ。誉めてつかわそう(笑)。

しかも、「プログレ」とも「暗黒ジャズ」とも「歌う新宿梁山泊」とも言われる「渋さ知らズ」の初シングルCDは・・・「2月2日 イラクへの自衛隊派兵反対宣言のため、強引に地底レコードから緊急発売された『自衛隊に入ろう』!!」

ハイ、フォークの隠れた大御所「高田渡さん」の代表曲です。

ちょい前、カラオケで歌ったら「それ、渋さ知らズが最近カバーしてる。タワーの視聴コーナーで聴いた」と意外なリアクション。

―――んで、憶えてて買って来てくれたと。

70年安保の頃っつ~か、ベトナム戦争の頃のフォーク・ソング。「自衛隊~」のみならず、色んな反戦ソングが最近は妙に嵌る。

ちょい前にBSフジで再放送されてた「坂崎幸之助の(アルフィーのフォーク担当?)お台場フォーク村/放送禁止曲 With なぎら健壱」

これで披露された曲の歌詞。古臭いかと思いきや、むしろ今にピッタリする。

岡林信康の「アメリカちゃん」(~「アメリカちゃんたらアメリカちゃん、平和の為に頑張ってや」~「頼まれへんのに平和を作ると爆弾落とし地獄を作る」~「雨にも負けす風にも負けず男一匹どこへ行くアメリカや~」・・・)。

加川良の「教訓1」(~「青くなって尻ごみなさい、逃げなさい」~「命を捨てて男になれと言われたら震えましょうね」~「死んで神と言われるより生きてバカと言われましょうね」・・・)

そして、防衛庁のお偉方が「自衛官募集の歌にしたい」と高田渡に本気で打診して、高田さんに「アホか」と言われた逸話も残った「自衛隊に入ろう」。

頭の悪い人には「皮肉」が通じない典型か?まぁ、ウチの上司も似たようなモンか。「誉め殺し」も通じないってか(笑)?

―――で、その「自衛隊に入ろう」。渋さ知らズのカバーは女性ヴォーカルが、まったりと歌う。演奏はヤッパリ「渋さ~」ならでは・・・か?

作詞が、唖蝉坊&高田渡。原曲がアメリカ民謡で。

―――歌詞は以下の通り。

「みなさん方の中に 自衛隊に入りたい人はいませんか  

ひとはたあげたい人はいませんか 自衛隊じゃ人材もとめてます

自衛隊に入ろう 入ろう 自衛隊に入れば この世は天国  

男の中の男はみんな  自衛隊に入って 花と散る

スポーツをやりたい人いたら  いつでも 自衛隊におこし下さい  

槍でも鉄砲でも 何でもありますよ とにかく 体が資本です

鉄砲や戦車や ひこうきに  興味をもっている方は  

いつでも自衛隊におこし下さい  手とり 足とり おしえます

日本の平和を守るためにゃ  鉄砲やロケットがいりますよ  

アメリカさんにも手伝ってもらい 悪い ソ連や中国をやっつけましょう

自衛隊じゃ 人材もとめてます 年令 学歴は問いません

祖国のためなら どこまでも  素直な人を求めます。

自衛隊に入ろう 入ろう 自衛隊に入れば この世は天国  

男の中の男はみんな  自衛隊に入って 花と散る」

―――渋さ知らズのヴァージョンは、最後の方までは歌われてないが。
このヴァージョンのカラオケは無いのかね?ホーンやリズムの効いた「渋さ~」ヴァージョンで「♪悪~い北朝鮮やイラクを やっつけましょう♪」とか歌ったら楽しそうだし。そのまんまだし。

まぁ、高田さんのヴァージョンでも気持ち良く歌わせて貰いましたが。

しかし、以前は吉祥寺が行動範囲だったのに。有名な焼き鳥屋「いせ屋」に良く出没すると評判の高田渡さん(アル中入院歴あり)を、全然お見かけ出来ませんでしたねぇ~。

井の頭公園で大型犬を放し飼いする輪島さんも、見れなかったなぁ~(徹夜明けで何度も歩いたのに・・・)。

もちろんカースケやグズロク、オメダの幻にも逢えなかった。

見るのは「赤白ボーダーのロング・スリーブ着た梅図かずお」ばっかりだったよ(笑)。