―――で、ひと通り聴いて。
ハード・ロックならユーライア・ヒープなど聴いて一段落するワケだが。
「UFO」や「シン・リジィ」聴いたり、プログレならクリムゾン系の
「マクドナルド&ジャイルズ」とか聴いたりして。「もうイイかな?」
…なんて。
今まで聴いて来たのが「歌よし演奏よし」の、言わば一種のスーパー・
グループばっかりだから。
色々聴いて行く内に「このバンドはヴォーカルが弱い」「ギターがイマイチ」
なんて生意気なコト言いながら中古盤屋に売っ払らったりして・・・。
でも、英国ロックへの愛着は抜けないから、ガイド本とか買ったりして。
―――で、
深民淳さんの名著「ルーツ・オブ・ブリティッシュ・ロック」なんて買ったり
して人生が狂ってしまう。
中古盤屋で「このアルバム、あの本にあった」なんて「クォーターマス」なんて
買った日にゃ。
「へぇ~『ブラック・シープ・オブ・ファミリー』ってレインボウのオリジナル
じゃ無かったんだ(同郷のよしみでリッチーがカヴァー)!
しかも、こっちの方がイキが良くてカッコイイじゃん!キーボード・トリオでも
ELPと違う魅力あるし!」なんて感じで。
「英国ロック、有名バンドの駄作よりもB級バンドの代表作が面白い!」
・・・・なんて深みに嵌ってしまうワケなんですねぇ~。
―――で、アラン・ホールズワースのハードロック・ギターも麗しく、P・
ウィリアムスのダミ声ヴォーカルもグッドな「テンペスト」や
オリー・ハルソールのギターが味出し過ぎ、マイク・パトゥの塩辛い声も
ナイスな「パトゥ」。
職人集団のスリリングな演奏が聴ける「コロシアム」。
嵌れば深いカンタベリー系の「ソフト・マシーン」「ゴング」「キャラバン」
「エッグ」・・・。
無性に懐かしい音の「インディアン・サマー」。キーボード、メロトロンの音が
魅惑的な「グレイシャス」「クリシダ」・・・。
もう、「探す楽しさ」に のめり込み。
常に新機軸を模索するのが60~70年代の英国ロックだから、アルバム毎に
変化あるし。「2ndは嵌らなかったが3rdは凄い!」みたいな気に入り方も
出て来て、深みは果てしなく。
「ソフト・マシーン」も、フリー・ジャズっぽいのは嵌っていないが、サイケ
ポップありジャズっぽさも有りで万華鏡的な「セカンド」は大好きだし。
「エッグ」も、セカンドでの魔法のようなキーボードの音色が堪らんし。
「ゴング」も「YOU」でのスペース感覚は最高だし(良くぞ70年代に
あそこまでやったモンだ)。
気が付けば、ヒザまでドップリ浸かっていて。英国ロックの深い森で彷徨って
いるのでした。人生狂いましたよ。
自分では「美しい狂い」だと思ってますがね。
――そして「Spring」。
スプーキィ・トゥースのマイク・ハリソンを思わせ、時にグレッグ・レイク的
でもあるヴォーカル。
そしてメロトロン・サウンド。目立たないがツボを押さえたギター。
良いです!
こんな掘り出し物があるから、私ゃ英国ロック愛好が止まらないんです。
ハード・ロックならユーライア・ヒープなど聴いて一段落するワケだが。
「UFO」や「シン・リジィ」聴いたり、プログレならクリムゾン系の
「マクドナルド&ジャイルズ」とか聴いたりして。「もうイイかな?」
…なんて。
今まで聴いて来たのが「歌よし演奏よし」の、言わば一種のスーパー・
グループばっかりだから。
色々聴いて行く内に「このバンドはヴォーカルが弱い」「ギターがイマイチ」
なんて生意気なコト言いながら中古盤屋に売っ払らったりして・・・。
でも、英国ロックへの愛着は抜けないから、ガイド本とか買ったりして。
―――で、
深民淳さんの名著「ルーツ・オブ・ブリティッシュ・ロック」なんて買ったり
して人生が狂ってしまう。
中古盤屋で「このアルバム、あの本にあった」なんて「クォーターマス」なんて
買った日にゃ。
「へぇ~『ブラック・シープ・オブ・ファミリー』ってレインボウのオリジナル
じゃ無かったんだ(同郷のよしみでリッチーがカヴァー)!
しかも、こっちの方がイキが良くてカッコイイじゃん!キーボード・トリオでも
ELPと違う魅力あるし!」なんて感じで。
「英国ロック、有名バンドの駄作よりもB級バンドの代表作が面白い!」
・・・・なんて深みに嵌ってしまうワケなんですねぇ~。
―――で、アラン・ホールズワースのハードロック・ギターも麗しく、P・
ウィリアムスのダミ声ヴォーカルもグッドな「テンペスト」や
オリー・ハルソールのギターが味出し過ぎ、マイク・パトゥの塩辛い声も
ナイスな「パトゥ」。
職人集団のスリリングな演奏が聴ける「コロシアム」。
嵌れば深いカンタベリー系の「ソフト・マシーン」「ゴング」「キャラバン」
「エッグ」・・・。
無性に懐かしい音の「インディアン・サマー」。キーボード、メロトロンの音が
魅惑的な「グレイシャス」「クリシダ」・・・。
もう、「探す楽しさ」に のめり込み。
常に新機軸を模索するのが60~70年代の英国ロックだから、アルバム毎に
変化あるし。「2ndは嵌らなかったが3rdは凄い!」みたいな気に入り方も
出て来て、深みは果てしなく。
「ソフト・マシーン」も、フリー・ジャズっぽいのは嵌っていないが、サイケ
ポップありジャズっぽさも有りで万華鏡的な「セカンド」は大好きだし。
「エッグ」も、セカンドでの魔法のようなキーボードの音色が堪らんし。
「ゴング」も「YOU」でのスペース感覚は最高だし(良くぞ70年代に
あそこまでやったモンだ)。
気が付けば、ヒザまでドップリ浸かっていて。英国ロックの深い森で彷徨って
いるのでした。人生狂いましたよ。
自分では「美しい狂い」だと思ってますがね。
――そして「Spring」。
スプーキィ・トゥースのマイク・ハリソンを思わせ、時にグレッグ・レイク的
でもあるヴォーカル。
そしてメロトロン・サウンド。目立たないがツボを押さえたギター。
良いです!
こんな掘り出し物があるから、私ゃ英国ロック愛好が止まらないんです。