荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

田舎から届いたミカン

2023年11月17日 | 散文

老幼馴染みから今年も荷物が届きました。沢山の山芋とさつまいもと落花生とミカンです。全部彼が作ったものです。猪が自分の領地と思っている畑からの収穫物です。元から販売を目的として作った物ではありません。自分で食べる為と、土いじりが趣味の産物です。又、猪の被害から守った物、ある意味猪からの下され物です。

私の田舎ではミカンは買うものではありません。近隣のミカン農家の各家が呉れる物です。毎年沢山のミカンを食べ比べていました。口の悪い亡父は、彼が作ったミカンを毎年「見てくれは悪いけど中身は美味いわい。あいつみたいなミカンじゃねや」と言って、黄疸(?)で手の平が黄色くなるほど、何個も食べていました。

こうしてお盆に入れるとお正月みたいです。子供の頃の「こたつミカン」を思い出します。相変わらず見てくれが悪くて皮が剥きにくいけど、瑞々しくて、甘くて、適度に酸味があって、あいつみたいです。もう父は居ないけど、3日で無くなると思います。

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「中川湯」の場合は?

2023年11月17日 | 散文

ずっと気になっていました。2月以来の訪問です。

 

前回訪問時、風呂釜の故障で休業していました。周辺は、内湯を持っていなそうなアパートが沢山在る界隈です。皆さん困ったと思います。

 

静かな佇まいです。

 

営業しているのだろうか?

 

この時間なので当然シャッターは閉まっています。これで営業の有無は判断できません。シャッターに張り紙は有りません。前回訪問はここに休業の張り紙が出ていました。・・・どうなんだろう?

 

コインランドリーでは洗濯物が踊っています。コインランドリーだけ営業するのはよくあるパターンです。入り口上の店名を書いていたであろう、青い布地が千切れたまんまです。

 

煙突を見上げます。煙は出ていません。定休日だろうか?

 

 

ボイラー室ヘ行きます。以前と変わらないように思います。前回もこのようにドアの廃品が立て掛けられていました。

 

整然と管理されているようにも見えます。

 

 

住宅部を見上げます。

 

前回と変わった様子はありません。

 

立て掛けられた廃材の下に細い木の枝が束ねられています。きちんと管理されているようにも思います。

 

入口を振り返ります。

・・・銭湯は残して(残って)欲しい日本の文化です。

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