一時期本当に秋かと思わせた朝の涼しさが懐かしい。
頼むからの時と同じように早くなってくれと言いたいが叶わぬ夢の様だ。
今日も朝のひと時だけちょっとの間過ごしやすかったもののそれ以後はドンドンと気温が高くなった。
今日は8月最後の日曜日ということで早くも8月も終わりに近づいて来たものの一向に収まる気配がない。
今日は特に予定はないのでずっと自宅にいていつものようにMSNニュースやYouTubeを見る。
ところで航空自衛隊の次期戦闘機F3をめぐる動きが世界の各方面で固唾を呑んで見守られているということはご存知だろうか。
航空自衛隊では現在戦闘機が3機種使用されているが主力機はF15で第4世代の戦闘機と言われているが、約200機ほどあり日本の空を護っている。
他に今は支援戦闘機という風には言わないが対艦対地攻撃用の戦闘機F2がある。
この期待は日本では使用していないが優秀な戦闘機F16をベースに日米で共同開発した戦闘機だが、元々は日本独自に開発していたがアメリカからエンジンを供給しないとの横やりが入り泣く泣く共同開発となり、日本側の技術は取られた反面、アメリカの技術は提供されないといういわば不平等な状態でしかも1機当たりの値段でF16が4機買えるほど高価になったが、それが90機程あり、それと一番古いベトナム戦争で活躍したのと同じ型のF4が40機程老骨に鞭打って頑張っている。
本来は遠にF4が新機種に替わっていなければならないのに当初希望していたF22(第5世代)のステルス戦闘機をアメリカが余りにもステルス機能などの性能がいいために他国への売却を拒否したために自衛隊は予定が狂って、双発のF22の代わりに単発のF35を42機購入を決めたが、配備はまだ始まったばかりで順次生産をして配備されるものの当分は旧型のF4に頑張って貰う必要がある。F4は性能はいいものの製造されてからかなりの年数が経っておりかなりガタが来ている状態である。
そこで配備予定が狂ってかなり遅ればせになっているが、この戦闘機の性能は日進月歩で各国が本腰を入れて開発し特に中国では生産機数の大幅アップして第5世代のステルス戦闘機を近々に配備し始める公算になっている。
このままでは機数はおろか性能までも凌駕されるてしまうことになるために現在の主力であるF15も機体を半数ほどはバージョンアップしたが、初期の生産した機体は却って高くつくので新しい機体にしたいところである。
従ってF35の機数を上乗せするか、どうかなどの局面に立たされているのと次期主力戦闘機の応札を有力メーカーに呼びかけている。
戦闘機の有力メーカー3社がそれに早々と答えてどこまで技術を出せるか、日本主体の生産になるか、など色々な各社からの提出されたものを検討している段階である。予定ではその結論はこの8月中に出て来る予定になっているが、今のところロッキードマーティンが有力ではないかと言われている。
当初はF2の時のいきさつもあって日本独自に国産戦闘機を開発すべく技術実証機X2を飛ばしていたが、夏前に中断されたことから共同開発にシフトしたようだが、ロッキード以外にも2社が応じているし、遅ればせながらグラマンもYF23でロッキードのF22と争った経緯もあって競争に加わったとの情報もある。
いずれにしてもアメリカとしても以前のように強大ではなくなりつつある昨今日本との貿易の大幅な赤字対策上のこともあって高価な武器を買わせたいところで、この成り行きを全世界が見守っていると言うことである。