今日は昨日の雨も止んで曇っていた天候も晴れて来て蒸し暑い一日となった。
午前中はいつもの様に朝ドラ「とと姉ちゃん」を見ながら朝食を食べ、PCの前に陣取りいつもの様に過ごす。
今日は午後1時から私が住んでいるN地区のグループのメンバーが集まって今月25日に行われるNコースの下見歩きである。
私が住んでいるこの地区は、と一概に言っても結構広く特に東西が長いので本来ならば東と西のコースに分けて案内する2つのコースも検討したがガイドポイントはどうしてもマイナーなものが多く東西、それぞれの地区の代表的なポイントを繋ぎ合わせたような形となっている。
ただ東の端の地区は昔の国境が南北に走っていてその名残がちょっと残っているので興味ある人にとっては面白いポイントと言えるかもしれない。
集合は午後1時に最寄りのJR駅に集合することになっているので午後1時15分前に自宅を出て10分前に到着した。
前に一度地下鉄駅を上がった出入り口付近で集合したが今回のコースはその時のコースと違い東西のコースを合体させていることもありJR駅がスタート地点となっている。
私が到着した時にはほぼ今日下見歩きを表明していたメンバーが揃っていて2人後からやって来た。
早速西に向けてスタートしたが、近世に至るまでは環濠の村だった当時の村中を歩き、寺院と神社を巡ることになる。
室町時代から戦国時代にかけては砦となったとの伝承もあり環濠の北の方はそこそこ大きな池があって村落を守っていたようであるが、その場所は現在公園となっているが、地面が一段低くなっているところが池であったことを思わせる。
その大きく東に振って今はJR駅だが、昭和の初め頃までは民鉄で後に国鉄に買い上げられたが当時は近くにある寺院の名前が付いている駅名であった。
今は大きな市の公園となっているが当時は薄暗い鬱蒼とした森が広がる不気味なところだったということである。
大戦後には競馬場や競輪場が併設されていたが今は陸上・サッカー場や野球場、相撲場などが併設された大きな施設があり、博物館もある。
その隣に先ほど駅名になっていた寺院があるわけだが、その中の墓には有名な喜劇役者の墓もあるが、本番当日にはそこまでは案内しない。
その後南下して公園を縦断して器が出土した遺跡へ行ったが、ここには赤土で作られた土器の破片もあったが、土を採った穴なども確認されたが、この辺りは市営住宅が多く建つ地域で将に市営住宅を造る際に発見されたものである。
この辺りの土を利用して近世も土管作りをしていた業者が何軒かあったが今は面影もない。
そこから東へ行くとまた村落があった地区に入って行くがこの村と今日、スタートして最初に行った地区の村が明治時代に合併して規模の大きい村になったが、それもしばらくの間だけでやがて今の市に吸収合併されて現在の様に市区となったものである。
この村落に接する東側が昔の国境で現在はその名残もあって区の境となっている。
最後にその村の鎮守だった神社で解散と言うことになり他のメンバーと別れて自宅へ戻って夕方のダンスレッスンに行くまで自宅でくつろぐ。