台風18号が日本海に抜けた後も南太平洋の暖かくて湿った空気を引き込んで昨日は東海から関東にかけて大雨を降らし特に茨城県の鬼怒川の堤防決壊による大きな災害を中心に土砂崩れなどの大きな被害をもたらした。
台風17号も加わり北関東から仙台辺りの東北南部にかけて大雨を降らし、更には北海道も大雨というような今までには殆んどなかった台風やその後の低気圧の被害に関東や東北、更には北海道の人達にとっては思いもかけなかった出来事じゃないだろうか。
NHKでは終日台風のニュースを報道していたが被害にあった人に対するインタビューでも異口同音に「こんなことは初めての経験だ」ということであった。
被害に遭われた方々にはお見舞いを、亡くなった方にはお悔みを申し上げたい。
それにしても今までは太平洋岸のしかも南の方のいわゆる台風銀座と言われて来た地域だけのように、他人事だと思っていた人たちに、今までに経験したことがない大きな被害をもたらした訳で、特に3年半前に東日本大震災を経験した地域にとっては未だその再建途上にある中での今回の災害は泣いても泣き切れないものがあったのではないだろうか。
当地域には何の被害もなかっただけに、いかほどのツライ経験をされたかと思うと被害のなかったことを独り喜んでばかりもいられない。
今日は特に予定もないのでしばらくは被害の状況をテレビで見ていたが、堤防の決壊なんて昔のような護岸工事ならともかく、今時の進んだ技術工事を施した川でさえ大自然の前では抗しきれなかったという訳である。
それこそ今までの台風や発達した低気圧の猛威を超越した、それこそ想定外のことといえるだろうが、今後益々これでいいということは言えなくなったのではないだろうか。
まだまだ今後地球規模の大きな災害が発生するような気がする。
人間の愚かな行為により地球温暖化がますます進めばこれぐらいの被害なんて大したことじゃないというような未来が来る予感がする。
人間の思い上がりに対する自然のしっぺ返しなのかも知れない。
そして、こんな状況で苦しんでいるのを見てネットで喜び叫ぶのが隣の国のアホな抗日のヤツラで史上最悪である。