『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「機動戦士ZガンダムⅡ 恋人たち」 いい名前になってきたなぁ~

2005年11月02日 | 映画
副題が“恋人たち”なだけに、登場人物たちはチュッチュッしまくり、デレデレしまくり、隙をみつけてイチャイチャしまくり。
今回も、ストーリーについていけなかったので、そういう印象しか残ってません。
「伝説巨人イデオン 発動編」であった「ヘルメットキス」は、富野氏的には「誰がために鐘は鳴る」なんでしょう。
ここは新作カットでしたが、TV版でもあったシーンでしょうか?
シャアに、「さすがアムロ、やわらかい抱き方だ」って言われるセリフも、ホワイトベースの風呂場で顔を真っ赤にしていたアムロも、プレイボーイになったんやなぁ~って感慨深げです。

前作で慣れたはずとはいえ、あいかわらず絵の落差はヒドイです。
今回は、女子登場人物が多く、全員昔の流行だったのでしょう切れ長の目から、クリっとした目に変わっています。
石原真理子やジョイ・ウォンの太い眉毛が、細くなったかのような違和感ですが、そこはアニメご安心あれ。
奇抜な髪の毛の色で、同じ人物であることをかろうじて示唆します。
ファンにはブーイングらしい池脇千鶴の声優起用も、「猫の恩返し」のぽわ~んとした声が好きなんで、喜んで受け入れました。


自分の名前が女っぽくって嫌いなカミーユ。
研究所では数字で呼ばれて、それが名前になったことを嫌うフォウ・ムラサメ。
名前話で盛り上がり、今ではもう名前が好きだというカミーユのシーンは、人の親となり、責任を持って名前もつけた私にとっては、ちょっとしたいいシーンでした。
ウチの子ども達の名前、どちらも、初めは、しっくりこなかったけど、毎日名前を呼び続け、名前を呼ぶと振り返り、自分で名前を言う様になり、人からも愛着を持って呼ばれるようになり、今では、この名前以外考えられないというくらい、ぴったりです。
あっ、そう言えばBS「まるごと9時間 ガンダム」の富野氏インタビューで「一週間悩んで考えた“アムロ・レイ”という主人公の名前、あれだけはスポンサーに大反対されても譲らなかった。」と熱弁されてました。
セイラ・マスの由来も、下ネタであとことをどさくさにまぎれて披露!


★★1/2





「SAW2」 映画会社がネタバレするなって言ってます

2005年11月02日 | 映画
見た人だけってことで。

目玉グサッ!
ホラー映画の特殊メイクは大好きだけど、どうにもこのシチュエーションは苦手です。
「アンダルシアの犬」の昔から、「サンゲリア」を筆頭に目玉大好きルチオ・フルチ監督の映画全部、「ゾンゲリア」、「オペラ座 血の喝采」、など、自分のホラー映画スキルを高めるために、今日まで精進してきましたが、参りました。
降参。
でも、このシーンを乗り越えると、またスキルが1上がるんだよな~。
と、まぁこんな緊張感たっぷりで映画が始まり、最後までそれは途切れることなく持続しました。
がんばったよ~。
映画も、私も。

前作「SAW」は、「CUBE」ミーツ「セブン」といわれてましたが、今回は8人の男女が各部屋に仕掛けられた罠に挑んでいくって、おもいっきり「CUBE」やん!
しかし、状況が「24」の愛娘:キムが囚われ、怒り爆発1分前のジャック・バウアー状態だったり、
進んでいくうちに「バトルロワイヤル」が始まったり、
そして、扉を開けるとあの懐かしい場所が突如現れるに至っては、ゲーム「バイオハザード コードベロニカ」でバーンと現れたおなじみの洋館気分!
ここのマップ覚えてるで~。
こう行って、こう行って、こうやろ~・・・
うゎ~!
あ~びっくりした!
ゾンビの出現ポイント変わってるやん!
お前誰やねん!
記憶がワーーーーって甦っていく昂揚感たっぷりの音楽にのって、私が思い出したことは、「狼よさらば」「ダーティー・ハリー2」「密殺集団」などのヴィジランティズム映画。
そして、その精神は受け継がれていくとこは、マンガ「DEATH NOTE デスノート」!
今回のJIGSAWの行動には、賛同してしまいそう。
次回「SAW3」、悪徳政治家とか、悪徳商人とかが集められたら、
それじゃぁ、「ハングマン」か「必殺仕事人」になっちゃうよ!


★★★