映画ファンの署名による上映というのは、アカデミー脚色賞を受賞した「Gods and Monsters」以来でしょうか。
署名活動のきっかけは、「アカデミー賞に3部門もノミネートされ、アメリカでもヒットした映画がなんで公開されへんのや!」という単純な疑問から。
黒人、アフリカ、社会派という映画興行の三重苦を背負ったこの映画(先の「Gods~」はゲイの三重奏でしたが)、アカデミー賞ノミネートで配給権が高くなって、割に合わなくなり配給会社が手をひいたらしい。
映画配給会社も理由あってのことだったのか。
で、公開にこぎつけたら、毎回満員(梅田ガーデンシネマでは)の大ヒット。
たぶん、普通に公開したよりヒットしてると思います。
こういうムーブメントは、後々にも続いてほしいです。
支配人稼業ン十年、現金より、高級葉巻1本あげる方が品位があるという賄賂術を身に付けた男ドン・チードル。
家族が一番大事だから、お向かいさんがなんかされてても、見てるだけというのはよくわかる。
ホテルの庭に集められたツチ族を撃てと言われた時も、こいつら賄賂に弱いから、「殺しても、なんの得にもなりませんよ。一人いくらで売ってくれますか?」と冷静に戦局を見つめて対処。
「ビールいりませんか?ビール」
家族を助けたいだけなのに、困ってる人、特に女、子供が助けを求めてやって来たら、やっぱり無下に断れない。
なりゆき上、英雄になってしまった。
国外脱出可になっても、車を降りて「ヨメさん、先に行っといて」
運悪く車は、襲撃をくらい、ヨメさんに激しく誤解される。
家族一番で行動してきた彼が、初めて家族を二番目においた行動をとったらこれだ。
でも、これもわかる。
きっと、この時行動してなかったら、「あの時、ああしておけば・・・」と激しく自分を責めただろう。
ラスト、バスから降りて、甥っ子を探しに行く時は、今度は家族一緒で。
離ればなれになってはダメ。
甥っ子を見つけた彼には、シンドラーのように「後○○人救えた・・・」なんてことは言わない。
自分にやれることは、全部やったつもりだ。
なにより、家族一緒やもん!
彼を見てると、シンドラーにはなれないけど、ポールさんみたいな行動はとれるかもと思えました。
そして、ねたみは最悪だということも。
やっぱり、賄賂は酒と煙草か。
私はどっちもやらないから、常備してないや。
あんな世界にはならないと思ってるから持たなくてもいいでしょ!
★★★
署名活動のきっかけは、「アカデミー賞に3部門もノミネートされ、アメリカでもヒットした映画がなんで公開されへんのや!」という単純な疑問から。
黒人、アフリカ、社会派という映画興行の三重苦を背負ったこの映画(先の「Gods~」はゲイの三重奏でしたが)、アカデミー賞ノミネートで配給権が高くなって、割に合わなくなり配給会社が手をひいたらしい。
映画配給会社も理由あってのことだったのか。
で、公開にこぎつけたら、毎回満員(梅田ガーデンシネマでは)の大ヒット。
たぶん、普通に公開したよりヒットしてると思います。
こういうムーブメントは、後々にも続いてほしいです。
支配人稼業ン十年、現金より、高級葉巻1本あげる方が品位があるという賄賂術を身に付けた男ドン・チードル。
家族が一番大事だから、お向かいさんがなんかされてても、見てるだけというのはよくわかる。
ホテルの庭に集められたツチ族を撃てと言われた時も、こいつら賄賂に弱いから、「殺しても、なんの得にもなりませんよ。一人いくらで売ってくれますか?」と冷静に戦局を見つめて対処。
「ビールいりませんか?ビール」
家族を助けたいだけなのに、困ってる人、特に女、子供が助けを求めてやって来たら、やっぱり無下に断れない。
なりゆき上、英雄になってしまった。
国外脱出可になっても、車を降りて「ヨメさん、先に行っといて」
運悪く車は、襲撃をくらい、ヨメさんに激しく誤解される。
家族一番で行動してきた彼が、初めて家族を二番目においた行動をとったらこれだ。
でも、これもわかる。
きっと、この時行動してなかったら、「あの時、ああしておけば・・・」と激しく自分を責めただろう。
ラスト、バスから降りて、甥っ子を探しに行く時は、今度は家族一緒で。
離ればなれになってはダメ。
甥っ子を見つけた彼には、シンドラーのように「後○○人救えた・・・」なんてことは言わない。
自分にやれることは、全部やったつもりだ。
なにより、家族一緒やもん!
彼を見てると、シンドラーにはなれないけど、ポールさんみたいな行動はとれるかもと思えました。
そして、ねたみは最悪だということも。
やっぱり、賄賂は酒と煙草か。
私はどっちもやらないから、常備してないや。
あんな世界にはならないと思ってるから持たなくてもいいでしょ!
★★★
むしろ自分本位というか。
でも、自分もその辺良く分かるがゆえに、見ていてなんとも言えない気分になりましたよ。
涙も出なかったのはそのせいかもしれませんけど。
家族一緒が基本ですものね。
自分の出来る事は精一杯したいものです。
わかります。
私も一瞬そう思いましたが、よく考えたらポールって頭いいし、結構甲斐性のある男だった!
私はダメかも・・・(笑
あくまでも彼を中心に家族を描いたのがいいですね。
社会派の素材でも非常に親近感をもって観ることができました。
ポールが家族第一だったのがとっても人間臭くてよかったです。
1200人もの人間の命が自分の肩にかかっていると考えただけでも震えがきそうです。
いい映画も人を動かす、そういういい例でしたね^^
ドン・チーゲルがポール役だったことは正解だと思います!
忘れてたけど署名した1人です。
私も酒もタバコもやらないんですよ~
あんな世界にならないように、マンションのエレベーターであった人には必ず挨拶するようにします(^^;
私も普通の人。だから彼のように少しでもできることがあるような気がします。
それが何かは今は分かりませんが少しずつでも考えたいと思いました。
甲斐性のことを言われると私もつらいので、気持ちの面であることを強調しておきます!
1200人の命なんて私だったら、逃げ出しそう・・・。でも、気持ちはポールさん、ポールさん。