『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「轟轟戦隊ボウケンジャー 最強のプレシャス」 最強の半○○

2006年08月16日 | 映画
「魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁」が、去年のベスト10に入るほど面白かったので、実はメチャクチャ楽しみにしてました。
去年は夏休み後の9月の第1週目に公開されてたけど、今年は夏休み中の公開。
これが本来あるべき姿でしょう。
でもTV版がイマイチ面白くなってこないし、前売りの特典がかなりしょぼくなってたのに、いささかの不安を感じてました。
 
TVの合間に挿入された映画版のCMで見かけた、ビニール製のかつらをかぶってるような、“謎の美女”というふれこみの人は、若作りした東ちづるではなく、3代目なっちゃんで期待されたものの、秋元康プロデユースによるトホホな歌手デビューで世に出るのを1年遅らせた星井七瀬で、あまり印象に残ってません。
唯一「ひとつになりましょう」と男に向かって言うセリフが、「ガメラ3」の「イリス、熱いよ!」に匹敵する半エロ感で、映画の冒頭ボウケンイエローの黄色いビキニ姿よりも喜んだ人が多数いるんではないかと推測します。
またCMで見かけた、亡くなったはずの「仮面ライダー」のおやっさんこと、「ウルトラマン」のキャップこと、日本のジョン・ウェインこと小林昭二によく似たテンガロンハットを被った人は、倉田保昭でして、特別出演という肩書きながら、実は今作の主役ともいえる存在感でした。
ボウケンジャーのキャップであるボウケンレッドに「坊主!」と呼んでるとこは、「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」でショーン・コネリーがインディに「ジュニア!」と呼んでる構図と同じで、もちろん親子という設定です。
こちらの方は半ケツがありまして、一緒に見た幼稚園児のムスメが一番大好きなシーンでもありましたし、劇場内で一番湧いたとこでもありました。

ボウケンジャー5人がそれぞれ名乗りをあげるシーンが、TV版ではあまりやらないので、新鮮にうつりましたが、それが見所とは情けない・・・。
それ以上に前回の「マジレンジャー THE MOVIE・・・」における最大の面白要因を決定づけたエンディング曲にあわせて敵味方入り乱れてのダンスは、ないどころかエンディング自体がなくて性急に終わった感じがしてならない。
だからTV版開始当初に、「あのエンディングはいかがなものか?」って言ったでしょ!!


★★1/2
ここ最近TVは面白くなってきてます。


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