「酸素のような女性」と呼ばれるイ・ヨンエ。
デビュー当時、化粧品のCMで清楚で透明感のある雰囲気からつけられたキャッチフレーズだそうだが、
この映画の主演男優ジェヒが演じきった役は、まさに透明で見えないけど、あの夫人からしたら必要不可欠な「酸素みたいな男性」だった。
原題「空き家/3番アイアン」だから、「うつせみ」なかなかいい邦題です。
「空き家」・・・「恋する惑星」のフェイ・ウォンから、ポール・バーホーベンの「インビジブル」まで、勝手に人ン家に入ってなんやかんやする話って好き。
子供の時、空き家に入って遊ぶのとかすっげー楽しかったもんね。
もちろん怒られたりしたけど、ボクサーの家に入って殴られるようなことはなかった。
ボコられてジェヒ君、口の中切って血だらけのはずなのに、「辛ラーメン」を食うとは、さすが韓国人!
いくら楽しそうだからって、アメリカでこの映画の真似なんてしたら、いきなりズドーンだから注意してね~。
「3番アイアン」・・・韓国におけるゴルフブームを象徴するようなトップシーンが、キム・ギドク作品でおなじみ美術品をぶっ壊すんではないかという緊張感がありながらも、あっさり裏切られます。
今作も緊張と、なにが起こるかわからない展開にグイグイ惹き込まれました。
「3番アイアン」が実はジェヒ君の第一の武器で、しかもゴルフボールを打って相手に当てるというとんでもないアイテムで、それがタイトルになってるとは。
旦那が警察に金を握らせて、ジェヒ君に仕返しの3番アイアン打ちをするシーンが、そっくり藤子富士夫Aの「ブラック商会変奇郎」にあったような気がするんですが・・・。
「うつせみ」・・・それにしても、キム・ギドク監督、よ~こんな話思いつくな~。
ストーリーが完璧に理解できたわけではないけど、先日「トム・ヤム・クン!」でブーたれたような感じは全くない。
「サマリア」で感じた久石嬢チックな音楽の使い方も遥かに上手くなっていた。
次回作も楽しみですね~。
薫風香る5月の梅田ガーデンシネマは、キム・ギドク作品って歳時記になってるみたいです。
ジェヒ君には、言ってくれれば留守にしておくので、いつでもいらしてください。
なお、その時は調子の悪い洗濯機を修理しておくように!!
あっ!この子、マイ洗濯板持ってくるから、気づかれないで、そのままか?
★★★1/2
デビュー当時、化粧品のCMで清楚で透明感のある雰囲気からつけられたキャッチフレーズだそうだが、
この映画の主演男優ジェヒが演じきった役は、まさに透明で見えないけど、あの夫人からしたら必要不可欠な「酸素みたいな男性」だった。
原題「空き家/3番アイアン」だから、「うつせみ」なかなかいい邦題です。
「空き家」・・・「恋する惑星」のフェイ・ウォンから、ポール・バーホーベンの「インビジブル」まで、勝手に人ン家に入ってなんやかんやする話って好き。
子供の時、空き家に入って遊ぶのとかすっげー楽しかったもんね。
もちろん怒られたりしたけど、ボクサーの家に入って殴られるようなことはなかった。
ボコられてジェヒ君、口の中切って血だらけのはずなのに、「辛ラーメン」を食うとは、さすが韓国人!
いくら楽しそうだからって、アメリカでこの映画の真似なんてしたら、いきなりズドーンだから注意してね~。
「3番アイアン」・・・韓国におけるゴルフブームを象徴するようなトップシーンが、キム・ギドク作品でおなじみ美術品をぶっ壊すんではないかという緊張感がありながらも、あっさり裏切られます。
今作も緊張と、なにが起こるかわからない展開にグイグイ惹き込まれました。
「3番アイアン」が実はジェヒ君の第一の武器で、しかもゴルフボールを打って相手に当てるというとんでもないアイテムで、それがタイトルになってるとは。
旦那が警察に金を握らせて、ジェヒ君に仕返しの3番アイアン打ちをするシーンが、そっくり藤子富士夫Aの「ブラック商会変奇郎」にあったような気がするんですが・・・。
「うつせみ」・・・それにしても、キム・ギドク監督、よ~こんな話思いつくな~。
ストーリーが完璧に理解できたわけではないけど、先日「トム・ヤム・クン!」でブーたれたような感じは全くない。
「サマリア」で感じた久石嬢チックな音楽の使い方も遥かに上手くなっていた。
次回作も楽しみですね~。
薫風香る5月の梅田ガーデンシネマは、キム・ギドク作品って歳時記になってるみたいです。
ジェヒ君には、言ってくれれば留守にしておくので、いつでもいらしてください。
なお、その時は調子の悪い洗濯機を修理しておくように!!
あっ!この子、マイ洗濯板持ってくるから、気づかれないで、そのままか?
★★★1/2
>酸素みたいな男性
上手い表現ですね。「空気のような」と言うと「いてもいなくても同じ」のようなニュアンスになってしまいますが・・・。
『恋する惑星』、懐かしいなあ。部屋を水浸しにするフェイ・ウォンのバックに流れる「夢のカリフォルニア」が忘れられません。
「恋する惑星」も「うつせみ」も美人や男前でなかったら、見てられませんね~。即ボコられるやろな~。
ホント何が起こるかわからないドキドキする展開。
『春夏秋冬そして春』が一番好きです。
鬼才という名をほしいままにすると、あとの作品作りが大変ですよね~
私も『サマリア』しか見たことがないのですが、結構好きなテイストの監督かもしれません。
私も留守の時には彼に来てもらいたいです。
でも家には幸せそうな家族写真は飾ってないからダメかな?
でも、日本の家庭では、あんまり飾ってないことな~い?
アジアのご家庭では、こういうの多いけどね。
そうか、いまどき、洗濯板常備している家は少ないものねぇ。
あれは、「my洗濯板」だったのかしらねぇ。
あの修理CANみたいなのに入れて?
そりゃないな(笑)
マイ洗濯板、持ち運びできそうになかったことに、今気づきました!