2005年の韓国観客動員№.1の映画(2位は『マラソン』で、『クムジャさん』は4位)である。
ただし、『グエムル-漢江の怪物-』(2006年1位)が、韓国内全スクリーン数の 3分の1にあたる640スクリーンで公開されたのに対し、キム・ギドク監督の新作『時間』が、わずか12スクリーンで公開されたことに腹をたてたキム・ギドク監督が「韓国映画と観客のレベルが最頂点に一致した映画が『グエムル-漢江の怪物-』だ」という嫌味を言われてしまう観客たちであるが。
2004年は、1位『ブラザーフッド』。
2003年は、1位『シルミド』、2位『殺人の追憶』、3位『オールドボーイ』。
2002年1位は未公開作なんでおいといて、
2001年は、1位『チング』、3位、『猟奇的な彼女』。
2000年は、1位『JSA』。
1999年は、1位『シュリ』。
ん!?韓国国民わりと見る目、確かやんか!!
ギドクさん。
藤田(鬼平)監督に叱られた新庄剛志みたいに、「監督やめる」なんて言わんと続けなさいよ。
「シンジラレナ~イ」こと、起こるかもよ?
監督はCM出身の人で、イノシシの襲撃シーンは、まんまトヨエツと山崎努が卓球をするサッポロ黒ラベルやった。
とうもろこし(爆裂種)を置いといた倉庫が爆発して、ポップコーンになって降るシーンも実にCM的。
子供の笑い声と楽しそうに遊んでる風景で、トンマッコルが居心地のよいとこだと瞬時に思わせるとこもなんかCMっぽい。
最初の北朝鮮軍の戦闘シーンも、後の通常の戦闘シーンとは違う撮り方やった。
それより監督がスタジオに訪問するほどのジブリ好きだというとこの方が重要ですな。
先のイノシシのシーンも、『もののけ姫』のタタリ神の憑いたシシのような巨大さで、
村に点在する地蔵も『もののけ姫』のコダマのよう。
『火垂の墓』の空襲シーンのような爆弾落下のシーンもあり、
ラストの、「ヘルメットに蝶」は、『風の谷のナウシカ』のエンドクレジット後のカット「腐海の中、ナウシカ帽子のそばで伸びる芽」とそっくりでした。
さすがに、「おわり」の文字まではでませんでしたが。
ジブリ映画とTAKESHI映画で気づきにくかったけど、久石譲サウンドは映画の印象を2割増する効果がるということもあらためて気づかされました。
ラストの方は、『七人の侍』における勝四郎(木村功)になるヤツが、一体誰になるか興味深かったですが、ちょっと残念です。
先ほど、ラストと申し上げましたが、ラストのラストには、韓国映画の伝統技「実はあの時、こうしてましてん」が炸裂してました。
そのまたラスト要するにラストクレジットにまでおたのしみ映像がありました。
サービス精神豊富な映画です。
『王の男』(2006年2位)、どないしよかな~?
★★★
ただし、『グエムル-漢江の怪物-』(2006年1位)が、韓国内全スクリーン数の 3分の1にあたる640スクリーンで公開されたのに対し、キム・ギドク監督の新作『時間』が、わずか12スクリーンで公開されたことに腹をたてたキム・ギドク監督が「韓国映画と観客のレベルが最頂点に一致した映画が『グエムル-漢江の怪物-』だ」という嫌味を言われてしまう観客たちであるが。
2004年は、1位『ブラザーフッド』。
2003年は、1位『シルミド』、2位『殺人の追憶』、3位『オールドボーイ』。
2002年1位は未公開作なんでおいといて、
2001年は、1位『チング』、3位、『猟奇的な彼女』。
2000年は、1位『JSA』。
1999年は、1位『シュリ』。
ん!?韓国国民わりと見る目、確かやんか!!
ギドクさん。
藤田(鬼平)監督に叱られた新庄剛志みたいに、「監督やめる」なんて言わんと続けなさいよ。
「シンジラレナ~イ」こと、起こるかもよ?
監督はCM出身の人で、イノシシの襲撃シーンは、まんまトヨエツと山崎努が卓球をするサッポロ黒ラベルやった。
とうもろこし(爆裂種)を置いといた倉庫が爆発して、ポップコーンになって降るシーンも実にCM的。
子供の笑い声と楽しそうに遊んでる風景で、トンマッコルが居心地のよいとこだと瞬時に思わせるとこもなんかCMっぽい。
最初の北朝鮮軍の戦闘シーンも、後の通常の戦闘シーンとは違う撮り方やった。
それより監督がスタジオに訪問するほどのジブリ好きだというとこの方が重要ですな。
先のイノシシのシーンも、『もののけ姫』のタタリ神の憑いたシシのような巨大さで、
村に点在する地蔵も『もののけ姫』のコダマのよう。
『火垂の墓』の空襲シーンのような爆弾落下のシーンもあり、
ラストの、「ヘルメットに蝶」は、『風の谷のナウシカ』のエンドクレジット後のカット「腐海の中、ナウシカ帽子のそばで伸びる芽」とそっくりでした。
さすがに、「おわり」の文字まではでませんでしたが。
ジブリ映画とTAKESHI映画で気づきにくかったけど、久石譲サウンドは映画の印象を2割増する効果がるということもあらためて気づかされました。
ラストの方は、『七人の侍』における勝四郎(木村功)になるヤツが、一体誰になるか興味深かったですが、ちょっと残念です。
先ほど、ラストと申し上げましたが、ラストのラストには、韓国映画の伝統技「実はあの時、こうしてましてん」が炸裂してました。
そのまたラスト要するにラストクレジットにまでおたのしみ映像がありました。
サービス精神豊富な映画です。
『王の男』(2006年2位)、どないしよかな~?
★★★
北朝鮮がらみばかりだ。
やっぱり見る目はあるんですね。
でも、ギドクさん可哀想です・・・
>韓国映画の伝統技「実はあの時、こうしてましてん」
確かに多いですね!でも意外と好きです(^^)
イノシシのシーンは私にとっては『スイングガールズ』でした。ちょっと長すぎてくどい気がしましたけど。お地蔵さんに関しては済州島のトルハンバンかな、と思いましたが、なるほど、宮崎さんの影響と聴けば行灯みたいに中に灯りを入れた理由が納得できました。
あ、それで久石さんの起用だったのでしょうか?
『七人の侍』と比較された記事を他でも拝見したのですが、あちらは侍と百姓が一致協力してはいても、実はみんな自分のやりたいこと(生きたいヤツ、死に場所を探してるヤツ、夢を追っ掛けるヤツなどなど)をやっていて、自己犠牲とかヒロイズムはどこにもないからスカッとするのだと思うのです。どうもこちらはジットリしているのでむしろ『荒野の七人』かと。
『王の男』一足お先に拝見しました。ぜひご覧下さい。動員数など無関係に私としてはオススメなので、タイトル違いを承知で無理矢理トラバさせていただきました。
あの時の木村功は若かった・・・(遠い目)
で、久石譲さんの音楽ですが、日本人の耳にはもう刷り込まれているサウンドですよね~。
ホント映画の印象を上げる音楽ですわ。
ギドクさん、やめんといてほしいですね。
応援メッセージ送ると、黒田選手みたいに残留してくれるかな?
毎回、ビミョーに変えてたりします。
私の場合『七人の侍』を思い出したといっても、ホント、最後村の人といい仲になって、村人になるん誰やろ?もしかして全員?だったらいいのになんて、その部分でしか思ってませんでした。
『王の男』ぜひ見たいと思います。
ガーデンシネマでは男も水曜日1000円になるそうなんで。
混雑を避けて、たぶん年明けてからやろな~。
今度、似てる人の同感もお願いします(ウソ)。
久石サウンドは、CMでもバラエティ番組でも、ちょっと使われると目をひく、じゃなくて耳をひきますね~。