『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「シン・シティ」 女祭り!

2005年10月12日 | 映画
「フランク・ミラーのシン・シティ」。
またアメコミの映画化。
しかも今度は漫画家自ら監督。
海の向こうの漫画家も大ヒット作を抱えると、ホームランボールを落札(トッド・マクファーレン)できるだけでなく、映画も監督できるのか・・・。
さぞかし自己慢チキな映画だろうなと思ってたら、ちゃんとタランティーノ&ロドリゲスラインの映画になってました。
ヘンにハリウッド職人監督にまかせなくてよかったわ。

ハードボイルド、フイルムノワールの影響が濃い男根映画のはずなんですが、思い出すのは女優のことばかり。
●「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のサルマ・ハエックより着エロ!
誰かのMTVみたいに、登場シーンにはいつも髪の毛がなびくジェシカ・アルバ。
●「キル・ビル」のゴーゴー夕張より出番が少ないのに、一番印象に残っているミホ:デヴォン青木。
卍手裏剣なんてアイテム久々に見たわ!
●「ジャッキー・ブラウン」のパム・グリアよりSEXYなロザリオ・ドーソン。
若いからあたりまえか!
●「8マイル」のビッチは、ハスキーボイスに磨きをかけてきたぞ!
ブリタニー・マーフィー!

一方、男根陣は、
●「ヘルボーイ」ライクな特殊メイクなのか、実際にここまで酒太りになったのかわからないミッキー・ロークなんて、言われないとわからないよ!
映画界のノムさん再生工場、タランティーノのようにできるかな?
●ルトガー・ハウアーのツルッパゲには、「セカチュー」長澤まさみ&綾瀬はるかのように決意が感じ取られるが、単に薄くなってきただけか?
●「光る眼」のような光るメガネのイライジャ・ウッドは、まんま60年代SF映画。
「マーズ・アタック!」かと思ったぞ!
●真性ロリータ役のニック・スタールは、整形してイエローバスタードになるが、イエローモンキー姿はロリコン大国ニッポン人の暗喩か?
こういうやつらの肉棒は、斬らんと治らんわ!
と、こんなん。

なんて、ホントは男も女も街全部が、スッゲーかっこよかった。
正直、ストーリーをまともに追っかけるより、提供された映像に素直に熱狂するのがいいのですが、年をとったせいか、そういう楽しみ方は、年々できなくなってきました。
井筒カントクは例のごとく、この映画には怒り心頭のようですが、こういう映画も楽しめるような度量くらいはいつまでも持ちたいものです。
でも、ちょっと「オールドボーイ」を思い出したので、評価は低めです。


★★1/2

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4 コメント

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ブリタニー・マーフィー (にら)
2005-10-14 22:33:51
その昔見た『ブルックリン最終出口』のジェニファー・ジェイソン・リーを彷彿とさせた『8mile』の彼女。

いつかブレイクした時に映画評論家どもからカネふんだくるために「映画界のブリちゃん」の呼称を特許庁へ申請しようと思ってましたが、ここへきてアルバちゃんやデヴォンちゃんのほうが先にブレイクしそうで、村上ファンドになれないことを痛感する日々。



てなわけで、コメント&TB&リンクありがとうございます。
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井筒さんは (chishi)
2005-10-16 00:04:50
そっか、怒り心頭だったんだ。

それもどうかと思うなぁ…聞いてて腹立たしいことあるし。

男も女も色気たっぷりだったのは間違いないっすね(笑)
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にらさんへ (aq99)
2005-10-21 22:28:49
デヴォーンは、映画でこそ、ですね~。

「空飛ぶグータン」の番宣で見たけど、サムライレーベルの日系ギャルみたいなふ雰囲気プンプンでした。

まぁ「2」でのデヴォーンは出ば~んが多くなりそうですね。
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chishi さんへ (aq99)
2005-10-21 22:30:58
あんなの見てるから若者がうんぬんかんぬん・・・。ラジオで言ってました。ジジイです。

それでも「パッチギ」続編、おめでとうですね。
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