『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「ヘアスプレー」 ストップ岡田斗司夫

2007年10月25日 | 映画
最初からず~っと音楽!
音楽/ミュージカル映画は苦手やと『ドリームガールズ』の時に言うてましたが、コレは全然イケましたわ!
映画は60年代のアメリカを描いてるのに、80年代のノリが感じられたんは、シンディ・ローパーの声に似とったからかな~?
まぁ、オリジナルは80年代の映画やからね~。

ぽっちゃり娘は決してストライクゾーンやないけど、この娘の友だちのアマンダ・バインズたんと2ショットで写ってる画面の時は不二家のポップキャンディを口に咥えてるアマンダたんばっかり見てました(『ロイヤル・セブンティーン』の時はそれほどカワイイと思わんかったけど、成長したんかな~?)。
お母んと一緒の時は、もちろん特殊メイクトラボルタを。
親父と一緒の時は、『ちりとてちん』の松重豊みたいに、怖い顔やのに話のわかるエエパパのギャップが楽しいクリストファー・ウォーケンを。
そんで悪もんと一緒の時は、復活がうれしいミシェル・ファイファーの足ばっかり見てました。
でも、踊ってる時はこのぽちゃっ娘に釘付け。
あと笑てる時も。
キャスティングがバッチリやったな~。
アマンダたんの彼氏、ちょっと大沢たかおに似とったわ。
トラボルタは、ぜ~ったい、フィーバーポーズを決めると思っとったんやけどな~。
でも、やらんでよかったです。
安いパロディ映画みたいになっちゃうんでね。

エンディングのタイトルバックも凝ってました。
そん時にわかったんやけど、音楽が『サウスパーク/無修正映画版』、『天使にラブ・ソングを…』のマーク・シェイマンやってんね。
道理で「GOOD MORNING BALTIMORE」の歌詞に露出狂が出てくるはずやわ!

「ありのままの姿でええやん!」というわけでメガ食ブームを肯定してしまってますが、オゾン層を破壊するフロンガスを撒き散らすヘアスプレー普及に加担してた彼女が、最後ヘアスプレーを使わない髪形で登場するところは、環境にも配慮してます。
番組、降ろされるけど・・・。
ダイエットで激ヤセした某オタク評論家は、「痩せていいことばっかりや!」と言うてるけど、愛嬌のなくなった普通のおっさんの顔で、オタクを語ってる姿はイヤミにしか見えへんで。


★★★1/2