『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「シッコ」 フライドポテトと呼ぶわけだ

2007年10月19日 | 映画
「え!カナダでは無料なの?」
「イギリスでは、交通費までもらえるの?」
「フランスでは??もうそれ以上は聞きたくないよ!ワーワーワー」
確信犯的にアホのフリして世界中で医療費のことを聞き回るマイケル・ムーアに神のネタが降りてきた。
「9・11」でボランティア的に救助活動をしたばっかりに病気になってしまった人たちを船に乗せて、断られるのを承知でグアンダナモ経由、キューバ行き。
そこで無料治療&激安薬獲得!と、ここまでは計算されてたと思うけど、その後のキューバ消防局の人からプチ講演依頼。
ここは、泣けますな~。

この映画を見て、日本の医療保険制度がマシやな~と思たわ。
ほとんど病院の世話になってない独身時代は、高い保険料払わされるのんが胸くそ悪かったけど、子供が生まれて、しょっちゅう病院のお世話になってからは、乳幼児医療助成制度の恩恵に預かり、ホント助かりますわ~。
子供って、心配しすぎてしすぎることはないからね!
そんで、早めに見つけて早めに治す!
将来的に医療費の節約にもつながってるんだから。
娘の中耳炎の治療に坊やも連れて行った時、ついでに診てもらったら、坊やの方がひどい中耳炎に患っていて、早いこと治療できたおかげで大事には至らんかったよ~。
あと、娘の眼鏡(遠視用ですが)も医療矯正具として認定してくれてて、全額やないけど補助金が出たり、助かります。
違法すれすれでカナダに越境通院してる女の人みたいに、こういう裏技は知っとかな損やということですな。
アメリカで運悪く保険屋の世話にならなあかんようになったら、「マイケル・ムーア」の名前をちょっと出すとええんやろか?


★★★